2019/12/06 05:00 | 歴史・法・外交 | コメント(2)
大統領・首相の「親書」
本日は読者の方からのご質問にお答えします。金曜ということで、気軽な気分でご覧下さい。
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大統領・首相の「親書」
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コメント欄で以下の質問をいただきました。
>気分転換ネタの折にでもお教え頂ければ幸いです。「親書」とは何でしょうか?
>エルドアンがトランプから来たのをゴミ箱に捨てたとか、文大統領が安部首相にとか、いろいろ書かれている、あれです。
>外交プロトコール上特別な効力があったりするのでしょうか。
>文氏から安部氏の場合、言語は何を使うのでしょうか。
>本当に紙で渡すとも聞きますが、霞ヶ関じゃあるまいし(爆)、今どき、なぜに紙で渡すんでしょうか。どんな封筒に入っているんだろう、平安時代の結び文のよう、、、な訳はないか。でも紙や封筒にお国柄が出る位ならばありそう等々、妄想を巡らせております。
私からの回答を述べます(※メルマガに限定)。
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アフリカの生活レベル
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ツイッターの質問箱で以下の質問をいただきました。
>今のアフリカの生活水準は日本でいうと何年代頃ですか?
私からの回答を述べます(※メルマガに限定)。
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旅行先
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同じくツイッターの質問箱で以下の質問をいただきました。
>今まで旅した中で一番良かったところはどこですか?
私からの回答を述べます(※メルマガに限定)。
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ペンネームでの発信
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やはりツイッターの質問箱で以下の質問をいただきました。
>JDさんがペンネームで活動しても、分かる人には分かると思いますが、匿名で活動する意味は何ですか?
リアル人格では書けないことも書けるメリットがあります。将来的には実名でやるかもしれませんが、今の時点では、私のことを知っている人は黙っていてください(笑)。
質問は、この他にもツイッター上で沢山いただいており、できる限りお答えしています。メルマガに掲載していないものも沢山ありますので、よろしければご覧下さい。
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あとがき
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■ アフガニスタン支援の中村哲医師、現地で銃撃され死亡(12月4日付AFP)
悲痛な訃報でした。ツイッターで「#DrNakamura」「#SorryJapan」「#SorryNakamura」といったハッシュタグを見るとアフガンの人々の思いが伝わってきます。ぜひご覧になっていただきたいと思います。
危険地でその国のために力を尽くし、犠牲になった日本人の方々はこれまでも何人かおられますが、個人的に特に大きなショックだったのは03年のイラク大使館の奥参事官と井之上書記官の訃報です。当時私はワシントンDCの日本大使館におり、情報収集に関わりましたが、あまりにも身近な人々の事件で、大使館全体が悲しみに打ちのめされたような状態でした。
今回の事件も、身近に接してこられた方々の心中は察するに余りあります。私などが言えることではありませんが、志に殉じたということと思っています。心からご冥福をお祈りします。
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2 comments on “大統領・首相の「親書」”
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普段、何気なく見聞きしていた「親書」。大変奥深く、知らない世界を垣間見ることができた、楽しい朝でした。それにTwitter上で答えられている質問にも、メルマガ向けにさらに新情報が入っていたりと、読んでいて嬉しくなりました。
そのTwitterも楽しく拝読しております。時に「こんなに充実したコンテンツ、無料でいいの?」と思うことがよくあります。出張先の美しい写真を交えたものから、たぶんSNSで話す人は殆どいないんじゃなかろうか?(笑)というインドの地方政治のような込み入った話まで。幅広い話題が、分かりやすく、かつ身近に感じられる場なので、こちらも配信を楽しみにしています。
当方の質問に丁寧にお答えいただき有難うございました。小さいが気になるトゲが取れたような気分です。深く感謝いたします。
大抵は封もしていないとのこと、実務を考えればそれが自然であることは理解しますが、結び文のようなものを妄想した者としては少々寂しいです。有難味がぁぁ。
ウガンダは私も色々と印象深い経験をさせて頂きました。会場となった高級ホテルのメインダイニングがインド料理でありローカルな料理ではなかったこと、ローカルな酒を探し回るもほぼ絶滅しており、あれっ、日本や中国やトルコのように、その国ならではのローカルな酒を持っている国って非常に限られている?に思い至って愕然としたことを覚えております。これがヨーロッパの世界征服というものか。