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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2023/01/23 00:00  | 今週の動き |  コメント(0)

今週の動き(1/22~28)ロシアのウクライナ侵攻、米債務上限、台湾民進党の主席選


東京は天気は良いのですが、厳しい寒さが続いています。私は毎朝ジムに行っているのですが、早朝に外を出ると身を切るような空気の冷たさを感じます。晴れていればひんやりした感じも清々しく、気持ち良い朝の散歩になるのですが、それにしても真冬になったことを実感します。

トレーニングでは、YouTubeを参考にしながら、これまでのやり方をかなり変えています。以前は王道的なものだけを愚直に繰り返していたのですが、マンネリに陥ったことで、筋肉への刺激が薄れていたようです。新しい動きを取り入れただけで、驚くほどの効果が現れました。

仕事もそうですが、やはり思考停止になって同じことを続けるのはダメですね。古い考え方や伝統も大事ですが、それに固執するのではなく、新しい情報源やアプローチを探し続けることの重要性をあらためて認識しました。

あと、今さらながらYouTubeの情報量と便利さに関心しました。グッチーポストでもそのうち取り入れたいものです。だいぶ先の話になると思いますが、ゆるい感じでご期待下さい。

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先週の動き
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1/15(日)
・台湾の与党・民進党の主席選挙(頼清徳副総統が選出)
・韓国・UAE首脳会談(アブダビ)

1/16(月)
・ロシア・トルコ首脳電話会談
・ロシアとベラルーシの合同空軍演習(~2/1)
・ドイツのランブレヒト国防相が辞意を表明
・マーチン・ルーサー・キング記念日
・中国配車アプリ大手の滴滴出行(ディディ)が利用者の新規登録の再開を発表
・ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
・世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)(ダボス、~20日)

1/17(火)
・ロシアのプーチン大統領がロシア軍の規模を150万人まで拡大することを決定したとショイグ国防相が表明
・ウクライナ軍のザルジニー総司令官とミリー統合参謀本部議長が会談(ポーランド)
・ウクライナのアレストビッチ大統領府長官顧問が辞任
・ドイツのショルツ首相がランブレヒト国防相の後任にニーダーザクセン州のピストリウス内相を任命すると発表
・中国の22年10~12月期の実質GDP成長率の発表(前年同期比+2.9%)
・北朝鮮の最高人民会議(平壌)
・EU財務相理事会(ブリュッセル)
・ベトナムのフック国家主席が辞意を表明(18日に辞任)

1/18(水)
・ウクライナのキーウ近郊のブロワリでモナスティルスキー内相を乗せたヘリコプターが墜落(同内相を含む14人が死亡)
・ウクライナのゼレンスキー大統領がダボス会議でオンライン演説
・カナダのアナンド国防相がキーウを訪問(装甲車「セネター」の供与を表明)
・プーチン大統領がサンクトペテルブルクの独ソ戦の記念式典に出席
・イエレン財務長官と劉鶴副首相が会談(チューリヒ)
・台湾の民進党の主席に頼清徳副総統が就任

1/19(木)
・ロシア・イラン首脳電話会談
・米・ドイツ国防相会談(ベルリン)
・米国防総省がウクライナへの25億ドルの追加軍事支援を発表
・欧州11か国によるウクライナ支援の会合(エストニア・タリン)
・ミシェル欧州理事会議長がキーウを訪問
・米政府債務が法定上限に到達
・台湾の蘇貞昌・行政院長が辞意を表明
・NZのアーダーン首相が2月7日までに辞任すると発表

1/20(金)
・米主催のウクライナへの軍事支援に関する多国間会議(ドイツ・ラムシュタイン空軍基地)
・ドイツがウクライナへの10億ユーロの追加軍事支援を発表
・北朝鮮がロシアの民間軍事会社「ワグネル」に兵器を供与している衛星写真を米ホワイトハウスが公開
・米上院議員3人(共和党のグラム、民主党のブルメンソールとホワイトハウス)がキーウを訪問

1/21(土)
・トルコが1月27日に予定していたスウェーデンのヨンソン国防相の訪問への招待を撤回
・中国の春節休暇(旧正月)(~27日)

●ロシアのウクライナ侵攻

ロシア軍によるウクライナ侵攻は、本日(1月23日)で336日目を迎えました。侵攻が始まったのが2月24日なので、暦の上ではほぼ11か月が経過したことになります。

ハルキウ州東部とルハンスク州西部、ドネツク州ヘルソン州ザポリージャ州という3つの前線では、いずれにおいても一進一退の攻防が続き、全体として戦況は膠着状態が続いています。ルハンスク州では、ウクライナ軍がスバトベクレミンナに向けて攻撃を続け、戦闘が激化しています。

ドネツク州では、ロシア軍がバフムトの攻略を目指し、「ドネツク人民共和国」のプシーリン「代表」などはバフムトの包囲が完成に近づいていると主張しています。ザポリージャ州では、双方が攻勢に出ており、ロシア軍は前進していると主張していますが、ウクライナ軍はこれを否定し、むしろロシア軍は長期的な防衛ラインを構築しようとしていると分析されています。

先週の大きなイベントは、ドイツのラムシュタイン米空軍基地で開催されたウクライナへの軍事支援を協議する約50か国の多国間会合(ウクライナ・コンタクト・グループ)でした。直前にドイツのランブレヒト国防相の辞任とニーダーザクセン州のピストリウス内相(SPD)の国防相就任が発表され、ウクライナ・コンタクト・グループ会合にはピストリウスが出席しました。以下の記事で述べたとおりの展開です。

「ロシアのウクライナ侵攻」(1/16)
 
会合で注目されたのは、上記記事で述べたとおり、ドイツ製の主力戦車「レオパルト2」のウクライナへの供与が決定されるかどうかでしたが、ドイツは判断を示さず、結論は出ませんでした。会合後、ピストリウスは、議論はされたが結論には至っていない、ドイツが供与を拒んでいるという印象は間違いだ、供与が決まれば迅速に準備を進めると述べました。

レオパルト2については、すでにポーランドとフィンランドが供与の意向を示しましたが、ドイツの承認はまだ得られていません。ウクライナ・コンタクト・グループ会合の直後、バルト三国の外相は、ドイツに供与を求めるツイートを同時に発信しました。

こうした最新の動きを踏まえ、現状と展望について解説します(※メルマガで解説)。

●米国の債務上限問題

イエレン財務長官が議員宛ての書簡で、米国の連邦債務残高が1月20日に上限に達し、特別措置を開始すると表明しました。具体的には、公務員退職・障害基金(CSRDF)と郵便職員退職者医療給付基金(PSRHBF)への一部拠出を停止するとしています。これを受けてバイデン大統領は、債務上限の引き上げについて共和党のマッカーシー下院議長と協議する意向を表明しました。

債務上限問題は、以下の記事で述べたとおり、今年の米国で最も注目すべきリスク要因の一つです。今後の展望についてコメントします(※メルマガで解説)。

「マッカーシー下院議長の選出」(1/9)
 
●台湾の民進党の主席選

台湾の与党・民進党の主席選挙が行われ、頼清徳副総統が選出されました。以下の記事で述べたとおり、頼清徳は唯一の立候補者だったため、想定されたとおりの結果でした。

「台湾の統一地方選挙」(1/16)

頼清徳は早速党人事を行い、来年の総統選に向けて民進党は新たな体制に入りました。党主席の交代後の台湾政治について、ポイントは上記記事で述べましたが、あらためて今後の展望を述べます(※メルマガで解説)。

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今週の動き
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(※メルマガで解説。)

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あとがき
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満島ひかり&佐藤健「First Love 初恋」Netflix非英語で5位に!(22年12月8日付シネマトゥデイ)

Netflixで人気を博している話題のドラマ『First Love 初恋』ですが、先日一気に見ました。タイトルやあらすじを見ると、よくあるラブストーリーかと思うかもしれませんが、本筋はたしかに普遍的な物語の趣きではあるものの、構成や伏線の張り方が非常に鮮やかで、面白い作品でした(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。

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