2020/01/15 05:00 | 中東 | コメント(2)
イランによる米軍基地への報復攻撃(2)
■ Video Shows Ukrainian Plane Being Hit Over Iran(1月9日付The New York Times)
■ Video shows moment Ukrainian plane plummets to ground ‘after being shot down by Iran missile’(1月10日付Metro)
「イランによる米軍基地への報復攻撃(1):米・イランの衝突」(1/14)の続きです。
前回は、イランの報復攻撃とトランプ大統領の発表が意味するものを解説し、米・イラン関係の今後の展望を説明しました。
今回は、ウクライナ機の撃墜と核合意の義務履行停止の意義について解説します。最後に米国内政(特に選挙)に与える影響も考察します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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イランによる米軍基地への報復攻撃(2):ウクライナ機の撃墜、核合意の義務履行停止第5弾
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●ウクライナ機の撃墜
●核合意の義務履行停止
●米国内政への影響
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あとがき
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■ 台湾の民進党のイベント(19年12月21日付自由時報)
先週の台湾の選挙で蔡英文総統と民進党が勝利しましたが、上記リンクの写真は昨年の民進党のイベントの様子です。蔡英文の横に普通にエヴァンゲリオンのアスカがいますね・・今回初当選した議員で、ひまわり運動で活躍した政治運動家であり、同時に著名コスプレイヤーという方です。
前回の選挙でも、「3D小英」など民進党のポップカルチャー路線が注目されましたが、今回さらにその傾向は強まったようです。嬉しいような、それで良いのか、少し複雑な気持ちにもなりますが・・(笑)。
そういえばエヴァンゲリオンは新四部作の最終作が6月に公開予定とのこと。台湾でも盛り上がるのでしょうね。
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2 comments on “イランによる米軍基地への報復攻撃(2)”
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88年のイラン航空機の撃墜事件による、イランの国民感情から核合意、そして2020大統領選における影響まで、一気に読めるのはとてもありがたいです。
また、今回の件を通して、「代理武装勢力」の概念を学べたのは非常に大きかったですね。
このあたりを理解しておくことは、中長期でこの地域の動きやマーケットに与える影響を見るのには大変重要だな、と感じています。
先行き不安定だからこそ、示唆されている様々な可能性や選択肢について、今後も折に触れ振り返ってみたいと思っています。
一回目の解説に関しては疑問が残りましたが
二回目の解説は納得ができました。
また、くだらない私のために説明?くださりありがとうございます。
考えが至らない点が多数あり、恐縮しています。
ありがとうございます。
1つだけいえばイランの石油収入は
核合意以降増え、核合意放棄以降も減っていません。
これが核合意放棄の意味だと考えています。
収入増大に伴い、テロも増えている
今回、欧州が核合意放棄を言い出し
本格的なイランの減収になれば?
ここからが本番になると思っています。
イランは合法的な国家なのでしょうけど?
イスラム国は非合法と考えれば
その違いはあまりないと考えてもいいでのではないかな
と思っています。
イスラム国の顛末をみれば
本当にそうなのかな、とは思っています。
短期的には、武力行使はないと思うのは従前からの考えですが
長期的にみると
イランのやっていることはイスラム国と何が違うのか
を考えるとその具現性は高まると思っています。
飯山さんの言うことには筋が通っていると思いますし
事象ごとにそのように考えれば
筋がすべて通ると思っています。
イランの行動を当てはめると
筋が通るのであって
このまま国際社会の規範の中に本当に
とどまるのだろうか、とは考えています。
世俗化するかどうかはわかりませんが
最終的には、交戦は避けられないのではないかな
と思います。
時間をかけなければ解決しない問題であるとは思っています。