プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第137号 何かとボラタイルなマーケット、米国株は景気後退を警戒

6月もあと僅か、マーケットは相変わらず荒っぽい動きを繰り返しています。今週のメルマガは、ドル高・円安の背景と今後の見通し、投資資金の動き、そして先週ボラティリティが高まった原油価格の値動きの要因など、少し幅広に取り上げま…

[ 2022/06/27 06:30 ] コメント(0)

第136号 FRBは異例の利上げ、資産価格よりインフレ退治、そして景気後退へ

先週は、米国のインフレが高進する中、週初からFOMCでの利上げ幅が当初の0.5%から0.75%へと拡大する可能性が取沙汰されました。さらに、実際の大幅利上げとそれに伴うマーケットの受け止め・・・、かなり動きのある1週間で…

[ 2022/06/20 06:30 ] コメント(1)

第135号 CPIにピークアウトの兆しなし、一段と高まるインフレ警戒

週末の米国の消費者物価指数(CPI)は発表直後から、マーケットに大きな影響を与えました。今週のFOMCを控え、市場の注目は「米国経済が景気後退に入ってしまうのか?」「FEDはスタグフレーションとどう戦うのか?」ということ…

[ 2022/06/13 06:30 ] コメント(0)

第133号 引き締まる米金融環境、住宅指標は減速基調、引続き問題はインフレ動向

今週から6月が始まります。6月といえば、FRBのQTがいよいよ開始されるということで、前回から本メルマガでは、「Federal Reserve Balance Sheet」と題してFRBの主要資産残高の定点観測を始めまし…

[ 2022/05/30 06:30 ] コメント(0)

第129号 FOMCプレビュー、注目は引き締めペース

先週は、17年ぶりに「ダウ平均4月は高い」というアノマリーが覆りました。ダウは前月末比-4.9%、ナスダックに至っては-13.2%と2008年の金融危機以来最大の下げとなりました。また、S&P500が年初来で-1…

[ 2022/05/02 06:30 ] コメント(0)

第126号 加速した引き締め計画が示されたFOMC議事要旨

先週は統計関連で動きが比較的少ない予定でしたが、ブレイナード発言があり、債券市場が大きく動き、ロシア制裁に絡んだ原油の協調放出に進展があり・・・と、落ち着くわけもなく、1週間が過ぎました。 今週には、3月のCPIが発表…

[ 2022/04/11 06:30 ] コメント(1)

第125号 強い雇用統計で日米金融政策のギャップは拡大

新年度が始まりました。新しい環境で生活を始められた方、今までと環境は変わらない方など様々と思いますが、皆さま引き続きよろしくお願いいたします。 さて、金融市場は引き続きインフレがメインテーマですが、やはりウクライナ情勢…

[ 2022/04/04 06:30 ] コメント(1)

第124号 米国で相次ぐタカ派発言、日米金融政策の違いがもたらすものとは?

先週は、パウエルFRB議長を始め、多くの連銀関係者からコメントが発表されました。もちろん話題の中心は「今後の利上げ速度」について。大手米国金融機関も今後の見通しについて様々予測しています。いずれのコメントからもインフレ懸…

[ 2022/03/28 06:30 ] コメント(2)

第121号 制裁の代償はインフレ加速、金融正常化は待ったなし

FOMCのブラックアウト期間前ということもあり、先週はFED高官の重要発言、さらにウクライナ情勢は時々刻々と変化し、原油価格は高騰を続ける・・。前週に続き、せわしない1週間でした。いよいよ、来週に控えたFOMCではどうい…

[ 2022/03/07 06:30 ] コメント(1)

第115号 インフレ退治に荒れる市場、迫る1月FOMC

先週は、S&P500やNasdaqの週間の下げ率が、2020年3月以来最大となるなど、マーケットのボラティリティの大きさに右往左往している個人投資家が散見された1週間でした。売りが売りを誘っている部分もあり、正直…

[ 2022/01/24 06:30 ] コメント(0)