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2024/04/29 07:00  | 今週の動き |  コメント(0)

今週の動き(4/28~5/4)ブリンケン訪中、TikTok規制法、トランプ・麻生会談


先週末から大型連休ですね。関東でも夏日どころか真夏日になるところもあって、驚くほど暑いゴールデンウィークになりそうです。夏の先取りのような感じで、それはそれで楽しそうですが、体調にはお気をつけ下さい。

昨日投開票された衆院東京15区(江東区)補選の街頭演説を見る機会があったのですが、暑さに加えて候補者たちの個性的なパフォーマンスが目立ち、大変な熱気でした。あまりにも個性的で、候補者同士の論戦(?)が過剰に白熱していたこともあったと思いますが・・永田町ディープスロートさんの解説が楽しみです。

今週はいつもより軽めの話題が多くなりました。すでに休暇モードの方も多いかと思いますので、肩の力を抜いてお楽しみ下さい。

【目次】

1.先週の動き
(1)ブリンケンの訪中
(2)TikTok規制法
(3)トランプ・麻生会談
2.今週の動き
3.今週のドラマ
4.近況報告
5.あとがき

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先週の動き
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4/21(日)
・中・カンボジア外相会談(プノンペン)
・イランのハメネイ最高指導者が軍幹部との会合で演説(イスラエルへの攻撃を称賛)
・モルディブ議会選挙(ムイズ大統領が率いる人民国民会議(PNC)が圧勝)

4/22(月)
・米・ウクライナ首脳電話会談
・米比合同軍事演習「バリカタン」(フィリピン、~5/10)
・NY州地裁でトランプ前大統領の不倫の口止め料支払いに関する業務記録の改竄容疑の事件の冒頭陳述
・中国の王毅首相とカンボジアのフン・マネット首相が会談(プノンペン)
・西太平洋海軍シンポジウム(青島)
・北朝鮮が弾道ミサイルを発射
・イスラエル軍がハリバ参謀本部諜報局長の辞任を発表
・国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の中立性を評価する独立調査団が調査結果を公表
・ドイツ連邦検察庁が中国のスパイ活動に関わったとしてドイツ人3人を逮捕したと発表
・EU外相理事会(ルクセンブルク)

4/23(火)
・米財務省がイランの民間企業2社と活動家ら4人を米国へのサイバー攻撃を理由に制裁対象に加えたと発表
・ドイツ連邦検察庁が中国のスパイ活動に関わったとしてドイツ人の男を拘束したと発表
・ロシア連邦捜査委員会がイワノフ国防次官を収賄容疑で拘束したと公表
・トランプ前大統領と自民党の麻生副総裁が会談(NY)

4/24(水)
・米国でウクライナ支援(608億ドル)、イスラエル支援(264億ドル)、インド太平洋支援(80億ドル)、TikTok規制等の法が成立
・アリゾナ州下院が人工妊娠中絶をほぼ全面禁止した1864年成立の州法を廃止する法案を可決
・アリゾナ州大陪審がジュリアーニ元NY市長、メドウズ元大統領首席補佐官を含む18人を20年大統領選の結果を覆すため詐欺行為を行った容疑で起訴
・イスラエル軍が北部で活動していた2つの部隊のガザへの動員を表明
・英独首脳会談(ベルリン)
・北マケドニア大統領選挙(1位ゴルダナ・シルヤノフスカ・ダフコバ議員、2位ペンダロフスキ大統領、5/8に決選投票)

4/25(木)
・ブリンケン国務長官と上海市の陳吉寧・共産党委書記が会談(上海)
・米英カナダがイランへの追加制裁を発表
・米連邦最高裁でトランプ前大統領の免責特権の事件の口頭弁論
・保守政治行動会議(CPAC)(ブダペスト、~26日)
・米国の24年1~3月期の実質GDP成長率(速報値)の発表(前期比+1.6%)
・朝鮮人民軍の創設記念日(建軍節)

4/26(金)
・米中外相会談、ブリンケン国務長官と中国の習近平国家主席が会談(北京)
・オースティン国防長官がウクライナへの60億ドルの軍事支援を表明
・中国で関税法が成立
・ベトナム共産党の中央執行委員会がフエ国会議長の辞任を承認

4/27(土)
・バイデン大統領がホワイトハウス記者会主催の夕食会に出席
・中国の王滬寧全国政協主席と台湾の国民党の立法委員17人が会談(北京)

●ブリンケンの訪中

ブリンケン国務長官が23年6月以来、10か月ぶりに訪中し(前回の訪中は以下の記事参照)、習近平国家主席、王毅外相らと会談しました。ブリンケンは上海にも立ち寄り、同市の陳吉寧・共産党委書記、米経済界の関係者、NY大学上海校の学生らにも会いました。今回の訪中の意義について解説します(※メルマガで解説)。

「ブリンケンの訪中」(23/6/26)

●TikTok規制法の成立

米上院で、ウクライナ支援(608億ドル)、イスラエル支援(264億ドル)、インド太平洋支援(80億ドル)、TikTok規制等を一つにまとめた法案が可決され、バイデン大統領の署名を経て同法が成立しました。前回の記事(以下のリンク参照)で述べたとおりの展開でした。

「ウクライナ支援法案の下院可決」(4/22)

ウクライナ、イスラエル、インド太平洋への支援については、これまでの記事で詳しく解説し(インド太平洋=台湾への支援については前項参照)、日本のメディアもそれなりに取り上げているので、読者の方々もポイントをつかまれていると思います。一方、TikTok規制については、日本ではしっかりとした解説を見ることがほとんどなく、本メルマガは早くから取り上げてきたものの、今後の見通しが不透明なので、分かりにくいと感じている方も多いと思います。そこであらためてポイントを述べます(※メルマガで解説)。

●トランプ・麻生会談

自民党の麻生副総裁がNYを訪問し、トランプタワーでトランプ前大統領と会談しました。

トランプは自身のXに麻生副総裁を迎える写真を掲載し、トランプタワーに向かい入れるところもメディアに撮影させました。麻生副総裁のことを「日本の国内外で非常に尊敬されている人だ。私が好きな人だ。親愛なる友人であるシンゾー(安倍元首相)を通して知っている人だ。シンゾーは偉大な人物だった」「我々はもっとお互いをよく知るべきだ」「日本は偉大な国だ。我々は日本の人々を尊敬している」と述べ、厚遇ぶりを強調しました。

今回の会談の意義について解説します。バイデン政権の高官が不快感を示したとの報道があり、日本国内でも物議を醸しているようですが、私の個人的な経験もまじえてコメントします(※メルマガで解説)。

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今週の動き
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(※メルマガで解説。)

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今週のドラマ
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します(※メルマガをご覧下さい)。

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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます(※メルマガをご覧下さい)。

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あとがき
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中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白(後編)(4月23日付Newsポストセブン)

週刊誌のウェブ記事ですが、これはかなり貴重な証言ではないでしょうか。抗日ドラマに直接関わった日本人がその舞台裏を語るということ自体がそうあることではなく、私にとっては新鮮な内容でした(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。

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