2019/10/09 05:00 | 中東 | コメント(3)
イスラエル現代史(11):中東和平への道
「イスラエル現代史(10):第1次レバノン戦争」(9/25)の続きです。
前回は、ベギン政権によるレバノン侵攻(第1次レバノン戦争)について説明しました。
今回は、レバノンから駆逐されたPLOの路線転換、米国(レーガン・ブッシュ・クリントン政権)の仲介、労働党のラビン政権の成立を経て、歴史的なオスロ合意に至るまでの経緯を解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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イスラエル現代史(11):中東和平への道
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●PLO内の論争
●インティファーダのインパクト
●オスロ合意
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あとがき
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■ 英旅行大手トーマス・クック、破産申請 旅行者15万人の帰国作戦が開始(9月23日付BBC)
学生の頃、ユーレイルパスで欧州各地を鉄道旅行しましたが、そのとき大活用したのがトーマス・クックの時刻表でした。旅行前に眺めるだけで旅行の情景が浮かんできて、胸が高鳴ったものです。しかし、時刻表も、ネット時代には無用の長物になりましたね。
米国に住んでいた頃はブロックバスター(米国版のツタヤ、というかツタヤがブロックバスターの日本版)を多用しましたが、こちらもネット時代では生き残ることができず、消え去ってしまいました。諸行無常ですが、私の中では、トーマス・クックもブロックバスターも、当時の欧州と米国の思い出とともにいつまでも心に残っています。
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3 comments on “イスラエル現代史(11):中東和平への道”
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JDさんのメルマガは、物事の両面を見せてくださるので、自分の断片的な知識が少しずつ繋がっていく感じがして、安心感があります。今回は「ああぁ!ここで冷戦終結と湾岸戦争!」みたいな、米ソとの絡みが、中東の内側から見られたのは、エキサイティングでした。また、「イスラエルは重要」とおっしゃっていた意味をすごく認識しました。
最近1話からノートに地図や関係図なんかを書きながら再読しています。何度読んでも発見や気づきがあります。(私の覚えが悪いのか・・・)と思わなくもないですが(苦笑)、とにかく何度も楽しめます。
先日、若い実業家さん数人と話す機会がありましたが
何を言っているのかさっぱり理解できませんでした
極端な話をすれば
私が投げかける問いに、明後日の方向を向いて答える
なんてことが5分置きに出現し
イライラさせられました
みなさん有名大学を卒業された方ばかりなので
そんなことはないだろう
なんて思った私の認識が甘かったです
こうやって考えるとぐっちーさんの
慧眼には眼を見張るものがあり
本当に若い方々の日本語能力は劣化、
というレベルではなく
思考の原点である言語能力がない
とつくづく考えさせられました
ご冥福をお祈りします
さて質問になります
JDさんが数年前に言われたように
トルコがシリアに侵攻するのは必然の状態が
発生をしました
状況を考えれば、当然のことになりますが
はっきりえば
シリア国境の最新情報をみても
さっぱり理解できません
個人的には
トランプは非難をしていますが
仕方がないと考えている節もあると思います
この辺はどうでしょうか?
トルコのシリアにおけるクルド攻撃は、根が深い問題で、実はメルマガでも何度も書いてきました(検索いただくと分かると思います)。
エルドアンはずっとこのチャンスを狙ってきたので、その意味では来るべきものが来た、という言い方もできますね。
この話は日本では情報が少ないこともあり、なかなか説明が難しいですが、来週取り上げる予定です。