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2024/07/15 00:00  | 今週の動き |  コメント(0)

今週の動き(7/14~20)バイデンの進退、フランス議会選、米共和党大会


3連休ですね。猛暑は週末に少し和らいだようですが、すっかり真夏の気分ということで、夏休み旅行の方も多いでしょうか。

さて今週は、前回から続いてバイデンの進退問題(今後、毎週取り上げることになりそうです)、サプライズとなったフランスの選挙、そして今週予定される米共和党大会を取り上げます。

トランプ前大統領の選挙集会で銃撃が発生するという衝撃的な事件がありましたが、これについては追って別稿で解説します。

【目次】

1.先週の動き
(1)バイデンの進退問題
(2)フランス議会選
2.今週の動き
 ● 米共和党大会
3.今週の映画
4.近況報告
5.あとがき

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先週の動き
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7/7(日)
・フランス国民議会選挙(決選投票)(1位左派連合、2位与党連合、3位国民連合)
・フランスのアタル首相が辞意を表明
・英国のヒーリー国防相がキーウを訪問

7/8(月)
・バイデン大統領が民主党議員に大統領選からの撤退を否定する書簡を送付
・バイデン大統領の主治医が1月にホワイトハウスでパーキンソン病の専門医と面会していたとNYタイムズが報道(ホワイトハウスの報道官はバイデン大統領はパーキンソン病の治療を受けていないと説明)
・米財務省が米軍施設等に隣接する不動産の取引に関する対米外国投資委員会(CFIUS)の審査対象を拡大する規則制定案公告を発表
・米共和党全国委員会の政策綱領委員会が政策綱領案を採択
・中・ハンガリー首脳会談(北京)
・ロシア軍がウクライナ各地をミサイルで攻撃
・日比外務・防衛担当閣僚協議(2+2)(マニラ)

7/9(火)
・NATO首脳会議(バイデン大統領が演説)(ワシントンDC、~11日)
・米共和党が党綱領案を発表
・韓国の尹錫悦大統領がホノルルの米インド太平洋軍司令部を訪問
・印ロ首脳会談(モスクワ)

7/10(水)
・米英首脳会談(ワシントンDC)
・日韓首脳会談(同)
・中・バングラデシュ首脳会談(北京)
・中国軍の航空機37機の台湾海峡付近での活動と「中間線」超えを台湾国防部が発表
・英・ウクライナ首脳会談(ワシントンDC)
・イスラエルとハマスの停戦交渉の再開(ドーハ)
・タイ上院選の結果発表(保守派が7割の議席を獲得)
・日韓防衛実務者対話(東京)

7/11(木)
・米・ウクライナ、米韓首脳会談(ワシントンDC)
・バイデン大統領がNATO首脳会議の式典と会議後の記者会見で失言
・バイデン大統領と民主党のジェフリーズ下院院内総務が会談
・トランプ前大統領とハンガリーのオルバン首相がマール・アラーゴで会談(フロリダ州パームビーチ)
・インド太平洋パートナー(IP4、日韓豪NZ)・ウクライナ首脳会談(同)

7/12(金)
・米ロ国防相電話会談
・中・ソロモン諸島、中・バヌアツ首脳会談(北京)
・日独首脳会談(ベルリン)

7/13(土)
・トランプ前大統領が選挙集会で銃撃を受ける(ペンシルベニア州バトラー)

●バイデンの進退をめぐる論争

バイデン大統領が大統領選に出馬すべきかについて論争が続いています。バイデンに公然と撤退を求める民主党議員は19人(下院18人、上院1人)に上りました。民主党への熱心な献金者として知られる俳優のジョージ・クルーニーもNYタイムズへの寄稿で撤退を求めました。

一方、バイデンは選挙戦にとどまることを引き続き明言しています。先週初めに民主党議員に撤退を否定する書簡を送り、メディアへのインタビューや記者会見で繰り返しその強い意思を示しました。ペローシ元下院議長、シューマー上院院内総務ら民主党指導部や黒人議員の大御所であるクライバーン下院議員らは「バイデンの決断に従う」と述べています。

バイデンはこれまで消極的だったメディアへのインタビューや記者会見に積極的に臨み、質疑応答する姿を見せるようになっています。しかしNATO首脳会議最終日の式典ではゼレンスキー大統領を「プーチン大統領」と呼び、会議後の記者会見ではハリス副大統領を「トランプ副大統領」と呼ぶ失態を見せました。

こうした最新の状況を踏まえ、バイデンの進退をめぐる論争について、今後の展望を解説します(※メルマガで解説)。

●フランス議会選挙

フランス議会選挙(下院、定数577)の決選投票が行われました。結果は以下のとおりでした。

1 左派連合 新人民戦線(NPF) 180(+49)
  ・不服従のフランス(LFI)
  ・社会党(SOC)
  ・エコロジー党(ECO)
  ・民主・共和主義左派(GDR)
2 与党連合 アンサンブル 159(▲86)
  ・再生(RE)
  ・民主運動(DEM)  
  ・地平線(HOR)
3 急進右派 国民連合(RN) 142(+53)
4 中道右派 共和党(LR) 39(▲25)

前回の記事(以下のリンク参照)でお伝えしていた予想を裏切り、左派連合が躍進、国民連合は3位に終わるというサプライズとなりました。今回の選挙結果を踏まえ、あらためて今後の展望を解説します(※メルマガで解説)。

「フランス議会選挙」(7/8)

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今週の動き
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※米共和党大会など。メルマガで解説。

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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます。

※メルマガをご覧下さい。

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今週の映画
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します。

※メルマガをご覧下さい。

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あとがき
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世界一美人なAIを決める賞金付きAIミスコンの結果が発表される(7月12日付Gigazine)

なるほど、こういうアイデアも出てくるのですね。画像の美しさだけでなく、コミュニケーション能力なども審査対象になっているとのこと・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。

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