2020/11/09 06:30 | メルマガ | コメント(2)
第50号 米大統領選挙に揺れた1週間、金融市場は?
先週あたりから、再び新型コロナウイルスの新規感染者数が増えており、これからますます寒くなるので心配です。特に神奈川県では、1日の感染者数が8月の最高人数を更新し、北海道では警戒レベルが「3」に引き上げられています。
関東近郊から遊びに行くにはもってこいの神奈川県、一足早く紅葉が楽しめる北海道、すべてGo Toトラベルのせいにするつもりはありませんが、因果関係を勘繰りたくなるのは私だけでしょうか・・・。
最近のように、空気も乾燥してくると、鼻や喉でウイルスに対抗する粘膜の働きが衰えるため、ただでさえ風邪をひきやすくなるといわれています。それに、今年は新型コロナ・・・、油断せず免疫を高めて、各々が気をつけて行きたいものです。
米国の大統領選挙も一応「バイデン勝利」で決着がつきましたが、マーケットにとってはこれからが正念場。今回はマーケットにも少し突っ込んだ内容になっています。お楽しみください。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
●先週のマーケット
・相場雑感
●先週の米国経済統計(結果)
●今週の米国経済統計(予想)
●経済統計分析
・ISM製造業指数 10月
・ISMサービス業指数 10月
・新規失業保険申請件数
・雇用統計総論
・FOMC 11月
・強気が続く米株式市場
・ドル安の背景
●あとがき
・トランプ相場の想い出
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2 comments on “第50号 米大統領選挙に揺れた1週間、金融市場は?”
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いつもありがとうございます。
米ドルを円にスワップする際の上乗せ金利を加味する利回りというのは、どういう仕組みか教えて頂けないでしょうか。
ネットを見たのですが、ピンと来ず、また既出の説明がありましたら何号かご提示頂ければ幸いです。
これは、海外の投資家が、保有している「ドル」を貸し出す代わりに、「円」を受け取り、これを元手に日本国債を購入している。という投資銀行などを相手方にした相対取引が背景にあります。
デリバディブ取引の一種ですが、海外投資家は、円金利を邦銀に支払う一方で、邦銀からはドル金利(0.8%)に加えてスワップする際の上乗せ金利である、日米金利差から発生するプレミアム(0.4%程度)も受け取ることになります。
この一連の流れをお伝えしておりました。