緊急事態宣言が全面解除された初めての週末、皆さまはいかがお過ごしになりましたか？

もちろん、人出が増えている地域もあるものの、「クラスター発生」について情報共有がされているからなのか、諸外国のように、「人でごった返す」といった地域は極めて少なかったのではないでしょうか？

東京駅周辺の人の流れの推移を調べた内閣府の調査では、5月30日（土）15:00頃で、前日比-69.1%、宣言前（4月7日）比-77.4%ですから、なかなか人出が戻ってきていない状況。品川や六本木もほぼ同じ傾向で、これは19時台の調査でも大きな違いは見られません。

実際に私の肌感でも「人が少ない」という印象で、6月から企業も動き出せば、少しは変わってくるのではないかと期待していますがどうなりますやら。

都内の大手企業でも、テレワーク環境が完備できていないところも多くあるとのこと。日本の場合、がらりと職場環境を変えるというのはなかなか難しい問題です。

そんな企業は、従業員をこの数カ月、「ただ休ませていた」わけで、にわかには信じがたい状況ですが、これも日本の大企業の一面でもあります。

今日から6月がスタートで、学校等も再開されるとのことですが、企業活動はどうなるでしょうか。注目です。

※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。

●先週のマーケット
　・相場雑感
●先週の米国経済統計（結果）
●今週の米国経済統計（予想）
●経済統計分析
　・新規失業保険申請件数
　・引き続きタイトな申請状況
　・新築住宅販売 4月
　・個人所得・個人消費支出 4月
　・ベージュブック
　・第1四半期GDP（改定値）
●あとがき
　・米国を襲う次の脅威