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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2019/05/29 05:00  | 中東 |  コメント(7)

イスラエル現代史(1):ユダヤ人の歴史(古代・中世)

イスラエル総選挙 右派勢力で過半数、ネタニヤフ首相が5期目続投へ(4月11日付CNN)
イスラエル、再選挙の可能性高まる 29日に組閣期限(5月27日付ロイター)

先月、イスラエルで議会選挙(一院制、定数120)が行われ、ネタニヤフ首相率いる与党リクードガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」がともに35議席を獲得し同数1位になりました。リクードを中心とする右派勢力が過半数の65議席を占めており、リブリン大統領はネタニヤフ首相に組閣を指示しています。

しかし組閣交渉は難航。少数政党が連立政党に加わっているので、閣僚ポストの争いが激化し、また超正統派の徴兵免除に世俗政党が反発して連立政党内で不一致が生じているためです。さらにネタニヤフは汚職疑惑による起訴を回避するための立法措置を探っていますが、それが取引材料になり交渉を複雑化させているようです。

組閣期限の5月29日(日本時間30日)を過ぎると、他の勢力は過半数を獲れる見込みがないので再選挙になります。本日がまさにネタニヤフにとって正念場です。

さて、イスラエルは、人口870万人の小国ですが、中東の秩序と米国の政策に強い影響を与える重要国です。その歴史は激動に満ちており、世界情勢にも大きなインパクトを与えてきました。

一方、その政治的・民族的・宗教的背景は極めて複雑です。しかも独立以来の政治の変化があまりにも激しく、また日本との関係は必ずしも密接ではなかったため、正確な把握が難しい面があったと思います。米国におけるイスラエル・ロビーの影響力や「ユダヤ陰謀論」の視点から極端な見方がされることもあります。

そこで、本日から数回にわたり、イスラエルの現代史について解説します。イスラエルの政治経済のみならず、米国をはじめとする関係国に与える影響や中東の秩序、ユダヤ人についても幅広く取り上げます。

※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。

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イスラエル現代史(1):ユダヤ人の歴史(古代・中世)
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●「ユダヤ人」とは
●ディアスポラ
●アシュケナージとセファルディ

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あとがき
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栗山監督、杉谷の両打席本塁打は「見てなかった」(5月24日付日刊スポーツ)

スイッチヒッターの両打席本塁打はセギノール以来12年ぶりとのこと。スイッチ本塁打といえば、日本人では松井稼頭央(西武→メジャー)の名前が挙がることが多いですが、私の中では何と言っても松永浩美(阪急・オリックス→阪神→ダイエー)ですね。

80年代~90年代前半の阪急・オリックスの不動の1番。スイッチヒッターでほぼ毎年3割20本(20~30盗塁)。まさに「核弾頭」でした。日本人で初めてスイッチ本塁打を記録した選手でもあり、通算6本塁打はセギノールの7本塁打に次ぐ記録とのこと。以下の記事(3/25)の「あとがき」でも書きましたが、私は松永がいた頃の阪急(オリックス)が大好きでした。

この頃のパ・リーグにはセ・リーグにはない渋さというか、「野武士」とか言われていましたが、独特の「オッサン」臭さがあって、特に当時の阪急(オリックス)の松永・福良・門田・石嶺・ブーマー・藤井といった面々にその雰囲気を濃厚に感じたものでした。

スイッチの強打者は、外国人も入れれば、バナザード(南海・ダイエー)とデストラーデ(西武)がいましたね。あと日本人では高橋慶彦(広島→ロッテ→阪神)。この人を忘れたらぐっちーさんに怒られますね(笑)。私も大好きな選手で、やはり野武士というかオッサンの魅力がありました。1番バッターの印象が強いですが結構パンチ力があり、スイッチ本塁打も1回記録しているようです。

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7 comments on “イスラエル現代史(1):ユダヤ人の歴史(古代・中世)
  1. 那須の山奥の兄ちゃん より:
    門田・・・

    阪急にも門田っていましたでしょうか(笑)
    南海の門田ですよね
    あの時代、おっさん臭いというより
    私にはいぶし銀という感じでしたけどね
    阪急、南海はいい味出していました(笑)

    ベテランの個性が強すぎて
    若い連中もクセが強い
    まさしく野武士集団だった記憶があります

    さてようやくイスラエル編になりました
    お持ちしておりました

    ユダヤがなぜ流浪の民と言われるのか
    なんとなく理解できました
    なかなか、そういう経緯を解説しているものがない
    とは、感じていました

    しかし
    きのう偶然、パレスチナに関しての本を
    読んでいたのですが
    70-80年代の虐殺・・・
    もう二度と読みたくないと思いました

    イスラエルの歴史は
    イスラエルサイドの歴史とパレスチナ側の歴史
    全く違うもんだ、と思いました

    ほか欧米系移民には
    ソ連からの移民も含まれるのでしょうか

    続編期待しています

    私自身、経済を懐疑的に感じていた時期でしたが
    豊かさが平和をもたらすことも重要だと
    認識しました
    イスラエルの発展が平和をもたらしたのだろうと

  2. KB より:
    誰も教えてくれなかったオモシロイスラエル

    正統派と非正統派。これでは軋みがでるわけですね・・・早くも米国との関係の話が楽しみです(せっかち・・・)
    ディアスポラからのアシュケナージとセファルディ、全く聞きなれない固有名詞でしたけど、これは絶対に面白い。「迫害を受けた」という「事実」に「なぜ迫害を受ける運命にあったのか」という「本質」が加わったユダヤ人の歴史。こんな興味深い話聞いたことなかったですが・・・?(笑)
    逆境は人間を強くするということでしょうか・・・。このDNAはすごいですね。
    私も続編楽しみにしています!!

  3. china より:
    ユダヤ人

    ユダヤ人の歴史に関する本は読んだことがありますが、ここまでシンプルで分かり易くまとめられたものに出会ったことはなく、自分の中にふわ~っとあった「ユダヤ人」の定義が精錬されたように思います。毎度ながらさすがの安定感。

    「アシュケナージ」と「セファルディ」を知ることが出来たのは、自分的に収穫です。多分ここから先、「ユダヤ人」や「イスラエル」及びそれらが織りなす社会構造を見る時、この言葉とその由来を知っているか否かで、理解の深度が変わりそうな気がします。

    GOT・・・確かに、最初は軽い気持ちで見始めたはずなのに、いつの間にかディープ・ウォッチャーになっていましたね。あの時視聴を後押ししてもらえなかったら、未だウォッチリストで眠っていたでしょう。良き出会いでありました。(ちなみに玉座の予想は見事に外れました・・・。)

    三池監督の初期作品、いずれもタイトルすら聞いたことが無かったので概要をさっと調べました。こんなテイストの作品を作っていたのですね・・知りませんでした。そしてそれがツボっているとおっしゃるJDさん。めちゃくちゃギャップです。興味の振り幅が大きすぎて、やはり「良い意味で」ぶっ飛んでいらっしゃるなと感じます・(笑)。

  4. 健太 より:
    その昔

     題名は忘れたが、在日のユダヤ人女性が書いた本を読んだことがあり、そこに母親がユダヤ人だと子供もユダヤ人となると書いてあり、当時は父親が日本人だと日本人だが、父親が日本人でないと、日本人ではなかったから、逆だなあと思った。

     男女平等というありもしない幻想によって、わが国は男女とも同じ扱いになり、わが国、日本人を破壊する要素を最高裁が妙な理屈で認めた。

     素人だが日本国憲法を適用するのは日本人のみで、その日本人かどうかを判定する基準は憲法とは別の理屈にするのが常識と思うが、啓蒙主義による、判定をしたのだろうとおもった。日本人としてのメンバーにする基本は憲法の外にあるとは最高裁の裁判官は考えなかった。

     東京都の職員は東京都の規制によって男女平等に扱うが、東京都の職員になる条件はその平等の適用にはならないという理屈が正しいと私は思ったからです。

     個人的にはわが国の裁判所はわが国と日本人の破壊をするための行動をしやすい機関だと見ている。

     乏しい勉強(なぜなら素人勉強だからです)から見ると日本人とユダヤ人はまるで鏡みたいに反対だなあと思う。偏見(?)かもしれないがいずれも歴史的存在だが、いかに考えても黒人は日本人とは言えないというのが普通の感覚でしょう。

     そこで日本人とは何か、之を明快に定義することは可能か?色々あると思うが、そのひとつに言語があると思う。日本人はなぜか外国が得意ではない。これは日本語自体にあるのではなく、日本人の日本語と外国人が学んだ日本語とは何かしら異なる要素が言語自体とはべつにあると見ている。

     とにかくいろいろが逆だと思い、そのごいろいろ学習しているが、いまだ明快ではない。
     アシュケナーゼに対しては黒海の北にあったハザール王国の国民がユダヤ教に改宗したと思っていたがしかし、なんだか変だとも思っていた。今回のご教示で納得した。

     一番の目に見える違いはユダヤ人はどこへ行ってもユダヤ人として存在できる要素が内部にあるが、日本人は日本列島を離れては、日本人として存在できる要素がない事だと私は見ている。大東亜戦争で戦死した人の遺稿を、古本屋で立ち読みしていたときに、ひとつの疑問として書いてあり、その後色々考えてそのように判断している。

     つまり日本人という概念は内部に地理的要素を含んでいるが、ユダヤ人には其れがない。
     いずれにしてもユダヤ人は日本人の鏡(反対、ないし逆という意味)で、朝鮮人は日本人のカナリア(何かを知らせる鳥という意味)だと思っている。
     

  5. 那須の山奥の兄ちゃん より:
    ゴミ

    今朝、NHKニュース特集で
    中国がゴミの受け入れを拒否とありましたが

    中国の背景と
    フィリピン―カナダのトラブルなど
    教えてほしいと思うのですが

    面倒なことばかり
    言ってすいません
    アメリカのゴミ事情も相当
    替わるのではないか
    と推察します

  6. 健太 より:
    再投稿 今アメリカは何を?

     まるで、アメリカはトランプ大統領がアメリカをかき回していると見ている人が多いようだ。トランプ大統領が変わればと言う軽い気をもっているようだが、たぶんそれは間違いだと思う。何か大きな考えをアメリカはかえて、その考えにもとずき、行動をしているのであるとみることではないか?
     わが国のように<遺憾>を行って済ます世界ではない。

  7. JD より:
    コメントありがとうございます。

    >那須の山奥の兄ちゃんさん
    色々と宿題をいただきました(笑)。
    後ほど取り上げさせていただきます。

    >KBさん
    >chinaさん
    イスラエルとユダヤ人の話は歴史、宗教、民族、国際関係と広がりがあるので、私も書いているうちにどんどん広がってしまいます。今回のシリーズはかなり長くなりそうです。

    鉄の玉座、外れましたか・・(笑)。

    >健太さん
    ユダヤ人も、「近代」の価値観に直面して、母親がユダヤでなければならないといった伝統的な戒律を修正する人々が現れました。「改革派」や「保守派」と言われる人々で、イスラエルでは「正統派」の解釈が支配的ですが、米国では改革派や保守派が多数を占めます。この宗派の違いは極めて重要なポイントになります。次回以降に詳しく説明します。

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