2023/11/06 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(11/5~11)イスラエルのガザ侵攻、米下院のイスラエル支援法案可決
私はオリックスを応援していたので残念でしたが、第7戦までタイでもつれ込んで(13年の楽天vs巨人以来なのですね)、山本由伸や頓宮らは最後まで魅せてくれて、大いに楽しませてもらいました。ありがとうございます。山本のメジャーでの活躍も(気が早いですが)期待してしまいますね。
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先週の動き
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10/29(日)
・米・イスラエル首脳電話会談
・米・トルコ外相電話会談
・北京香山フォーラム(北京、~31日)
・ロシアのダゲスタン共和国のマハチカラ空港にイスラエルへの抗議デモが乱入
・ICCのカーン主任検察官がラファ検問所を訪問
・英仏首脳電話会談
10/30(月)
・バイデン大統領がAIの安全性確保等に関する大統領令を発令
・米下院共和党がイスラエルへの143億ドルの支援(IRSの予算削減)の法案を発表
・米中の国防当局幹部が短時間の会話(北京)
・イスラエルのネタニヤフ首相がハマスとの停戦はないと発言
・イスラエル軍がハマスに拘束されていた女性兵士1人を救出したと発表
・ハマスが「人質」女性3人の映像を公開
・国連安保理が北朝鮮制裁の履行状況を調べる専門家パネルの中間報告書を公表(北朝鮮とロシアの武器取引を認定)
10/31(火)
・在欧米軍が英国に配置していたB1Bのトルコのインジルリク空軍基地への派遣を発表
・バイデン大統領がキャンベルNSCインド太平洋調整官を国務副長官に指名
・米上院がジャック・ルー元財務長官の駐イスラエル大使就任を承認
・FOMC(~11/1)
・イスラエル軍がガザのジャバリア難民キャンプを空爆
・ボリビアがイスラエルとの断交を発表
・ユーロ圏の23年7~9月期の実質GDP成長率の発表(前期比▲0.1%)
11/1(水)
・FOMC最終日(FF金利の誘導目標を据え置き(5.25~5.5%))
・イスラエル軍がガザのジャバリア難民キャンプを空爆
・ガザから外国籍保有者や負傷者がエジプトへの退避を開始
・ヨルダンが駐イスラエル大使の召還を発表
・英主催の「AI安全サミット」(ブレッチリー・パーク、~2日)
11/2(木)
・バイデン大統領がイスラエルとハマスの衝突の「一時停止」が必要と発言(ミネアポリス)
・イスラエル軍がガザ包囲完了を宣言
・イスラエル軍がガザのジャバリア難民キャンプを空爆
・バーレーン議会が駐イスラエル大使の召還とイスラエルとの経済関係停止を発表
・ロシアでCTBTの批准を撤回する法律が成立
11/3(金)
・「経済繁栄のための米州パートナーシップ(APEP)」首脳会議(ワシントンDC)
・ブリンケン国務長官とイスラエルのネタニヤフ首相が会談(テルアビブ)
・米国防総省がウクライナへの4億2,500万ドルの追加軍事支援を発表
・米下院がイスラエルへの143億ドルの支援(IRSの予算削減)の法案を可決
・ランバート国務副次官補と中国の洪亮・外務省国境海洋事務局長が海洋問題に関する協議(北京)
・イスラエル軍がガザのシファ病院近くを攻撃
・ヒズボラのナスラッラー指導者がテレビ演説
・中独首脳会談(北京)
・日比首脳会談(マニラ)
・ネパールでマグニチュード6.4の地震
11/4(土)
・ブリンケン国務長官とヨルダン、サウジ、エジプト、カタール、UAEの外相、レバノンのミカティ暫定首相と会談(アンマン)
・イスラエル軍がガザのジャバリア難民キャンプにある学校を攻撃
・EU・ウクライナ首脳会談(キーウ)
・豪州のアルバニージー首相が訪中(~7日)
●イスラエルのガザ侵攻
ハマスによるイスラエル攻撃から1か月が経ちました。イスラエル軍はガザへの空爆と地上作戦を続け、ガザ市を完全に包囲したと発表しました。
イスラエル軍はハマスの軍事拠点の捜索と破壊のために必要な措置として、ガザ最大の難民キャンプであるジャバリアを空爆し、病院や学校の近くにも攻撃をかけました。ガザの保健当局によればガザの死者は9,488人に上り(そのうち4割は子ども)、イスラエル側(1,400人)と合わせると、死者は1万人を超えました。
バイデン大統領はイスラエルへの支持を強調しつつも、人道支援のため戦闘の「一時停止」が必要と発言しました。そしてブリンケン国務長官が再びイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相と会談。しかし会談後、ネタニヤフは全ての人質が解放されない限り一時的な戦闘停止は受け入れられないと明言。その後ブリンケンはヨルダンにも訪問し、アラブ諸国の外相らと会談しました。
ヒズボラのナスラッラー指導者は、ハマスの攻撃後初めて非公開の場所からテレビ演説を行いました。ハマスの攻撃は偉大で大規模なものだったと称賛しつつ、ただし100%パレスチナによる作戦でありヒズボラは関わっていないと表明。イスラエルと米国を非難し、米国がイスラエル支援を続ければ代償を払うことになる、あらゆる可能性に対して準備をしていると述べて警告しました。
こうした最新の状況を踏まえ、今後の展望を解説します(※メルマガで解説)。
●米下院のイスラエル支援法案の可決
米下院がイスラエルにイスラエルに143億ドルの支援を提供し、内国歳入庁(IRS)の予算を削減する法案を可決しました。共和党が提案していたもので、ウクライナ支援は除外されています。
上院民主党トップのシューマー院内総務はすぐに法案を支持しない方針を明らかにしました。今回の法案の意義、イスラエル・ウクライナ支援の行方について、政府閉鎖の展望とともに解説します(※メルマガで解説)。
※「米大統領選まで1年」という記事を書くつもりだったのですが、最近の動きが激しくて、書き上げられませんでした。次回の記事か別稿の単独記事でお伝えします。
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今週の動き
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(※メルマガで解説。)
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あとがき
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■ 米政権高官、議会でイスラエル支援要請 傍聴者が反戦訴え中断(11月1日付ロイター)
上院歳出委員会の公聴会でブリンケン国務長官が証言している間に傍聴人の一部がガザの停戦を求めて抗議したことが話題になりました。抗議者たちは血で染まったような真っ赤な手を上げてアピールしています。
非常にインパクトのある光景ですが、この真っ赤な手は・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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