2020/02/11 05:00 | 米国 | コメント(5)
米大統領予備選挙(アイオワ、ニューハンプシャー)
■ IDP Caucus 2020 Results(Iowa Democratic Party)
■ Iowa Democratic Caucus Results(Des Moines Register)
■ 米民主党討論会、初戦で躍進のブダジェッジ氏に集中砲火(2月8日付CNN)
大統領選挙の前哨戦ともいえる民主党の予備選が始まりました。その初戦としてアイオワ州党員集会が開催。開票率100%の結果(得票率と代議員数)は以下のとおりでした。
1位 ブティジェッジ 26.2% 14
2位 サンダース 26.1% 12
3位 ウォーレン 18.1% 8
4位 バイデン 15.8% 6
5位 クロブシャー 12.3% 1
ブティジェッジは予想を上回る支持を得てトップに立ちました。もっとも2位のサンダースとの差はわずか0.1%。ほぼ同率首位と言えます。ウォーレンは踏みとどまり、バイデンは予想以上に苦戦しました。
今回の結果発表は遅れに遅れました。もともと党員集会は集計が難しいのですが、今回は新たに導入した「シャドウ」という会社が開発したアプリに不具合が発生。アプリは集計作業を透明かつ効率的にするために2か月前に導入が決定されたもので、事前チェックをしないままに実施した模様。このため手作業での集計を強いられる結果になったためです。
しかも集計ミスがあったとの報道が出ました。民主党全国委員会(DNC)のペレス委員長は集計の再チェックを要求。このためいまだに最終結果は確定しておらず、2月10日正午(現地時間)以降にずれ込む見通しです。
次の予備選は明日11日(現地時間)にニューハンプシャー州で予定されています。主要候補者の同州での支持率(Real Clear Politicsが算定した平均支持率)は以下のとおりです。
・サンダース 26.6%
・ブティジェッジ 21.3%
・ウォーレン 13.1%
・バイデン 12.9%
・クロブシャー 9.6%
そのニューハンプシャーでは、予備選に先立つ7日、第8回TV討論会が開催。アイオワ州党員集会を終えてニューハンプシャーに乗り込んだバイデン、サンダース、ウォーレン、ブティジェッジ、クロブシャー、ヤン、ステイヤーの7人が参加しました。
アイオワの結果はなぜこのようになったのか。その意味するものは何か。TV討論会はどのように影響するのか。ニューハンプシャーでは何が起こるのか。これらについて解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。
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米大統領予備選挙(アイオワ、ニューハンプシャー)
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●アイオワの結果
●アイオワの意味
●ニューハンプシャーでのTV討論会
●ニューハンプシャーの展望
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あとがき
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■ ロッド・スチュワート父子、ホテル警備員を殴った疑いで逮捕(1月5日付CNN)
■ ロッド・スチュワート 26年を費やした巨大な鉄道模型がついに完成、写真公開(19年11月14日付amass)
ロッド・スチュワート、鉄道オタクなんてイメージはなかったですね。ロックスターらしく奔放な荒くれ者のイメージなので。サッカー趣味は昔から有名でしたが。
私の中でロッドの代表作は「Da Ya Think I’m Sexy?」ですが、この曲はMPB(ブラジルの現代ポピュラー音楽)の巨匠ジョルジ・ベンの「Taj Mahar」がオリジナルでした。
■ Rod Stewart – Da Ya Think I’m Sexy? (Official Video)(09年10月29日付Rod Stewart)
■ Jorge Ben jor – Taj Mahal(15年7月23日付Jorge Ben Jor)
MPBについては以下の記事でも言及していました。カエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルを紹介しています。
・「ブラジル現代史(1):軍事政権と民主化、BRICsへの道」(19/2/1)
私はジョルジ・ベンが大好きで、ワシントンDCに住んでいたときにライブにも行きました。懐かしい思い出です。
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5 comments on “米大統領予備選挙(アイオワ、ニューハンプシャー)”
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「2段階投票」と「SDE」やっとすっきりしました!ブティジェッジ氏はこの辺りを綿密に計算していたのでしょうか?とても難しい、候補者泣かせの仕組みでした。
それにしても、エキサイティングです。日本では考えられない、ネガティブ広告がバンバン出てきて、テレビ討論会もガンガンやって、集会で民意を問う。有権者を巻き込む勢いが見ていて興味深いです。(今回は、巻き込み切れていない、というのもまた、興味深いです)
制度そのものと、その隠れたポイント、さらに国民のムーブメント・・・色々な側面から選挙戦がみられて楽しかったです。
今回のウィルス被害で一番、影響の大きいと思われる
シンガポールについて何かあれば解説をお願いします
了解しました。ラフですが今わかる限りの考察を来週書きます。
今回のウイルスの対策だが、中国から人を介して、入ってきているから、当然入国禁止をしないと、元があるから、いくら国内であれこれしても無理ではないか。
ウイルスは世界中の現象で、それに対して対策を取らないとだめですが、そのウイルスに対して、日本国内に限定して、対策を取ってそれが有効だとみている。
現象が世界中のものだが、その対策は国内だけで十分というやり方は、教育勅語の仕組みと同じでしょう。
あの勅語は自らの考えが世界中に通用すると宣言して、実際にするのは国内だけで、世界に向かってそれをするという感覚はない。
一種の分裂症だが、経済については無知だが、日銀の政策も似た様な思考でしているが、教育勅語は国内に限定できるが経済は違うから、思惑とは異なり、世界中へと波及している。
今回のウイルスには会社の方がよく知っている。物流が止まること、つまり補給が問題で、連鎖を考えると大打撃を受ける。
戦前、中国に進出した軍隊が無一文で帰ってきたが、今回も同じことになると予測している。資産をすべてすてて、帰ってくることになるでしょう。
それよりも中国からみの債権はどうなるか?
中国へは生産設備を持って行ってはならない。これは中国へ行って、大損して、帰ってきた小企業の親父の忠告だった。
いろいろ調べると我が国の経済的苦境は政府が中共、韓国、その他の途上国へ援助したことに起因する。もっと利口に行動しないと日本国民はさらに貧乏になると思う。
今回のウイルスに対する我が国の対応は盧溝橋事件、第二次上海事変の対応と似ている。要するに何も考えていない。あの事件は結局大東亜戦争へと進み、最後は現場に任せて、特攻攻撃となった。福島の事故と同じです。
いろいろ調べるとじつに単純な事実に対する認識が変です。
アメリカら石油の供給を受けて海軍は活動している。だったらほかに石油を求めるのが筋だがそれをせずに、戦争へと行く。ただ多くの有識者は戦争には反対だったというより、勝てないとわかっていたからだがそれを言って、活動する人はいなかった。
今回も同じでウイルスの元は中共で、することは入国をアメリカのように禁止することですが、習近平の来日がありオリンピックがあるから、そのままにしたように見えるが、実際は何も考えずに動いている。
これで観光で利益を得たものの何倍もの損が出る。
海運指数が大きく下落し、船賃も十分の一になっているという。
一番の問題は物流が止まることです。そろそろ影響が出始めて、指数関数的に影響が増える。二週間後はいかなることになるやら。
こんなことではアメリカは原発事故と同じで、愛想をつかすのではないか?
そう高く日本を評価しているとは思えない。
ただアメリカから見れば、使いやすくて、ある程度の技術を持ち、、奴隷のようにはやらく、知能が高い人々がいるので、同盟をというくらいではないか。
それにしても我が国政府は楽なもんですね。国民を保護していないにもかかわらず、それで済んでいる。議員は攻撃しない。
外国は日本人入国禁止に匹敵する措置をとると思う。
いつものとおり、何もできずに自然災害のように行動するでしょう。
マスコミが感染経路がわからないというが、本気で言っているのだろうか?
中共から来たに決まっている、その上それを作ったのは中共ではなく日本政府に過ぎない。
単純な事実やデータを無視するというより、教育勅語的な発想をして行動をする。
一種の仮想世界を構築して、その中で、いろいろする。そのうちに環境が変わり(台風が過ぎ去るように)、まあ何とかなるというのが基本判断です。
うまくいくのかな?