プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第106号 強まる個人消費、加速するインフレ、次期FRB議長は誰に?

今年は、まだ11月だというのに、はやくも米国ではクリスマス商戦が動き出しています。様々な供給制約を見越して、事業者が消費者に「早めの準備」を呼び掛けているわけですが、これは異例な動き。さてどうなるのでしょうか?さっそく今…

[ 2021/11/22 06:30 ] コメント(0)

第102号 多方面にわたる供給制約、物価、雇用、住宅への影響は?

原油価格の上昇がすさまじいですね。普段、生活に自家用車が欠かせない方もしばらく悩ましい時期が続きそうですね。このところ、コロナを経て、様々な場面で受給の目詰まりについて問題視されていますが、エネルギー価格の問題はまさにそ…

[ 2021/10/25 06:30 ] コメント(0)

第98号 思いのほかタカ派的だった9月FOMC

前回お伝えした通り、先週行われたFOMCは非常に示唆に富んだ内容でした。全てを詳らかにしなくとも、テーパリングのペースやその後の利上げスケジュールについて、市場参加者に伝える力は、卓越しています。 中国恒大集団の話題で落…

[ 2021/09/27 06:30 ] コメント(1)

第93号 強弱ありながら堅調な米国経済、転換点が迫る金融政策

以前からのメルマガ読者の皆さまであれば、このところの経済統計の変動についても、比較的落ち着いてご覧いただいているのではないでしょうか?近視眼的に見れば、上がり下がりのあるデータも、トレンドや基調を捉えると、先行きもとらえ…

[ 2021/08/23 06:30 ] コメント(0)

第89号 強い需要が続く米住宅市場、先行きには不安も?!

いよいよオリンピックが始まりました。それとともに、欧米では、コロナからの経済の立ち直りが鮮明になってきています。しかし、そこにきてまさかのリスクオフムード。これをどう読むか? それでは、今週のアウトラインです。 ●先…

[ 2021/07/26 06:30 ] コメント(1)

第84回 2023年利上げ開始に傾いた、6月FOMC

各国事情がそれぞれ異なるので、日米、どちらの中央銀行のスタンスが良いか悪いか、という議論は好ましくないでしょう。しかし先週、ほぼ同じタイミングで行われた、日銀金融政策決定会合とFOMCでは、市場へのメッセージの伝え方に大…

[ 2021/06/21 06:30 ] コメント(0)

第80号 経済再開による需給が引き起こす統計のブレ

日本でも、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場がオープンするなど、ワクチン接種のスピードが加速しそうですね。こうした周回遅れの日本と異なり、米国ではワクチンが行きわたり、それに伴い経済活動も着々と再開しています。 …

[ 2021/05/24 06:30 ] コメント(0)

第75号 怒涛の米国経済統計

先週は、米国の主要統計の発表が目白押しでした。雇用関連の指標に加え、今後のFRBの政策指針を左右するインフレ指標であるCPI、さらに小売売上にも注目が集まりました。また、米国の12の連邦準備銀行が、それぞれが管轄する地区…

[ 2021/04/19 06:30 ] コメント(1)

第71号 明確な緩和スタンスが示されたFOMC

先週の注目はやはり、日米の金融政策でした。すでに様々な憶測報道含め、市場では議論がされていたため、サプライズにはなりませんでした。とはいえ、米国10年国債は週末に一時1.75%をつけ高止まっていたことからも、マーケットの…

[ 2021/03/22 06:30 ] コメント(0)

第67号 記録的な急増を見せた小売売上高、消費の回復は本物?

このところの長期金利や株価の上昇によって、「いよいよインフレの到来だ」とか「マーケットはバブルだ」というような人が増えているように感じます。ただ、中には株価水準や金利の動きだけを見て、理論的な説明のつかないことを言ってい…

[ 2021/02/22 06:30 ] コメント(0)