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2024/09/09 00:00  | 今週の動き |  コメント(0)

今週の動き(9/8~14)ハリスとトランプの経済政策、タイのペートンタン政権、ハリス対トランプのTV討論会


ワールドカップ予選で日本代表が中国代表を7-0で撃破。すごかったですね。前回22年のワールドカップの主力がそろった最強の布陣で、見ているだけで眼福でした。次の相手はバーレーン。楽しみです。

さて、今週も米大統領選です。ハリスとトランプの経済政策、最新の世論調査、そして今週のテレビ討論会についてポイントを余すところなく取り上げます。また読者の方からのリクエストに応え、タイの情勢についても解説します。

【目次】

1.先週の動き
(1)ハリスとトランプの経済政策
(2)タイのペートンタン政権の発足
2.今週の動き
 ● ハリス対トランプのテレビ討論会
3.近況報告
4.あとがき

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先週の動き
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9/1(日)
・イスラエル各地でネタニヤフ首相にハマスとの人質返還と停戦の合意を求める大規模な抗議デモ

9/2(月)
・レイバーデー
・ハリス副大統領がミシガン州デトロイト、ペンシルベニア州ピッツバーグ、ウォルズ知事がウィスコンシン州ミルウォーキー、ミネソタ州セントポールでの労働組合のイベントに参加
・台北地方法院が台湾民衆党の柯文哲党首に対する勾留請求を却下
・ウクライナのゼレンスキー大統領とオランダのスホーフ首相がザポリージャ州を訪問
・イスラエル最大の労組「労働総同盟(ヒスタドルート)」がゼネストを開始
・ローマ教皇がインドネシア、パプアニューギニア、東ティモール、シンガポールを訪問(~13日)

9/3(火)
・NYのブルックリン連邦地検がNY州のホークル知事のリンダ・スン元次席補佐官を中国政府に便宜を図る「外国の代理人」としての活動等の容疑で起訴
・ロシアの「軍国主義日本に対する勝利と第2次大戦終結の日」
・ロシア・モンゴル首脳会談(ウランバートル)
・東方経済フォーラム(ウラジオストク、~6日)
・ロシア軍がウクライナのポルタワ州ポルタワ市をミサイルで攻撃

9/4(水)
・ハリス副大統領がニューハンプシャー州ポーツマスで選挙集会(追加の経済政策を発表)
・トランプ前大統領がFOX主催のペンシルバニア州ハリスバーグでのタウンホールに参加
・米共和党のリズ・チェイニー下院議員がハリス副大統領への支持を表明
・ファイナー大統領次席補佐官(国家安全保障担当)がキーウを訪問

9/5(木)
・ハリス副大統領がペンシルベニア州ピッツバーグを訪問(~10日)
・トランプ前大統領がNY経済クラブで講演(NY)
・LAの連邦地裁でハンター・バイデンの脱税容疑に関する裁判の公判(有罪を認める)
・台北地方法院が台湾民衆党の柯文哲党首に対する勾留請求を認める決定
・ウクライナの最高会議が副首相、外相を含む閣僚8人の人事を承認
・フランスのマクロン大統領がバルニエ元外相を首相に指名
・日豪外務・防衛担当閣僚協議(2+2)(キャンベラ)

9/6(金)
・NY州地裁がトランプ前大統領に不倫の口止め料支払いに関する業務記録の改竄に関する犯罪についての量刑判決を11月26日まで延期すると発表
・ノースカロライナ州での郵便投票が延期
・米共和党のチェイニー元副大統領がハリス副大統領への支持を表明
・米主催のウクライナへの軍事支援に関する多国間会議(ドイツ・ラムシュタイン空軍基地)
・タイでペートンタン首相率いる連立内閣が発足
・日韓首脳会談(ソウル)

9/7(土)
・トランプ前大統領がウィスコンシン州モシニーで選挙集会
・アルジェリア大統領選挙

●ハリスとトランプの経済政策

9月になり、レイバーデーを過ぎて、米大統領選まであと2か月となりました。選挙戦はもう最終局面に入ろうとしています。

かねてからお伝えしているように、最近の大統領選では期日前投票が投票の大部分を占めています。20年大統領選では、投票日当日に直接投票した有権者はわずか30%でした。

コロナによって郵便投票が大幅に増えたこともありますが、ほとんどの州でインフラが整備されたことにより、期日前投票はもはや通常のプロセスとして定着しています。今年の選挙戦ではトランプ陣営も熱心に投票を呼び掛けています(20年大統領選のときは選挙不正を主張して郵便投票の取りやめを訴え、日本でもトランプ支持者が大いに喧伝していたものですが、今はこの論争はどこへやらという趣きです)。

郵便投票は先週からノースカロライナ州で口火を切る予定でしたが、選挙戦から撤退したロバート・F・ケネディ・ジュニア(RFKジュニア)の名前が投票用紙に残っており、RFKジュニアがその削除を要請したため、同州での郵便投票は直前で延期されました。予想外の展開でしたが、準備が整い次第実施される見込みであり、他の州でも今月から期日前投票が次々に開始されます。

こうした中、ハリス副大統領とトランプ前大統領の両陣営はラストスパートをかけています。激戦州を中心に、選挙広告を大量に流し、連日のように両大統領候補が選挙イベントを開催し、今週、初のテレビ討論会に臨みます(討論会については「今週の動き」で述べます)。

ハリスはポーツマスでの選挙集会で、先月(以下の記事参照)に続いて新たな経済政策を発表しました。キャピタルゲインへの課税と起業の税額控除の拡大を発表し、富裕層の負担増と中小企業への支援を重視する姿勢を強調しました。

「ハリスの経済政策発表」(8/19)
 
一方、トランプもNY経済クラブで講演しました。法人税の引き下げや政府系ファンドの立ち上げなどの経済政策案を発表しました。

これら最新の動向のポイントについて解説した上で、直近の世論調査のデータも参照しつつ、大統領選の展望をお伝えします(※メルマガで解説)。

●タイのペートンタン政権の発足

タイでは先月、セター首相(当時)が最高裁の判決によって解任され、タクシン元首相の次女であるペートンタン・タイ貢献党党首が後任首相に就任しました。

セター政権は1年足らずで退陣に追い込まれました。しかし、新首相はセターと同じ党の出身で、連立政党や閣僚もほとんど変わっていません。

タイでは何が起こっているのか。今後どうなるのか。近年のタイ政治のポイントについては、セター政権が発足した後、以下の記事で解説しましたが、最新の動きを踏まえて解説します(※メルマガで解説)。

「現地レポート(タイ)」(23/9/11)
 
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今週の動き
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※ハリス対トランプのテレビ討論会など。メルマガで解説します。

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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます。

※メルマガをご覧下さい。

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あとがき
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フランス名優アラン・ドロンさん死去 家族破局の悲劇的結末(8月19日付BBC)

先月のことですが、アラン・ドロンの訃報がありました。88歳、以前から健康状態の悪化が伝えられていましたが、また一つの時代が終わったことを実感させました・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。

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