2021/03/24 05:00 | 米国 | コメント(0)
米中外相級会談
■ 米中外相会談で厳しい応酬 バイデン米政権になって初の米中高官級協議(3月19日付BBC)
■ Secretary Antony J. Blinken and National Security Advisor Jake Sullivan Statements to the Press(3月19日付国務省)
■ 欧米、中国に制裁を発動 ウイグル族への「人権侵害」で(3月23日付BBC)
アンカレジでの米中外相級会談、少し時間が経ってしまいましたが、今後の展望を中心に解説します(冒頭のやりとりを含めた会議の概要については前回の記事を参照下さい)。
・「米中外相級会談」(3/22)
解説が遅れているうちに、米・EU・英・カナダが足並みをそろえてウイグル制裁に踏み切ってしまいました。こちらも踏まえてコメントします。
※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。
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米中外相級会談
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●米中の「激突」
●会談の成果
●今後の注目ポイント
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あとがき
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■ プーチン氏、シベリアで国防相と休暇 全地形対応車を自ら運転(3月22日付AFP)
プーチン大統領がショイグ国防相とともにシベリアで休暇を過ごす様子の写真がクレムリンのウェブサイトに掲載されました。何やら戦車のようなゴツイ車を運転していますが、「全地形対応車」だそうです。
プーチンといえば、毎年恒例のカレンダーでも、半裸で馬に乗ったり、氷点下の気温で沐浴したり、マッチョなスタイルが強調されていましたが、最近は、今回の写真を見てもわかるとおり、落ち着いた格好と表情で渋さをアピールする路線にシフトしている印象を受けます。まあでも車から軽やかに出るところなど、会談でよろめくバイデン大統領とは違うぜ、というアピールにも見えますね。
一方、中国を訪問していたラブロフ外相は、TikTok動画を外務省のツイッターに掲載していました。
しかし、風景と音楽は中国らしい叙情がありますが、本人は直立不動のまま。そのままでは芸がないと思ったのか、一瞬だけシュバァァという特殊効果が入りますが、これも意味がよく分かりません。
内容的には中国向けの広報のように見えますが、中国ではツイッターは使えないので、意味がありません。プーチンと比べると、いろいろな意味で何を意図しているのか分からない、不思議なパブリック・ディプロマシーでした。
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