2021/09/27 06:30 | メルマガ | コメント(1)
第98号 思いのほかタカ派的だった9月FOMC
前回お伝えした通り、先週行われたFOMCは非常に示唆に富んだ内容でした。全てを詳らかにしなくとも、テーパリングのペースやその後の利上げスケジュールについて、市場参加者に伝える力は、卓越しています。 中国恒大集団の話題で落ち着かない1週間でしたが、今後を占ううえでも非常に重要な今回のFOMC。正しく理解しておきましょう。
それでは、今週のアウトラインです。
●先週のマーケット
・市場を動揺させた中国恒大
●先週の米国経済統計(結果)
●経済統計分析
1. 住宅着工件数 8月
2. 新築住宅販売件数 8月
3. 中古住宅販売件数 8月
4. 米住宅需要に変化
5. 新規失業保険申請者数
6. FOMC 9月
・9月FOMCは明確にタカ派的
・政策金利見通しは利上げ方向へシフト
・FOMC statement
・FOMC参加者の経済予想サマリー(SEP)
・FOMCまとめ
●今週の米国経済統計(予想)
●あとがき
それでは、さっそくまいりましょう。
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One comment on “第98号 思いのほかタカ派的だった9月FOMC”
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メルマガありがとうございます。
「国際金融市場で神経質な動きが見られ、そのリスクは認識されている。(しかしこれは)あくまでも当該企業、中国の不動産業の問題として捉えるのが適切」
こんなこと言っていたのですね。恐らく市場の反応はほとんどなかったですよね。なぜか…
・日本(日銀)の地位が落ちた
・就任期間の前半で、発言内容と政策の不一致が度々見られたため、発言を信用しなくなっている
どちらなのか、両方なのか、別な理由なのか…
いずれにせよ、とても残念な状況です。世界の金融市場から相手にされなくなっていることを端的に表しているようにも感じます。
って、大袈裟ですかね 笑