2024/07/01 00:00 | 今週の動き | コメント(2)
今週の動き(6/30~7/6)バイデン・トランプの第1回TV討論会、イラン大統領選、フランス議会選、英総選挙
さて、今週は、待ちに待ったトランプ対バイデンのテレビ討論会がメインテーマになります。そして選挙イヤー真っ盛りということで、イラン大統領選、フランス議会選、英国総選挙について解説します。
【目次】
1.先週の動き
(1)バイデン対トランプの第1回テレビ討論会
(2)イラン大統領選
2.今週の動き
(1)フランス議会選
(2)英国総選挙
3.今週のドラマ
4.近況報告
5.バックナンバー
6.あとがき
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先週の動き
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6/24(月)
・中・ポーランド首脳尾会談(北京)
・EU外相理事会(ルクセンブルク)
・ウクライナのゼレンスキー大統領がユーリ・ソドル統合軍司令官の解任(アンドリー・フナトフ准将が後任)を発表
6/25(火)
・米ロ国防相電話会談
・米・イスラエル国防相会談(ワシントンDC)
・中国全人代の常務委員会(北京、~28日)
・世界経済フォーラム夏季会合(夏季ダボス会議)(大連、~27日)
・国際刑事裁判所(ICC)がロシアのゲラシモフ参謀総長とショイグ元国防相に対する逮捕状を発行
・イスラエル最高裁がユダヤ教超正統派の兵役免除は不平等として政府に徴兵を求める判決
・ケニアで増税法案に反対する大規模な抗議デモ
6/26(水)
・NATO加盟国がオランダのルッテ首相を次期事務総長に選出
・日米韓商務・産業相会合(ワシントンDC)
・米自治領サイパン島の裁判所がジュリアン・アサンジに米スパイ活動法違反の禁錮5年2月の有罪判決(アサンジは司法取引で釈放)
・北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射したと韓国軍合同参謀本部が発表(北朝鮮は多弾頭ミサイルの発射成功を発表)
6/27(木)
・米大統領候補の第1回テレビ討論会(アトランタ)
・日米韓の共同訓練「フリーダム・エッジ」(~29日)
・中国共産党の中央政治局会議(李尚福前国防相と魏鳳和元国防相の党籍を剝奪)(北京)
・EU首脳会議(フォンデアライエン欧州委員長の再任、ポルトガルのコスタ元首相の欧州理事会議長の指名、エストニアのカラス首相の外交安全保障上級代表の指名を決定)(ブリュッセル、~28日)
6/28(金)
・バイデン大統領がノースカロライナ州ローリーの選挙集会で演説
・トランプ前大統領がバージニア州チェサピークの選挙集会で演説
・米連邦最高裁が21年1月の連邦議事堂襲撃事件で起訴された参加者の1人による罪の一部の破棄請求を認める判決
・米連邦最高裁がシェブロン法理を否定する判決
・北朝鮮の朝鮮労働党の中央委員会総会(平壌、~29日)
・イラン大統領選挙(1位ペゼシュキアン、2位ジャリリ公益判別会議メンバー、7/5に決選投票)
・イスラエル軍がレバノン南部にあるヒズボラの拠点を攻撃
・モンゴル総選挙(与党モンゴル人民党が勝利)
・アルゼンチンで大型改革法が成立
●バイデン対トランプの第1回テレビ討論会
バイデン大統領とトランプ前大統領の第1回テレビ討論会がCNN主催でジョージア州アトランタで開催されました。
すでに多くの報道が出ていますが、バイデンのパフォーマンスは不評で、討論会直後に民主党関係者は「パニック」に陥ったと報じられました。CNNの調査によれば、トランプが勝者との回答は67%、バイデンが勝者との回答は33%で、完全に明暗を分けました。NYタイムズはバイデンに大統領選からの撤退を求める社説を掲載しました。
今回の討論会のポイントと今後の大統領選の見通しを解説します。トランプの副大統領候補についてもコメントします(※メルマガで解説)。
●イラン大統領選挙
イランで大統領選挙が行われました。結果は以下のとおりでした。
1 マスード・ペゼシュキアン 国会議員(元保健相) 42.5%
2 サイード・ジャリリ 公益判別会議メンバー(元国家最高安全保障評議会書記) 38.6%
3 ムハンマド・バーゲル・ガリバフ 国会議長(元革命防衛隊空軍司令官) 13.8%
4 モスタファ・プルモハンマディ 闘士聖職協会事務局長(元司法相) 0.88%
いずれの候補者も過半数には足りず、ペゼシュキアンとジャリリが7月5日に予定される決選投票に臨むことになりました。投票率は40%と前回の48.5%からさらに下がり、過去最低を更新しました。
前回の記事(以下のリンク参照)で述べた予測と異なる部分がありましたが、おおむね予想の範囲内だったといえます。結果を踏まえてあらためて今後の展望を解説します(※メルマガで解説)。
・「イラン大統領選挙」(6/24)
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今週の動き
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※フランス議会選挙、英国総選挙など。メルマガで解説。
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今週のドラマ
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します。
※メルマガをご覧下さい。
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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます。
※メルマガをご覧下さい。
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あとがき
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■ 日本人家族を助けた中国人女性が死亡 地元政府などが称賛(6月29日付BBC)
大変痛ましい出来事です。上川外相と金杉大使も、胡友平さんの死を悼み、深い感謝と敬意を表明していました。
中国でも弔意と称賛のコメントが寄せられ、中国外交部の報道官や蘇州市も勇気ある行動として称えているとのこと。私も心からお悔やみと敬意を表したいと思います(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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2 comments on “今週の動き(6/30~7/6)バイデン・トランプの第1回TV討論会、イラン大統領選、フランス議会選、英総選挙”
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大統領討論会後の情勢解説、ありがとうございました。結局バイデンが続投で今後も振り子が左右に振れる展開なのですね.
フランス総選挙も大方の予想通りのようですが、今後も世界情勢の秀逸でユニークな解説をお願いします!
こちらこそコメントありがとうございます。
米大統領選も各国の選挙も、引き続き独自の視点と情報に基づき、緻密にフォローします!