2019/07/18 05:00 | 欧州 | コメント(21)
ラガルドECB総裁就任の決定(リテラシーとインテリジェンス)
■ ECB次期総裁にラガルドIMF専務理事-EU首脳が指名(7月3日付ブルームバーグ)
■ 「出しゃばり」イヴァンカ・トランプに世界の指導者は呆れ顔(7月2日付クーリエ・ジャポン)
EU首脳会議がECB総裁にIMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事を指名することで合意し、先週、財務相理事会がその合意を承認しました。10月のEU首脳会議で正式に決定され、11月に就任する予定です。
以下の記事で述べたとおり、ECB総裁の候補には、ドイツ連銀のワイトマン総裁、フランス中銀のビルロワドガロー総裁、ECBのクーレ理事(フランス出身)、フィンランド中銀のレーン総裁といった、中銀総裁経験者が有力視されていました。
・「欧州議会選挙」(6/3)
ラガルドは弁護士出身で、エコノミストではなく、中銀総裁の経験もないことから、予想外の人事でした。なお、ラガルドは米国のグローバル系法律事務所であるベーカー&マッケンジーの幹部を務めていましたが、この事務所のことは私もよく知っています。
ベーカー&マッケンジーは、グローバル系の中でもトップクラスの規模とネットワークを誇り、多様なコーポレート・サービスを提供しています。ただし、金融・経済分野では必ずしもトップ・ファームではありません(ラガルドの専門は労働法でした)。ちなみに私は以前、経済・金融分野のトップ・ファームに在籍していました(笑)。
ラガルドは、07年にフランスの財務相に抜擢され、世界経済危機や欧州債務危機への対応などでリーダーシップを発揮し、政治家として高い評価を得ました。11年にIMF専務理事に就任してからも、国際社会で存在感を発揮していきました。本日は、今回のECB総裁就任の決定についてコメントします。
ところでラガルドは、先月、G20大阪サミットに出席しましたが、そのとき、イヴァンカ・トランプ大統領補佐官に冷淡な態度をとったとの報道が流れました(冒頭記事参照)。
このニュースを題材に、情報を読み解く能力(リテラシー)とインテリジェンスの本質について、あわせて解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。なお、最後の一部分のみブログにも掲載します。
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ラガルドECB総裁就任の決定(リテラシーとインテリジェンス)
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●ラガルドの評価
●情報のリテラシー
●インテリジェンスの本質
リテラシーに関する基本的な事情を知らず、断片的な情報だけを見ただけで、一知半解に「結論」を出すのは危険、あるいは不毛です。
世の中には様々な言説がありますが、ネット時代になって、その発信は飛躍的に増えました。言論のコストが下がり、多様性が高まるのは大いに結構なことです。私のブログとメルマガも、ネット時代だからこそ実現できたものです。
しかし、誤った情報や独りよがりな言論も増えます。私が危惧するのは、こうしたミスリーディングな言論や誤った思考法が、「悪貨が良貨を駆逐する」がごとく流通し、幅を利かせることです。
人は誰しも、「自分だけのオリジナルの見解」を主張し、それを「面白い」と思ってもらいたいものです。しかし、しっかりした分析を行うためには、「基本」が大事です。前述のリテラシーも基本の一つです。こういった基本をおろそかにした言論は、私はそれだけで読むに値しないと判断します。もちろん、お忙しい皆さんにもお勧めしません。
ただ「面白い」のであれば良い、だから基本も何も関係ないと言うのであれば、それはそれで自由です。しかし、それは「小説」「空想」あるいは「おふざけ」の類であって、合理的な分析ではありません。求めるものが違うということです。
私の仕事の一つは、こうしたリテラシーや知性を欠いた言論の問題を明らかにし、それを通じて、本当に価値のあるインテリジェンスの作法と価値を伝えることと思っています。
合理的な思考については、正式な記事として、あらためて詳しく論じる予定です。お待ち下さい。
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あとがき
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■ 愛人殺害の約束が実行されず… 警察に訴え出た女を逮捕 スペイン(6月30日付AFP)
変な事件だなあ・・で終わりそうですが、私が思い出したのは、日本の民法上、「公序良俗に反する契約」は無効とされることです(90条)。たとえば「愛人契約」がこれにあたります。愛人の殺害契約も当然無効になります。
では、無効とされる契約に基づいて支払った金は返ってくるのか。本件では、殺害を請け負った人に金を払ったのか定かではないのですが、仮に払っていた場合、取り返せるのでしょうか。
民法の一般原則では、法律上の根拠なく他人の財産を受け取り、利益を得た場合、その利益は「不当利得」といわれ、他人に返還する義務が生じます(703条)。そうすると、愛人の殺害契約に基づいて渡したお金も、支払った人に返ってきそうな気がします。
ところが、これには例外があって、不法な原因によって利益を得た場合、返す義務がない、とされます(708条)。つまり前述の公序良俗に反して無効とされた契約によってお金をもらった場合は、そのお金を返す必要はない、ということになります。
愛人契約や殺害契約でもらったお金は、もらったもの勝ちということになります。直感的に不思議に思うかもしれませんが、この制度の趣旨は、不法な契約を結んだ者に対して法はサポートしないという考え方(クリーン・ハンズ)に基づいています。
ということで、本件で、もし女性が殺害を請け負った人に金を払っていた場合には、そのお金は取り返せないことになります。また、愛人に対して、愛人契約に基づいてお金を払っていた場合には、これも取り返せません。刑事的には殺人教唆になり、民事的にはお金を取り戻せず、踏んだり蹴ったりということになります。まあ、スペインの法律がどうなっているのかは分からないのですが・・(笑)。
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21 comments on “ラガルドECB総裁就任の決定(リテラシーとインテリジェンス)”
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ある時三人で、泥棒して得た金で、商売をして、成功したとき、泥棒したお金とを返した後、稼いだ金はどう処理するか。それはいいことか悪いことか。正しいか?
これを議論したことがある。自営業者は返せば、稼いだ金は泥棒の物。私ともう一人は、それは違う。泥棒の物ではない。だった
民法上の問題と刑法上の問題が重なっているが、その時いろいろ出た。泥棒しないで、投資を集めたとしたら、配当金を出せばそれでいい。とか。泥棒は主体的だが、投資は受け身だぜ。とか、いろいろ出た。
が最後の落ちは返してくれたのはいいが、あとの金を泥棒がどこに隠したかわからなければ、取れないぜ。所有権はというより、使えるのはやはり泥棒が事実としてあるから、いい悪いは関係なく、泥棒の物だ。
だった。
JDさんの”使命”のようなものを感じ、背筋を伸ばして拝読しました。
著者と読者の間に信頼関係があるのが、JDさんのメルマガやブログのいいところで、誠実に読み手に向かい合ってくださっている気がします。
今日こうして改めて、メルマガやブログの目指す所を伺うと、情報やコンテンツが常に「真実を伝えるため」に存在している理由がよく分かります。
これからも楽しみにしております。
>>スペインの法律がどうなっているのかは分からないのですが・・
だとすると・・
「リテラシーや知性を欠いた」
内容と成り得ませんか・・・?
( ^ω^)
このケースに日本法を適用したらどうか、という仮定の話です。
実際にスペインで起こった事件でどうか、という話ではありません。
あとがきの雑談をそのように曲解されるとは、驚きでした・・苦笑
本文も後書も同一として、読む習性があるのです。
それに山口さんもメルマガ本文よりも、後書の方が面白い、楽しみだとコメントで書かれた事がありましたね・・・
( ^ω^)
ラガルドがECB総裁に選ばれた理由が良くわかっていなかったのですが、これまできちんと実績を残してきている方なのですね。Brexitも控えていますし、危機を乗り越える胆力と調整力は確かに必要な資質だなと思います。
イヴァンカの動画は見てみましたが、私もラガルドの視線が侮蔑的なものとは思いませんでした。恣意的な誘導ですよね。でも世の中にはこの手の記事があふれているので、きちんと選り分けて見ることが大切だなと改めて感じました。
「プロの分析」と、「主観・評価・感想が入り混じったエンターテインメント」の違いは、JDさんの「言論の作法」や「ストーリー」のさわりの部分を読んでから、明確に区別が出来るようになったと思います。見解の違いというレベルではなく、ここには明確なラインがあるのだということが実感できるようになりました。またその区別をしていく過程で「事実」の種類や精度を見極める力も多少身についてきたと思います。
エンタメはエンタメでそれを楽しむ人もいるでしょうからアリだとは思います。ただ度を超すとおっしゃる通り「悪貨が良貨を~」になるので問題だなと思います。
あと、エンタメ目線でプロの分析にチャチャを入れる行為には、両者の区別が出来るようになった今、違和感を覚えるようになりました。遊びや面白みが足りないという横やりを入れることもおかしな話だったのだなと。というのは、両者はそれぞれが異なるルールの上で存在しているもので、そもそも論として同じ土俵に乗せるべきものではないと感じるようになったからだと思います。あと、真に知的な面白さというのは表面的に笑えることではなく、知的興奮を覚えるようなコンテンツに出会えた瞬間、己の中に湧き上がってくる感覚の事を言うのだなと、何となくですが最近はそう思っています。
スペインの事件は面白いというか、不思議な事件ですね。なぜ自分たちに容疑がかかることに気が付かなかったのでしょう・・。でも一番悪いのは騙した愛人の男な気がするのですが、最後には彼一人が笑っていたという、ドラマ顔負けの素晴らしいオチですね。
いや・・・というか、JDさんがおっしゃっているように、あとがきは雑談、気楽な「JDの部屋」ですよね(笑)。
それに、最初から日本法の話をすると書いてあるし、趣旨も明確と思います。
ズレているのではありませんか・・・?
( ^ω^)
スペイン法では分からないというのもJDさん流のオシャレな締めでしょう。
ユーモアのリテラシーも大事ということですね!
いつもお世話になります
いつも勉強させていただきます
良く感じることは
物証という帰納法から導き出された回答にはほぼ間違いがない
間違えた場合は物証の解釈を間違えている場合
答えはランダムになります
ところがこれが長じて
たとえば
1+1=2
という数式の回答2を固定して
計算式をいじくりまわす輩が非常に多い
そもそも間違っている回答を固定し
計算式を確定させる奴というのは
たいてい自分が頭がよいと思っているのが
もう、改善の余地がなくす訳です(笑)
計算式が
8+2になっているのに回答は2だと主張するのです
あほらしくて話を聞く気も起きないといっても
それを理解できない、のです、言っている本人は。
これは答えを先に固定してしまうと
人間は自分の都合に良い証拠集めをしてしまうので
結果的に出鱈目になるということが
わかっていない人が多すぎる訳です
意図的にそういう人は都合の悪い証拠は抹殺する
自分は正しいという報酬ほしさに
さらに都合の良い証拠を集め
最終的には人からの信用を失う
私はロジカル、客観的、インテリジェンスというのは
地道な証拠集めであり
そして、その証拠から誰もが納得できる
回答を出すことだと考えています。
この地道な作業をすっ飛ばし
自分に都合のよい回答を用意して
面白、おかしくストーリーを展開するアホが
いかに多いことか
と、JDさんの文章と出会って確信をしました
SVの関係にしても
数式と一緒であって
S=Vの文章以外は
インテリジェンスを感じない
とおっしゃることはわかります
ただ、私はそこを直す気はないんですけどね(笑)
きちんと分析をすれば
回答はたった1つしかなり得ず
その回答が間違えた場合には
計算式を間違えているだけなのに
その回答までを改ざんしようとする輩が
非常に多い
インターネットの弊害そのものです
情報を扱う人で
情報の怖さがわかっている人は
出典やその人の知性など
冷静に判断するのは当たり前のことです
AIの意義も私が否定するのは
答えが1つのものは
有意に感じますが
確率60パーセントという
回答に何の意味があるのか
ということです
60と70パーセントの違いを
小学生にでもわかるように説明せよ
と言って
説明できる人がいないで
確率60パーセントという計算式を出して
なにがうれしいのか
と思います
AIの致命的な欠陥は
そもそも確率を計算するもの
ただ回答が100パーセントのときには
無類の強さを発揮することは非常に有意だと思います。
インテリジェンスというのは
回答を1つに絞れる能力で
その回答に誰しもが納得することだと思います。
論旨が出鱈目、回答も出鱈目というものが
世の中の支持を受けすぎだと私は思います
007のような世界ではない。確かキシンジャーが民主主義国ではスパイは必要はない、内政を見ればその国の外交がわかるからといっているという。
この具体例は韓国でしょう。どのようにするつもりでしょうか我が国、日本はという疑問は愚問に過ぎない。
では何を考えるか?できることを考えるに過ぎない。
堀栄三という陸軍の優れた諜報員がいたが、彼の書いた本を若いころ読んだが、そこにはスパイではなく公開された情報をもとにして、考えたに過ぎないものばかりだった。この<公開された>の意味はいろいろあると思う。
確かその中に奇妙は飛行経路を取るB29二機があったために、コード番号をつけて注意深く観察した。その二機が北上してきたが、偵察飛行だと判断した。
其れは原爆を積んだ飛行機だった。アメリカに諜報員がいたなら、わかっただろうと思うがアメリカはきちんとそれをつぶしていた。開戦時に、と確かあった。
対米戦争が苦しくなった元の一つにアメリカにあった諜報機関がつぶされたからでしょう。ちなみにフリードマンが解読したといわれる暗号はテキサスにおいて海軍武官か外務官僚の宿舎に泥棒が入って,
その時暗号が盗まれたかコピーされたのではないかと書いた本を読んだことがある。
些細なことに注目せよがそれを読んだ後の結論の一つだった。
今の韓国との外交はもう交渉の段階ではなく、以前なら戦争事由に過ぎない。
では最初に何をするか。国内でテロが起きるからその対策を明快することです。問題は折れてきた時にどのような状態が可能か?いろいろな予想をもとにそれぞれの対策を考えておくことで、そこに確率を考えるのは対費用効果を考えるに過ぎない、費用が十分あればどこまででもできる。この費用があるかどうかが
重要でしょう。
どうも韓国は去年のくれから、今回手続きがもとに戻された物質の緊急輸入をしていなかったようです。もっとも我が国側からの量を見ればわかりますが、いずれにしても2週間くらいしか在庫を持っていなかった可能性がある。
サムスンの稼働状況(電力消費量か偵察衛星による赤外線による発熱状況)を見ればわかると思う。外交はそれをもとにして行われるのであって、意見で行われるのではない。
東学党の乱に匹敵することが起きると予測しており、やがて我が国の繁栄をも食いつぶしていく道が開かれているが、さて如何展開するか。
あまりに我が国が有利で韓国がそのような行動をとるはずがないという、油断が我が国を苦しくさせている。
アメリカが自動車規制をしたら、同じことが我が国におこる。
南北僕朝鮮は我が国にとって、炭鉱のカナリアに過ぎない。それ以外にかの国の我が国にとっての存在理由はない。
>ぺルドンさん
本文もあとがきも楽しんでいただけるとのこと、ありがたいことです。
ただ、今回のあとがきは、残念ながら誤読されたようです。私の「知性」を疑う前に、ご自身の「リテラシー」を働かせて、文章の大意をつかんで下さい。
>chinaさん
エンタメは、もちろん私も好きです。
大事なのは、マナーや礼儀、知的な誠実さでしょうね。それがあれば、「チャチャ」であっても私は大いに歓迎します。
それと、エンタメであれば、面白くなければダメでしょう。ユーモアのセンスや品がない人を見かけます。自分では面白いと思っているのかもしれませんが、そういう人には私は共感も同情もしません。
ということで、これからもお気軽に、よろしくお願いします。
>那須の山奥の兄ちゃんさん
ありがとうございます。
私の言いたかったことを、ご自身の言葉で語って下さったような気がします。うれしいです。
ただ、実際どこまでのことができるか、私含め、人間の能力の限界の問題はあります。
しかし、これまでお伝えしてきたとおり、大事なのは、結論よりも判断過程です。
那須さんのお言葉を借りれば、数式の解である「2」ではなく、それを導く式である「1+1」の方が、ずっと意味があるのです。
判断過程さえ明晰であれば、議論ができ、思考を修正しながら、先に進めます。人間の知性は、そうした試行錯誤を経て磨かれてきました。
知性とリテラシーを放棄して、思いつきで良いと居直るのは、そうした営みの否定であり、逃げであり、思考停止でしょう。
何よりも大事なのは、知的に誠実な「姿勢」と思います。
論拠もなく、感覚で「2」を出して固定するのは、そうした姿勢に反しています。
なお、私はフレーゲやラッセルのようなハードコアな論理実証主義者ではないので、文の形式にはそこまでこだわりません。ご安心下さい(笑)。
「エンタメ」は投稿したあとに、プラスにとられる可能性もあるなと思って、ちょっと選択ミスだったかな・・と思っていたところです。
さすが、小さなミスも見逃しませんね・(笑)。
そして行間メッセージが届くこの楽しさ。素晴らしいですね。
「共感」と「同情」については、少しばかり誤解があるような気がします。
私の真意は恐らくJDさんの考えていらっしゃることの180度反対側です(多分)。
今回の京都の放火事件における報道に微妙な点があった。逮捕はしていないが容疑者の段階で、名前を発表するとしたことです。これは警察が発表したことか、それとも報道機関がしたことは?
ふつうは容疑者として出た時に発表することは問題ないから警察は容疑者としてすら把握していないが事件の重大性にかんがみ発表したか。
いずれにしても報道に混乱が生じたとみている。何故か?
諜報において誤った報道を先にして混乱させるという方法がある。これは人の性質に根差したもので、うその効用につながるものです、また人の情報処理システムの構造によります、結論は誤った情報は修正しにくい、もしくは早く入った情報は修正しにくい。そのため諜報員は情報遮断期間を持つのが常識でしょう。
なぜ容疑者の段階で発表するものではないがと前振れを入れたのか?
推定だが多分在日朝鮮人だからでしょう。悠仁親王事件でもその後の情報がなく、いろいろ調べるとその可能性が高い気がする。
もし正しければ河野大臣の行動はお笑い草になる。
>chinaさん
「鋭い」「ミス」・・とのコメントは、すみません、意外でした。私に何か思い違いがあったら申し訳ありません(汗)。
後段の方について、私が言いたかったのは、「エンタメ」ということであれば、お笑いや映画などと同じで、私の目は厳しい、面白くなければ容赦しません・・(笑)という一般的な話です。こちらも分かりにくかったかもしれず、念のためお伝えしておきます。
外交は国力の発現だから、統一諜報機関が最低二つ必要でしょう。
戦前日米交渉がいきずまったとき、外交電報の報告ルートが外務省ともう一つ天皇直属のルートがあったようです。アメリカは開戦一週間前、ルーズベルト天皇会談を持ちかけたが、それは外交ルートと,天皇直接のルートの二つに来たという記事を昔読んだ。アメリカは何故、外務省ルートとは別のルートを使ってまでそれを知らせたか?
アメリカが和平会談を望んだ確実な証拠として、多分出したのだろうと戦後外務省にいた人が書いていた。
そこでいうがハヤブサ2の着陸点がオーストラリアになっているが、どうもエンジンの調子が悪いから、サハラ砂漠か、アメリカのネバダ砂漠か、ロシアのステップに着陸させてほしいと要求してはいかがか。いまだ正確にはわかっていないが2年くらい先にそのような外交手段をしてはいかがだろうか?
これが何を意味するか分かるが、そのくらいの芝居をする必要があるがそれは統一機関が必要で、それがない我が国は、泥縄式に展開する。
国内は親韓派と反韓派の抗争でしょう。もう一つは経済派と国益派の抗争でしょう。しかしいろいろな化けの皮がはがれるとはいいことです。何しろ多分銭をもらっていたから<貴様何とかしろ>といわれて走り回っている人がいるでしょう。
いずれ韓国は韓国内にいる日本人をスパイ容疑か何かで逮捕する事態が生じるでしょう。彼らはそれをすると予測する。
本当にあぶないぜ、平和国家だもの。
僕が指摘したかったのは、折角インテリジェンスとリテラシーの本文があるのだから、後書のスペインでの事件も、常識になっている日本の法解釈だけでなく、
JDさんはスペイン語も堪能だから、スペインの新聞を読み、日本と法が異なるのなら異なる処を対比させたり、スペイン警察が依頼者を逮捕した法的根拠等も合わせて書いて頂く配慮があれば、本文と後書の知性とリテラシーが一致するのにと、勿体ないから軽く口を挟んだだけです・・・
( ^ω^)
一見してそのように読むのは難しい文章でしたが、ご趣旨は了解しました。
ご提案はありがたくお聞きしましたが、ただご想像されるほど簡単に説明できることではありません。厳密な話にもなるので、「あとがき」で扱うようなカジュアルな話題を超えます。
また、不法原因給付の話は、「常識」とのことでしたが、そうでしょうか?世間にそれほど広く認知されておらず、理論も実践も深いところがあるので、相応の説明が必要と思って取り上げたのですが。
いずれにしても私への期待の高さの表れと受け止めましたので、ご指摘は多とします。
手の込んだ応援歌と聴いて下さい・・・
( ^ω^)
応援歌ですか。ありがとうございます。ただ「軽口」は、相手をみて、ほどほどにした方が良いかもしれませんね。
ぺルドン△は「ぺルドンさんかっけえ」と読んで下さい(笑)。
「さん」と打ったら、△になっていた、それを気付かず投稿してしまったと言うお粗末さ。失礼の限り・・・
( ^ω^)