それでは、さっそく今週のアウトラインです。

●先週のマーケット
・中銀ウィークは日銀から
●今週の米国経済統計（予想）
●先週の米国経済統計（結果）
●経済統計分析
１. 連銀製造業サーベイ
　・NY Fed製造業 1月
　・Philly Fed製造業 1月
２. 小売売上高 12月
３. 新規失業保険申請件数
４. FOMCを控えたウォラー発言
５. 日本株上昇を主導したのは？
６. 米大手金融決算
●あとがき

それでは、さっそくまいりましょう。

ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。

今週から、中銀ウィークがスタートします。

BOJ金融政策決定会合　1月22日～23日
BOC理事会　1月24日
ECB理事会　1月25日
FOMC　1月30日～31日
BOE金融政策委員会　2月1日
BOA理事会　2月6日

我らが日銀を皮切りに、主要国の中銀では金融政策が議論されます。注目ですね。

さて週末は大寒で、東京でもだいぶ寒い日が増えました。しかし、やはりこの寒さで気がかりなのは、能登半島地震の被害を受けた地域の復旧の状況です。地震発生から20日がたちましたが、依然断水が続き、また仮設住宅（みなし仮設住宅も含む）の準備がままならず、大変な状況が続きます。

自衛隊は先週末時点で県内に9か所の入浴支援施設を立ち上げたり、輪島市では中学生約250人を市外の宿泊施設に移動させ授業を受ける環境を提供したりするなど、動きも見られます。また、登山家の野口健氏はかねてからこうした災害時に支援活動を地道に行うことでもよく知られていますが、今回は寝袋やランタン、さらに携帯ウォシュレットを配布していく活動を精力的に行っているようです。

我々にとって当たり前のものですが、灯りや温かさ、そして睡眠というものが奪われた過酷な環境は計り知れません。まだまだ困難な状況は続きますが、私もできることから支援していきたいと思っています。週末は、石川県のYouTubeチャンネルで馳知事の現地視察動画がUPされています。寒空に原型をとどめていない街並みが、これからの復旧活動がいかに大変かを物語っています。

・令和6年（2024年）能登半島地震に係る災害義援金の受付について（石川県）

・令和６年能登半島地震知事現地視察（穴水町・能登町）（石川県YouTubeチャンネル、1月20日）

それでは、皆様、日銀金融政策決定会合から始まる1週間、今週もよろしくお願いいたします！

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