2019/11/15 05:00 | 中東 | コメント(4)
イスラエル現代史(14):米国とイスラエル(1)
「イスラエル現代史(13):右派政権・ネタニヤフの時代」(10/30)の続きです。
前回は、2009年から現代に続く右派の優位とネタニヤフ政権について解説しました。これでイスラエル現代史は一区切りつきました。
今回から、米国とイスラエルの関係に焦点をあてます。話すべき点が多いので、3回に分けてお伝えします。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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イスラエル現代史(14):米国とイスラエル(1)
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●「特別な関係」
●「戦略的資産」
●在米ユダヤ人の政治力
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あとがき
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■ These dog-like robots do backflips and play soccer. Yes, they’re adorable(11月8日付CNN)
■ Terminator: Dark Fate – Official Teaser Trailer(5月23日付Paramount Pictures)
MITのチーターロボット。「adorable(愛らしい)」というかターミネーターを思い出すような・・というのはデザインの問題に過ぎないのでしょう。外見を自然にすれば違和感なく溶け込む。そういう時代になるんでしょうね。
『ターミネーター』といえば最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』(ティム・ミラー監督、19年公開)が公開されました。『ターミネーター』(ジェームズ・キャメロン監督、84年公開)と『ターミネーター2』(ジェームズ・キャメロン監督、91年公開)の正統な続編とのこと。
この二つの作品は、多感な少年時代に見たこともあり、私にとってはとても思い入れのある作品でした。今さらシュワちゃん・・という気がしなくもありませんが、やはり気になりますね。
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4 comments on “イスラエル現代史(14):米国とイスラエル(1)”
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なるほど、もう1つ、一大テーマがあったのですね。なにしろ、まさに今ここに起きていることに直結していてとても興味深い内容でした。
「ユダヤ」と一言で言っても、それぞれ、価値観や意識、考え方に大きな違いがあるのですね。ここまで、丁寧に成り立ちや変遷をご説明いただいているので、この複雑さもやっと理解ができます。
米国のイスラエルへの配慮の根源に触れ、いい悪いではなく、改めて米国の選挙の難しさや、注目すべきポイントにも気付かされ、楽しめました。
イスラエル現代史のグランド・フィナーレは、「イスラエルとアメリカ」の3部作なのですね。今日のメルマガもこれまでのイスラエル現代史をおさらいしつつ(←JDさん優しい)、コンパクトなご解説で大変分かり易かったです。特にラストの正統派と共和党の関係性。クシュナー・共和党・エバンジェリカルが一気に繋がり、目からうろこが5枚くらい落ちました。第2部も楽しみにしています。
そろそろ終盤戦ということで、先日おさらいがてら(1)~(13)を再読してみたのですが、内容の浸透具合が半端なかったです(頭に良く入ってきた)。一度読んでいるせいもあるかと思いますが、やはり現代史シリーズは「まとめ読み」「いっき読み」が大変効果的であることに気が付きました。なので、バックナンバー配信に、「現代史シリーズパック」があれば良いのになぁ、と思いました。再編集無しで単純にシリーズのメルマガをまとめたものです。常連の皆様方はすでに全配信をお手元にお持ちかと思いますが、途中から若しくはシリーズ終了後に読み始めた方などは、現代史パックがあると全話をゲットするのが楽かなと思いました。それに現代史シリーズは時間を経て読んでも色褪せないので、パック販売に向いているような気がします。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』気になります。確かにジェームズ・キャメロンから言わせれば、これが正当な続編ですよね。3・4・5は他の人が作ったわけですから。私も1・2はクリアーな記憶があるのですが、3以降どんなんだったっけ?とあやふやだったので調べたところ、なんと、5『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のサラ・コナー役にエミリア・クラーク(!)(GOT:デナーリス)が出演していました。しかもドラマの『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』のサラ・コナー役にはレナ・ヘディ(!)(GOT:王妃サーセイ)。(どちらも見ているはずなのですが、ストーリーもキャラクターも全く記憶にない。なぜだろう・・。)
シュワちゃんとリンダ・ハミルトンのカムバックは確かにどうなのだろう・・と思わなくもないですが、同じくやはり気になりますね・(笑)。
お世話になっております
多忙にてなかなか見れないのですが
ウクライナ疑惑で蜂の巣をつついたような騒ぎになっていますが、
そもそもバイデンの息子はウクライナで何をやったのですか?
ガス会社に関与した
という時点でロシア寄りと考えられますし
ヨーロッパからは
あいつをなんとかしろ
と抗議をされるに決まっていると推測されます。
それに対して
民主党が弾劾までもっていくということは
すでに
民主党は内部崩壊しているのね
と個人的に思っています。
ウクライナのガス会社というのが
キーポイントであって
こんなのに関わること自体が
私からみれば脇が甘すぎるという感想です。
安倍さんなんぞ余裕綽綽という印象ですけど
ま、野党がだらなしなさすぎるにつきますよね
上手くやれば政権が崩壊すると思うのに
安倍さんが余裕をかましている時点でもう無理ですね
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
第363号(10/2)に書きましたが、ハンターについても当時捜査が行われましたが、不正は見つかりませんでした。また、バイデンが圧力をかけて辞めさせたという検事総長は実際のところ問題のある人物でした。
ガス会社がハンターを役員にしたのは、自分たちの信頼性を高めるためです。企業が検察OBを顧問に迎えるようなものです。これ自体はよくある話です。
ハンターが役員を引き受けたのは、当然ながら不適切な行動で、周囲から止めた方が良いというアドバイスもあったようです。脇が甘いというのはそのとおりと思います。
弾劾が民主党(特にバイデン)にとってリスクが大きい動きであることはそのとおりです。メルマガに書きましたが、内部分裂を避けるために致し方なく踏み切ったとのだろうと思います。