・バングラデシュでムハマド・ユヌス率いる暫定政権が発足

8/9（金）
・ハリス副大統領がアリゾナ州フェニックスで選挙集会
・米国のラテンアメリカ市民連合（LULAC）がハリス副大統領への支持を表明
・トランプ前大統領がモンタナ州ボーズマンで選挙集会
・中国商務省がEUの中国製EVに対する追加関税はWTO規則に違反するとしてWTOに提訴
・ロシア軍がウクライナのドネツク州コンスタンチノフカのスーパーマーケットを攻撃
・岸田首相がカザフスタン、ウズベキスタン、モンゴルを訪問（～12日）

8/10（土）
・ハリス副大統領がネヴァダ州ラスベガスで選挙集会
・ウクライナのゼレンスキー大統領が国民向けメッセージでウクライナ軍のクルスク州への越境攻撃を認める

●ハリス・トランプのTV討論会の開催

ハリス副大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会が9月10日に開催されることになりました。

もともとバイデン大統領とトランプが同日にABC主催で行うことに同意していましたが（以下の記事参照）、その後、トランプがABCのように民主党に偏向しているメディア主催で受けるつもりはないとして、拒否する姿勢を見せていました。

・「バイデン・トランプのTV討論会の開催」（5/20）

しかしハリス陣営から「トランプは逃げている」と批判されると、今度はトランプは、討論会は、ABCに加え、9月4日にFOX主催、同25日にNBC主催で計3回行うべきと主張。ハリスはFOXとNBCについては立場を示さず、とりあえずABC主催の討論会だけ実現することが決まりました。

ハリスの勢いに衰えは見えず、世論調査の支持率と好感度は上昇を続けています。先週はミネソタ州のティム・ウォルズ知事を副大統領に指名しましたが（この指名については次項で解説します）、それから24時間で3,600万ドルという巨額の献金を集めました。ここ3週間での資金調達額は5億ドル近くに達しています。

ハリスとウォルズのコンビは、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州、ミシガン州、アリゾナ州で相次いで選挙集会を開催しました。一方、トランプ陣営は、副大統領候補のJ・D・ヴァンス上院議員が単独でフィラデルフィア州とウィスコンシン州で選挙集会を行ったものの、トランプ自身は記者会見やインタビューの他、選挙集会はモンタナ州で行うにとどまりました。

こうした最新の状況を踏まえ、現時点での大統領選のポイントと展望について解説します（※メルマガで解説）。

●ウォルズの民主党副大統領候補指名

ハリス副大統領がミネソタ州のティム・ウォルズ知事を副大統領候補に指名しました。2人は早速、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州、ミシガン州、アリゾナ州という重要な激戦州で連日選挙集会を開催しました（ノースカロライナ州とジョージア州でも行う予定でしたが、熱帯低気圧のために延期されました）。

前回の記事（以下のリンク参照）で述べたとおり、ウォルズは副大統領候補の有力候補の一人でしたが、最終的に選ばれるのはやや意外でした。ウォルズの指名の意義について解説します（※メルマガで解説）。

・「ハリスの大統領候補確定」（8/5）

●ウクライナ軍のクルスク作戦

ウクライナ軍が8月6日からロシアのクルスク州に向けて大規模な越境攻撃を仕掛け、ロシア領土内に進出しました。そのスピードは目覚ましく、数日間で国境から35キロの地点まで進み、350平方キロの領域を掌握、同州スジャのガス関連施設も制圧したと伝えられています。

ゼレンスキー大統領は当初、「ウクライナ軍は驚かせることもできるし、成果も出せる」と述べるにとどめ、越境攻撃への言及を避けていましたが、週末には攻撃を正式に認めました。ロシア軍は防衛のために周辺から増援の部隊を投入し、ロシア領内で激しい攻防戦が展開されています。

今回のウクライナの攻勢は、これまでの戦闘とは様相が異なり、多くの専門家を驚かせるものでした。その意義と今後の展望について解説します（※メルマガで解説）。

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あとがき
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■ パリ五輪　スケボー女子　開選手 2大会連続のメダル なぜ日本は強いのか？　関係者が明かす 日本特有の3つの理由とは（8月7日付日テレ）
■ スケボー女子パーク表彰台の3人　ルーツは日本、連絡取り合う仲（8月7日付朝日新聞）

スケボーやブレイキンといった新種目での日本人選手の活躍が目立っています。こういったストリート系の競技で日本がこれほどまでに強いのは、意外な感じがしなくもありませんが、その理由を解説した記事です･･･（※ここから先はメルマガをご覧下さい）。