2024/03/04 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(3/3~9)ミシガン州予備選、トランプ免責特権、政府閉鎖の回避、イスラエルとハマスの停戦交渉、スーパーチューズデー、一般教書演説
【目次】
1.先週の動き
(1)ミシガン州予備選
(2)トランプの免責特権の最高裁審理
(3)政府閉鎖の回避
(4)イスラエルとハマスの停戦交渉
2.今週の動き
(1)スーパーチューズデー
(2)バイデンの一般教書演説
3.今週の映画
4.近況報告
5.あとがき
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先週の動き
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2/25(日)
・チャールズ・コークが設立した保守系政治団体「繁栄のための米国民(AFP)アクション」が大統領選に出馬している共和党のヘイリー元国連大使への支援を停止するとの報道
・中国海警局が金門島付近の海域でパトロールを行ったと発表
・ウクライナのゼレンスキー大統領が記者会見(ウクライナ軍の死者数は3万1,000人と発表)
・ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長がナワリヌイの死因は血栓と発言
・パレスチナ自治政府のシュタイエ首相が辞意を表明
・米空軍の関係者が在米イスラエル大使館前でイスラエルへの抗議のため焼身自殺
・ベラルーシ議会選挙(与党ベラヤ・ルスが大勝)
・カンボジア上院選挙(与党人民党が大勝)
2/26(月)
・米国防総省がオースティン国防長官の入院に関する報告書を公表
・米共和党全国委員会のマクダニエル委員長が辞任を発表
・中国全人代の常務委員会(北京、~27日)
・ロシア軍がドネツク州のラストチキネ、シェヴェルネ、ステポヴェの3つの集落を制圧
・仏主催のウクライナ支援に関する国際会議(パリ)
・ハンガリー議会がスウェーデンのNATO加盟を承認
・WTO閣僚会議(アブダビ、~3/1)
・ツバル議会がフェレティ・テオ元検事総長を新首相に選出
2/27(火)
・米国がイスラエルに対し米国供与の武器を使用する際、国際法を順守することを誓約する書面を3月中旬までに提出するよう要請
・米大統領選挙・ミシガン州予備選(共和党はトランプ前大統領、民主党はバイデン大統領が勝利)
・米国、タイ主導の多国間合同軍事演習「コブラゴールド」(タイ、~3/10)
・中国全人代の常務委員会最終日(国家秘密保護法案を可決、秦剛前外相の全人代代表の辞任を発表)(北京)
・ウクライナのゼレンスキー大統領とサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が会談(リヤド)
2/28(水)
・バイデン大統領がウォルター・リード軍医療センターで定期健診
・米連邦最高裁が21年1月の連邦議事堂襲撃事件に関するトランプ前大統領の起訴について大統領の免責特権に関する審理を行うと発表
・イリノイ州クック郡の巡回裁判所がトランプ前大統領の同州での大統領選の共和党予備選出馬への立候補資格を憲法修正14条3項に基づき否定する判決
・米共和党のマコーネル上院院内総務が11月に院内総務を退任すると表明
・米下院監視・司法委員会の非公開の公聴会でハンター・バイデンが証言
・G20財務相・中銀総裁会議(サンパウロ、~29日)
2/29(木)
・バイデン大統領とトランプ前大統領がテキサス州のメキシコ国境を訪問
・バイデン大統領が中国の情報通信技術を利用しているコネクテッドカーの安全保障上のリスクの調査をレモンド商務長官に指示(米商務省が規制策提案事前広告を発表)
・米軍事委員会でオースティン国防長官が証言
・アラバマ州議会が体外受精を実施する医療関係者や患者を法的に保護する法案を可決
・台湾の国民党の夏立言副主席と中国国務院台湾事務弁公室の宋濤主任が会談(上海)
・ロシアのプーチン大統領の年次教書演説(モスクワ)
・イスラエル軍がガザ北部で支援物資を待つ住民を攻撃し110人以上が死亡したとガザの保健当局が発表
・豪比首脳会談(キャンベラ)
3/1(金)
・米国で3月8日と22日までのつなぎ予算が成立
・米中央軍がフーシ派の地対空ミサイル1発を攻撃したと発表
・ロシアの反政府活動家ナワリヌイの葬儀(モスクワ)
・イラン議会選挙
3/2(土)
・米軍がガザの上空から3万8000食分の食料を投下したと発表
・米大統領選挙・共和党のアイダホ州、ミズーリ州党員集会(トランプ前大統領が勝利)
・中国の李輝ユーラシア事務特別代表がロシア、ポーランド、ウクライナ、ドイツ、フランスを訪問
・フーシ派がイエメン沖で貨物船を攻撃し沈没させたとイエメン暫定政府が発表
●ミシガン州予備選
ミシガン州予備選が開催されました。民主党と共和党それぞれの結果(得票率と獲得した代議員数)は以下のとおりでした。
(民主党)
1 ジョー・バイデン 81.1% 115
2 支持候補なし 13.2% 2
(共和党)
1 ドナルド・トランプ 68.1% 12
2 ニッキー・ヘイリー 26.6% 4
また、共和党はアイダホ州、ミズーリ州、ミシガン州でも党員集会を開催しました(ミシガン州は予備選と党員集会の両方を実施)。これらの州でもトランプが圧勝し、すべての代議員(それぞれ54、32、39)を獲得しました。
今回の予備選の結果が意味するものを解説します(※メルマガで解説)。
●トランプの免責特権の最高裁審理
米連邦最高裁が21年1月の連邦議事堂襲撃事件(Jan 6)に関するトランプ前大統領の起訴について、トランプが主張する大統領の免責特権に関する審理を行うと発表しました。4月22日の週に口頭弁論を実施するとしています。
以下の記事で述べたとおり、最高裁が本件の審理を行うことは予想されていました。しかし、ここで発表された審理日程は驚きでした。
・「トランプの免責特権と大統領選出馬資格」(2/12)
今回の最高裁の決定は大統領選の見通しに大きな影響を与える可能性があります。そのポイントを解説します(※メルマガで解説)。
●政府閉鎖の回避
米上下両院が新たなつなぎ予算を可決し、バイデン大統領が署名して、通年の歳出法案を成立させるまでの期限が3月8日と22日まで延長されました。以下の記事で述べたとおりの展開でした。
・「つなぎ予算の期限(+ウクライナ支援)」(2/26)
今後の展開についても上記記事で述べたとおりですが、少しだけ補足します(※メルマガで解説)。
●イスラエルとハマスの停戦交渉
イスラエルとハマスの停戦交渉が続けられていますが、イスラエル軍がガザ北部で支援物資を待つ住民を攻撃し、110人以上が死亡し、760人が負傷したたとガザの保健当局が発表しました(イスラエルは攻撃を否定)。こうした状況を受け、米軍はガザの上空から3万8,000食分の食料を投下したと発表しました。
停戦の展望については前回の記事(以下のリンク参照)で解説しましたが、最新の動きを踏まえ、あらためてコメントします(※メルマガで解説)。
・「イスラエルのガザ政策」(2/26)
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今週の動き
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(※スーパーチューズデー、バイデンの一般教書演説など。メルマガで解説。)
※イラン議会選挙については次回以降に取り上げます。
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今週の映画
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します(※メルマガをご覧下さい)。
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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます(※メルマガをご覧下さい)。
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あとがき
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■ 大赤字、続編未定・・「VIVANT」が海外で大コケの理由 「幽☆遊☆白書」に“惨敗”で戦略練り直しか(2月17日付デイリー新潮)
遅ればせながらドラマ『VIVANT』を見始めました。まだ途中ですが、評判どおり面白いです。海外ロケやアクションシーンは迫力があって、俳優陣も豪華ですし、テンポも良いので、楽しく見られます。しかし・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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