2020/10/22 05:00 | 勉強法 | コメント(1)
合理的思考とインテリジェンス
本日は読者の方からの質問に回答します。ずいぶん前のことになってしまいますが、以下の質問をメールでいただきました。
>日本時間の今朝(18年11月6日)の貴配信メルマガの中の未来予想をする上での留意点として、
>(1)正確で重要な事実、
>(2)その事実をどのように分析するかというフレームワーク、
>について、もう少し具体的な方法を知りたいのですが、たとえば重要な事実かどうかの判定方法はどうでしょうか。注目すべき事実の選択で誤ってしまうと結局はいつまでたっても予測精度はあがらないでしょう。
>また分析のフレームワークとは具体的にはどのようなものでしょうか?過去記事にこのあたりの解説例示などございますでしょうか?あるいは参考図書などご教示いただけますと幸いです。
>今は特にお忙しい折と思いますので、お時間の有るときで結構ですので、よろしくお願いします。
なお、文中で言及されたメルマガは以下の記事です。もう1年半も前の話になっていましたね・・すみません・・(汗)。
・「中間選挙のポイント(5):知事・州議会、最後の結果予想」(18/11/6)
いつもより抽象度の高い話になりますが、たまにはこういうのも良いかな、という気楽な気持ちでご覧ください。
※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。
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合理的思考とインテリジェンス
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●思考の枠組み
●認識論
●科学的思考
●思考の検証
●インテリジェンス
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あとがき
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■ 習近平氏、開放の全面的拡大に注力の方針示す 深セン経済特区成立40周年式典(10月15日付AFP)
深センでの式典出席は、習近平の広東省視察の一環でした。同省の潮州市を訪問したときには、街中に入って行って市民と交わる姿を見せました。
しかし、この群集はおそらくすべてやらせです。「周りに保安人員はいなかった」というのも、茶番であることを物語ります。こうしたパフォーマンスは過去にも何度か行われ、やはりやらせだったと指摘されています。
深センといえば、今やファーウェイ、ZTE、テンセント、BYD、DJIといった錚々たるハイテク企業が本拠を置き、「中国のシリコンバレー」ともいわれるハイテク都市。私は2年前に現地に出張し、メルマガでもレポートしました。
・「特別レポート(深セン)」(18/7/6)
・総集編第2号「習近平の帝国とアジアの激動」(18/8/24)
レポートにも書きましたが、90年代にも滞在したことがあります。当時はまさに海外の製造業の本格的な進出が始まったころであり、異様な活気が満ちていました。今の洗練されたハイテクからは程遠い、色々な意味でワイルドなところでした。
そういうわけで、習近平の演説は個人的にも感慨深く響きました。ちなみに深センで経済特区が成立したときの1980年当時に広東省の党書記を務めていたのは習近平の父親である習仲勲でした。習近平個人にとっても因縁浅からず、感慨深い式典になったのでしょう。
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One comment on “合理的思考とインテリジェンス”
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ここに出てくる登場人物は全て初見じゃないけれど、ここまで体系立てて理解できていなかったですし、そもそも自分の普段の思考に当てはめて、実践的に理解するなんてことは、全く意識していませんでした。
だから、新鮮でしたし、「あ、もっとこういう所知りたい!」と頭と心に刺激がありました。
こういう話、おじいちゃん先生とかにつらつら説明されても、ZZZですが、こうして普段の脳内活動に沿って話してもらえると、Wow!です。
日頃、足取りの早い世界情勢を説明してくださるJDさんから発信される、というのも趣があり、受け入れやすくとても良かったです!!!