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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2020/03/03 05:00  | 米国 |  コメント(2)

米大統領予備選挙(サウスカロライナ、スーパーチューズデー)

South Carolina primary 2020(3月2日付CNN)
バイデン氏やっと予備選勝利、圧勝で勢いづく(3月2日付BBC)
ブタジェッジ氏、民主党候補者選びから撤退(3月2日付BBC)

序盤4州の最後を飾る予備選としてサウスカロライナ予備選が行われました。結果(得票率と代議員数)は以下のとおりです。

1位 バイデン    48.4% 38
2位 サンダース   19.9% 16
3位 ステイヤー   11.3%  0
4位 ブティジェッジ 8.2%  0
5位 ウォーレン   7.1%  0
6位 クロブシャー  3.1%  0

予想どおりバイデンが勝利。それも2位のサンダースを30ポイント近く引き離す圧勝でした。勝利演説も(いつもと比べれば)力強くて良かったですね。

なお序盤4州の得票数はこちらのとおりです。バイデンがサンダースを抜きました。

また、サウスカロライナ予備選後、ブティジェッジステイヤーが撤退を表明しました。

本日はいよいよスーパーチューズデーです。14州(アラバマ、アーカンソー、カリフォルニア、コロラド、メイン、マサチューセッツ、ミネソタ、ノースカロライナ、オクラホマ、テネシー、テキサス、ユタ、バーモント、バージニア)が一斉に予備選(党員集会)を実施します。この日だけで全代議員の約34%(1,357人)がどの候補者に投票するかが決まります。

特に今回は、最多の代議員を抱えるカリフォルニアがこの日に前倒しされたことで、より重要性を増しています。

重要州(5つの大規模州)における主要候補者の支持率(Real Clear Politicsが算定した各州の平均支持率)です。括弧内の数字は代議員数です。

カリフォルニア(415)
 ・サンダース   33.7%
 ・バイデン    15.3%
 ・ウォーレン   14.7%
 ・ブルームバーグ 13.3%
 ・ブティジェッジ 7.7%
 ・クロブシャー  5%

テキサス(228)
 ・サンダース   29.7%
 ・バイデン    20.8%
 ・ブルームバーグ 18%
 ・ウォーレン   12.7%
 ・ブティジェッジ 7.5%
 ・クロブシャー  3.8%

ノースカロライナ(110)
 ・バイデン    25.6%
 ・サンダース   23.4%
 ・ブルームバーグ 16%
 ・ウォーレン   11%
 ・ブティジェッジ 6.8%
 ・クロブシャー  5%

バージニア(99)
 ・サンダース   25%
 ・ブルームバーグ 19.5%
 ・バイデン    18.5%
 ・ブティジェッジ 11.5%
 ・ウォーレン   11%
 ・クロブシャー  7%

マサチューセッツ(91)
 ・サンダース   24.7%
 ・ウォーレン   20.7%
 ・ブティジェッジ 13.3%
 ・ブルームバーグ 11.7%
 ・バイデン    10.7%
 ・クロブシャー  6%

ということで、本日はサウスカロライナ予備選の評価とスーパーチューズデーの展望について解説します。

※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。

***********
米大統領予備選挙(サウスカロライナ、スーパーチューズデー)
***********

●バイデンの復活
●ブティジェッジの撤退
●スーパーチューズデーの展望

***********
あとがき
***********

イスラエル国防軍のツイッター(2月16日)
FBの美女、正体はハマス戦闘員…イスラエル兵にハニートラップ(17年1月12日付AFP)

ハマスがSNSに若い女性のフェイクアカウントを作り、イスラエル兵にハニートラップを仕掛けていたことが話題になりました。女性のセクシーな写真のインパクトも大きかったのでしょう。

もっとも、冒頭記事にあるとおり、ハマスはこの手口をだいぶ前からやっていました。SNSでのマッチングがいかに普遍的・日常的になっているかということですね。

なおイスラエル軍は上記ツイッターアカウントでハマスのトラップを察知して逆襲したと述べています。その短い文章に軽いユーモアを感じたのは私だけでしょうか・・(笑)

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2 comments on “米大統領予備選挙(サウスカロライナ、スーパーチューズデー)
  1. KB より:
    寂しくなります…

    JDさんのメルマガでこの日が来ることを覚悟していましたが、ブティジェッジの姿が選挙戦で見られないと思うと、寂しいです。
    「アメリカを一つにする」という思いと、建設的な視点、そして若い・・・、素敵でした。
    それにしても、選挙戦を人口動態から読み解く。すごいですね。年齢だけでなく、人種、そこから労働階層、所得等も影響してくるのでしょうから、気の遠くなるような検証です。そのエッセンスだけを分かりやすく公開していただき、ありがとうございました!

  2. china より:
    天王山来たる

    スーパーチューズデーを待たずしてのクロブシャー撤退及び中道派候補の一本化に、打倒トランプ(そしてその前にサンダース)を掲げる彼らの本気度を感じます。
    またクロブシャー、ブティジェッジに続き、ベト・オルークもバイデンへの支持を表明したようですね。期日前投票が多いという事で、彼らのエンドーズメントがどれくらい効果を上げてくるのか未知数とのことですが、ライバルたちの早期撤退が無駄にならぬよう、少しでも効果が出てくれれば良いなと思います。

    ブルームバーグは討論会に出てきたことがやはり裏目に出たような気がします。この1年戦い続けてきた面子を前にすると、討論慣れしていないことや、ウィークポイントがあからさまになり、参加前に有権者が彼に抱いていた期待が、見事に打ち砕かれる結果になったのではないかと思います。でも逆にいうと、バイデンにとっては彼が討論会に出てきてくれたことは僥倖だったように感じます。彼が世間に期待されているほど、有力候補になり得ないことを白日の下に晒すことが出来たからです。ブルームバーグの討論会参加が決まった時は「ついに真打登場か」とワクワクしつつも、でも吉と出るか凶と出るかわからないな・・という思いもありましたが、まさに「凶」が出てしまったのではないかという思いです。

    バイデンは序盤2州でこそ振るいませんでしたが、サウスカロライナでの見事な復活劇、そしてここへきてライバル達の撤退やエンドーズが集まり始めており、今や一番ドラマチックな候補になっているのではないかと思います。ただ、JDさんがおっしゃるように、遅すぎなければ・・・ですよね。他のライバルたちの撤退が無駄にならないことを祈りたい気持ちです。

    この1年間メルマガを通してですが、ずっと民主党候補者達を見てきたせいか、各候補者がドロップアウトするたびに、まるで自分がキャンペーンスタッフの一員であるかのような喪失感を覚えてしまいます。中でも一番ショックだったのは、ブティジェッジです。もっと彼の勇姿を見ていたかった・・。残念ではありますが、バイデンがノミネートされた暁には、ぜひブティジェッジにランニングメイトになってほしいです。そして2024年は民主党の大本命候補として、また舞台に戻ってきてほしいですね。

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