2021/08/31 06:30 | 米国 | コメント(0)
コロナ発生源の調査報告書
■ Statement by President Joe Biden on the Investigation into the Origins of COVID-19(8月27日付The White House)
■ 米国家情報長官室の新型コロナウイルスの発生源に関する調査報告書の要旨(8月27日付ODNI)
米国家情報長官室が新型コロナウイルスの発生源に関する調査報告書の要旨を公表しました。バイデン政権が発生源の追加調査を情報機関に指示したのは5月26日で、90日以内の報告が求められていました。ちょうど期限が到来したタイミングで発表されたことになります。
報告書は、(1)動物感染説と(2)武漢ウイルス研究所からの流出説のどちらかが正しいか判断するための決定的な証拠は得られなかったとして、判断を留保。さらなる調査が必要であり、中国の協力が求められると指摘しました。
報告書の提出を受け、バイデン大統領は声明で、中国は協力を拒否している、完全に情報共有するよう各国とともに圧力をかけると述べました。
米中関係は最近、比較的平穏に見えますが、この件に加え、様々な動きが見えます。こうした最新の状況を踏まえ、米中関係の現状と展望について解説します。
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コロナ発生源の調査報告書
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●コロナ発生源をめぐる論争
●米中のコミュニケーション
●中国対抗法案の審議
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あとがき
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■ 米ハーバード大学、聖職者組織の代表に無神論者が就任(8月28日付AFP)
「無神論者」は原文では何だったのか、元の英文記事を確認してみましたが、「atheist」と書かれていました。これはたしかに通常「無神論者」と訳される言葉ですが、その含意には注意が必要です。その意味を述べます(※メルマガで説明)。
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