そういえば「～の秋」という言葉もあまり聞かなくなってきたような感じもしますが（私だけ？）、先週、編集部からは秋の味覚特集！ということで、ぐっちーさんゆかりの地、広島からのご飯のご紹介がありました。紅葉を見ても思いましたが、やはり秋を味わうことは大事ですね。ぜひご覧になってみて下さい。

■ 【期間限定】秋の天然真鯛の炊き込みご飯

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先週の動き
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11/19（日）
・イエメンの武装勢力フーシ派が紅海で「イスラエル船」を拿捕したと発表
・アルゼンチン大統領選挙決選投票（ハビエル・ミレイ下院議員が勝利）
・カーター元米大統領のロザリン夫人が死去
・マイクロソフトのナデラCEOがオープンAIのサム・アルトマン元CEOのマイクロソフトへの参加を発表

11/20（月）
・オースティン国防長官がキーウを訪問（ゼレンスキー大統領と会談、1億ドルの追加軍事支援を表明）
・中仏首脳電話会談
・中国の王毅外相とイスラム・アラブ諸国の外相が会談（北京）
・イスラエル軍がガザ北部の「インドネシア病院」を包囲
・印豪外務・防衛担当閣僚協議（2＋2）（デリー）
・日・キルギス首脳会談（東京）

11/21（火）
・イラクで米軍が駐留する基地が親イラン組織から短距離弾道ミサイル攻撃を受け、米軍が反撃して同組織の複数の戦闘員を殺害したと米国防総省が発表
・イランがロシアに弾道ミサイルの提供を検討している可能性があると米NSCのカービー戦略広報調整官が表明
・ハマスのハニーヤ指導者がイスラエルとの停戦に関する回答をカタールに提出した、停戦合意は近づいていると発言
・ロシアのラブロフ外相とアラブ・イスラム諸国の外相が会談（モスクワ）
・BRICS臨時首脳会議（オンライン）
・台湾の頼清徳・副総統が24年総統選への立候補を届出
・米軍とフィリピン軍の南シナ海での合同パトロール（～23日）
・オープンAIがサム・アルトマン元CEOの復帰を発表

11/22（水）
・イスラエルとハマスが4日間の戦闘休止と50人の人質解放で合意
・米・イスラエル、カタール、エジプト首脳電話会談
・米・アルゼンチン首脳電話会談
・G20サミット（オンライン）
・英国のキャメロン外相とアラブ・イスラム諸国の外相が会談（ロンドン）
・フランスのマクロン大統領とアラブ・イスラム諸国の外相が会談（パリ）
・米捜査当局がインドからの独立運動に関わるシク教徒の殺害を阻止したと米NSCのワトソン報道官が表明
・北朝鮮の国家航空宇宙技術総局が11月21日夜に軍事偵察衛星の打ち上げに成功したと国営朝鮮中央通信が発表（韓国が18年の南北軍事合意の効力の一部停止を発表）
・韓英首脳会談（ロンドン）
・オランダ総選挙（1位自由党）

11/23（木）
・サンクスギビング
・アダムズNY市長から93年に性的暴行を受けたという女性がNY州裁判所に提訴
・集団安全保障条約機構（CSTO）首脳会議（ミンスク）
・パキスタンがBRICS加盟を申請
・エクアドルでノボア新大統領が就任

11/24（金）
・イスラエルとハマスが4日間の戦闘休止（～28日）
・ハマスが人質24人（イスラエル人13人、外国人11人）を解放
・イスラエルが拘束していたパレスチナ人39人の解放を発表
・中国人民銀行の朱鶴新・元副総裁の国家外貨管理局党組書記就任が決定
・台湾の国民党の侯友宜・新北市長と台湾民衆党の柯文哲・党主席が24年総統選への立候補を届出
・台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業の郭台銘（テリー・ゴウ）前董事長が24年総統選への出馬取りやめを発表
・仏韓首脳会談（パリ）
・ロシア法務省がロシアのカシヤノフ元首相を「外国のエージェント」に指定

11/25（土）
・ハマスが人質17人（イスラエル人13人、外国人4人）を解放
・イスラエルが拘束していたパレスチナ人39人を解放
・ロシア軍がキーウを含むウクライナ各地をドローン75機で攻撃
・日中外相会談（釜山）
・日米韓外相電話会談

●イスラエルとハマスの戦闘休止、BRICS首脳会議

イスラエルとハマスの間で、人質の解放と4日間の戦闘休止に関する合意が成立しました。

イスラエルが150人のパレスチナ人拘束者を解放し、ガザへの燃料の搬入を行うことと引き換えに、ハマスは50人のイスラエル人の人質を1日あたり12～13人ずつ解放するというものです。また、ハマスが1日あたり少なくとも10人の人質を追加解放すれば、戦闘の休止を最大10日間延長できるともされています。

この合意に基づき、ハマスはまず人質24人（イスラエル人13人、タイ人10人、フィリピン人1人）、イスラエルは拘束していたパレスチナ人39人を解放しました。さらに翌日、ハマスが人質17人（イスラエル人13人、外国人4人）、イスラエルがパレスチナ人39人を解放。2回目の人質解放にあたっては、イスラエルが燃料搬入の合意を守っていないと主張して、ハマスは一度は人質解放の延期を発表しましたが、その後確認されたとして、実行に至りました。

一方、イスラエル・パレスチナ情勢を議論するための臨時のBRICS首脳会議がオンラインで開催されました。24年1月から新たに加盟するアルゼンチン、サウジ、イラン、UAE、エジプト、エチオピアの6か国の高官も参加しました（加盟国の拡大は以下の記事で述べたとおり、8月の首脳会議で合意されました）。

・「BRICS首脳会議」（8/27）

また、アラブ・イスラム諸国の閣僚代表団が国連安保理常任理事国への訪問を開始し、まず中国、ロシア、英国、フランスを訪問しました。代表団は、恒久的な停戦の必要性、ガザへのさらなる援助、ガザ住民の再定住計画に対する反対を訴えています。

また、イエメンの武装勢力フーシ派が紅海で日本郵船が運航する貨物船をイスラエルの船と主張して拿捕しました。イスラエルは船との関係を否定していますが、船の所有者は英国の企業で、その企業の親会社を所有しているのがイスラエルの実業家と報じられています。

これらの最新の動きのポイントと今後の展望を解説します（※メルマガで解説）。

●台湾総統選の野党連合の挫折

先週の記事（以下のリンク参照）で述べたとおり、台湾の最大野党の国民党と第3党の台湾民衆党が24年総統選に向けて統一候補を立てると発表しましたが、結局、両党の間で調整はつかず、先週の立候補の届出期間では、国民党から侯友宜・新北市長、民衆党から柯文哲・党主席がそれぞれ立候補の届出を行うことになりました。

・「台湾総統選の野党連合」（11/20）
　
民進党の頼清徳・副総統も立候補の届出を行いましたが、無所属候補だった鴻海（ホンハイ）精密工業の郭台銘（テリー・ゴウ）前董事長は立候補を取りやめました。民進党は蕭美琴・駐米代表、国民党は趙少康元立法委員、民衆党は呉欣盈（シンシア・ウー）立法委員を副総統候補としました。

野党候補の一本化の挫折と蕭美琴の副総統立候補は、上記記事で述べたとおりの展開でした。今回の動きの意義と今後の展望について解説します（※メルマガで解説）。

●アルゼンチン大統領選挙

アルゼンチン大統領選挙の決選投票が行われ、右派の野党連合を率いるハビエル・ミレイ下院議員が勝利しました。与党連合を率いるセルヒオ・マッサ経済相に11ポイント以上の差をつける大勝でした（56％対44％）。

以下の記事で述べたとおり、ミレイ新政権の発足は今後のアルゼンチンの政治と経済に大きな影響を与えることになります。大統領選後の動きも踏まえ、今後の展望をあらためて解説します（※メルマガで解説）。

・「アルゼンチン大統領選挙」（11/20）
　
※今週はサンクスギビングで米国の動きがスローになったこともあり、少し短めになりました。オランダ総選挙やミャンマー情勢についても、次回以降に取り上げたいと思っています。

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今週の動き
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（※メルマガで解説。）

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あとがき
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■ バイデン米大統領、七面鳥を「恩赦」　８１歳迎え自虐ジョークも（11月21日付時事）

サンクスギビング（感謝祭、11月の第4木曜日）の恒例行事である七面鳥への恩赦。今年はバイデン大統領の誕生日でもある11月20日に行われたので、「皆さんに分かって欲しいけど、60歳になるのも大変なんだよ。難しいよ」とのジョーク（※ここから先はメルマガをご覧下さい）。