2018/12/14 05:00 | 米国 | コメント(4)
トランプと軍の関係
ファーウェイ、BREXITと英国の政局、インド中銀総裁の辞任など色々なことが起こっていますが、来週取り上げることにして、本日は読者の方からの質問にお答えします。
ペルドンさんからコメント欄で「トランプと軍の関係」の分析についてリクエストがありました。
政権と軍の関係(政軍関係)は重要なテーマですが、どういった点に着目するかによって全然違った議論になります。切れ味のある議論にするためには着眼点の絞り込みが必要です。
そこで、ここではまず、米国の政軍関係について押さえるべき基本的なポイントとトランプ政権に見られる一般的な傾向を解説します。その上で、一部の人が唱える「軍/軍産複合体が政権を支配している」といった言説が意味するものについて、特にトランプ大統領との関わりを念頭に置いてコメントします。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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トランプと軍の関係
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●米軍のプロフェッショナリズム
●リアリズムの一致
●国防予算の増額
●陰謀論からみたトランプ大統領と軍
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特別レポート
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メルマガにのみ掲載しています。
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あとがき
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■ 米ヨセミテ公園のプロポーズ写真、カップルが名乗り出て判明(10月30日付CNN)
美しい写真、二人にとっては良い記念になりますね。
ヨセミテ国立公園には私も留学時代に行きました。屈強で冒険心豊かな米国と欧州の若者たちと一緒だったので、企画提案者だった私のプランは無視され、ハーフドームという標高2600メートル、往復25キロの行程を日帰りで登頂して戻ってくるという強行軍の日程に。
疲弊しきった状態でついに山頂に達したとき、一面に雪が積もっていました。このときの苦しさと楽しさは鮮明に記憶に残っています。一緒に登頂した友人たちとは今でも世界のどこかで集まる仲です。
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4 comments on “トランプと軍の関係”
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今までトランプ政権が行ってきた外交・防衛的な個々の施策を「トランプと軍」という切り口から読み解く、というのはとても面白い視点でした。見えにくい、内側の部分も大変興味深い!トランプ政権が「そして誰もいいなくなった・・」とならないことを祈りつつ、読み進めました。
丁度、ボブウッドワードの日本語版が出たので読んでいます。今日のメルマガの知識がその理解をより深めてくれる気がしています。
プロフェッショナル集団であり、個々の立ち振る舞いや言動に信念がある人・・・。前半は特に純粋に読み物としても興味深く、職業人として素敵だなぁと思いますね。
今年、アメリカで8/1に国防権限法が成立しています
今の動きは予想できるものですが
これによって
アメリカは何を目指しているのか
世間、というより報道、専門家は全く認識していないように
感じられます
個人的には為替制度を塗り替えようとしている
としか思えません
飛躍しすぎだという意見もあると思いますが
最終的に
トランプさんは強いドル、信頼されるドルを目指しているのは
今も変わらないと思います
アメリカファーストと強いドルが一致するのかは
甚だ疑問ですが(笑)
G20というのは個人的には
結局、IMF総会みたいなものだと思います
しかしIMFのシステムを
きちんと語れる人は
皆無、公表されていないのですから。
APECやIMFで米中がもめるのは
当然の帰結で
こう考えていくと
おそらく
為替システムの変更が
あるだろうな
とは思っています
GSの件も推測ですが
仕手本尊の考え方は
古今東西一緒。
仕手をやろうとすれば
間違いなく同じことしかやりません
経験ほど信用できないものは
ありませんが
GSの件は状況証拠が固まっています
やったことがある人しか
わからないことです
だから私はトルコとアメリカは
間違いなくまたもめると思っています
ただ、マレーシアは袖の下ですので
はっきり言えば
報道は事実を書いているけど
読んでもその背景がさっぱりわからん。
中東編を近々に買いますけど
サウジの皇太子
この人はまともななのか
と調べれば調べるほど思います
事実がほとんどない中でコメントを求めるのは
難しいとは思います、申し訳ありません。
ただ国防権限法からの見解でも
かまいませんのでお願いいたします。
いつもコメントとご質問ありがとうございます。
このコメント欄で回答を書こうとしたら、例によって長くなってしまったので(笑)、メルマガの中でお答えします。
記事が出た、ちょうど1週間後に、マティスのこのニュース。
JDさんは、ここまでのストーリー展開を「読んで」いたのではないか?と思ってしまうほどのベストタイミングですね。(考えすぎでしょうか?笑)
これぞまさしく「抗議の行動」の現れといったところなのでしょうか。「そして誰もいなくなった」になりそうな、トランプ政権の来年の見通しについて、またお伺いしたいです。