2020/03/24 05:00 | 米国 | コメント(1)
米大統領予備選挙(フロリダ・イリノイ・アリゾナ)
■ Democratic Delegate Count and Primary Election Results 2020(The New York Times)
3月17日にフロリダ、イリノイ、アリゾナの3州で予備選が行われました(オハイオは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて直前に延期)。NYタイムズによれば、現時点で予想される結果(得票率と代議員数)は以下のとおりです。
・フロリダ(219)
・バイデン 61.9% 152
・サンダース 22.8% 53
・イリノイ(155)
・バイデン 59.0% 95
・サンダース 36.1% 59
・アリゾナ(67)
・バイデン 44.4% 39
・サンダース 32.9% 28
バイデンは3州すべてで勝利。フロリダでは40ポイント、イリノイでは23ポイント、アリゾナでは12ポイントの大差をつけました。以下の記事で予想したとおりの結果です。
・「米大統領予備選挙(ミシガン、フロリダ・イリノイ・オハイオ)」(3/17)
これによりバイデンは1,201、サンダースは896の代議員を累計で獲得する見通しになりました。
選挙後、バイデンは地元のデラウェア州の自宅から中継で講演し、サンダースの支持者に一致団結を呼びかけました。サンダースは撤退するとの報道が流れましたが、これを否定し、選挙戦の継続を表明しました。
今回の結果の意義と今後の展望について解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。
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米大統領予備選挙(フロリダ・イリノイ・アリゾナ)
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●バイデン勝利の「確定」
●サンダース撤退の見通し
●副大統領候補の人選
●大統領選延期の可能性
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あとがき
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■ 大統領元報道官が記者として会見出席、トランプ氏に質問(3月21日付CNN)
■ スパイサー元報道官が社交ダンスデビュー 衣装にネット騒然(19年9月18日付AFP)
トランプ大統領の記者会見、記者席にどこかで見た顔が・・と思ったら、ショーン・スパイサー元大統領報道官でした。
しかし、トランプは記者会見で、スパイサーの名前には触れず、「どうぞ。後ろの方?」と指さして質問をさせたとのこと。かつての部下のことを認識していなかったのでは・・との見方もあります(笑)。
スパイサーといえばダンスです。ド派手な衣装を披露し、堅物のようで、実はこんな突き抜けた人だったのかと話題になり、トランプもツイッターで称賛しました。このときのジャケットで現れればトランプも気づいてくれたのでしょうが・・(笑)。
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One comment on “米大統領予備選挙(フロリダ・イリノイ・アリゾナ)”
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門外漢にはこの展開、やはり最後まで信じられませんでした(笑)。
JDさんはかねてから、バイデンの覇気のなさやウッカリ発言等に触れられても、決して「バイデンはない」とはおっしゃらなかった。
バイデンに失礼を承知で言えば、凄くまとまっているけど、こんなに隙だらけで、フワフワした人に誰がついていくんだろうと思っていましたので、候補者としてのフラグが消えないのを不思議に思っていました。
でも、他の候補者との関係性やその資質、地盤等全てを丁寧に見ていくと、決して候補として消去しなかった理由や、今こうしてとトランプの対抗馬としての地位を確定させつつある状況に納得がいきます。奥深く、面白いですね。