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2017/08/24 05:00  | 米国 |  コメント(4)

シャーロッツビル事件と南部の文化


シャーロッツビル事件とスティーブ・バノンの解任は、トランプ政権の方向性を変える可能性があります。後から振り返ったとき、ここが潮目が変わったポイントと評価されるかもしれません。そのぐらいのインパクトがあります。

「シャーロッツビルの衝突」(8/18)

バノン解任の意義については、すでに2回にわたり解説しました。

「スティーブ・バノンの解任(1)/(2)」(8/22・23)

今回は、シャーロッツビルでの衝突について、具体的には、トランプ大統領の対応の背後にある米国の文化と思想を解説します。

なぜトランプはあのような馬鹿げた(ように見える)コメントを述べたのか。疑問に思った人は多いのではないでしょうか。その背後には、南部の歴史と文化、言論の闘争という、米国の社会の根幹に関わる重いテーマがあります。とても複雑で、特に日本人にはなじみがないこともあり、難しい問題ですが、詳しく説明します。

※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。

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シャーロッツビル事件と南部の文化
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●白人至上主義者の政治的動員
●南部の歴史と文化
●言論の闘争
●共和党の「南部戦略」
●南部の重要性

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あとがき
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四方山話を書いていますが、メルマガのみ掲載します。

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4 comments on “シャーロッツビル事件と南部の文化
  1. ペルドン より
    南部の説明には・・

    適切な本の紹介も・・
    有効ではありませんか・?
    JDの解説で興味を持った読者は・・
    自分でも勉強したいでしょうね・・

    宮古島海底で・・
    鮫と遭遇しないように・・
    自衛手段をもちましょうね・・・・( ^ω^)・・・(笑

  2. Borse より
    米国の暗部

    南部の歴史と文化について、あらためて認識することができました。有難うございます。今回の件は、米国社会の暗部を見せられているようにも感じます。
    個人的には、今回の南軍のリー将軍銅像撤去反対運動は、デモの許可を取得した上で行われた歴史修正に対する反対運動であり、それ自体を白人至上主義者の行動と決めつけて報道されている事に違和感を覚えます。
    また、この反対運動を白人至上主義者と決めつけて何百人もの過激グループの「アンティファ」や「BLM(ブラックライブスマター)」が集まり、リー将軍銅像撤去反対運動者に対して暴力に及んだ結果、両者の衝突が起きた。
    そこに、全く関係のないネオナチが参加して・・・というのが顛末ではないかと。
    これをCNNニュースがトランプの白人至上主義擁護というレッテルを貼り報道したようにも見えるのですが。
    今回起こった暴力は絶対的に否定されるべきものですが、「差別主義者」という言葉で事の真実が歪められているようにも見えますが、いかがお考えですか?

  3. JFKD より
    南北戦争

    米国は南・北、中部・両海岸という対比があるのでしょうね。

    米国だから問題になるが、中露では抹殺される。弾圧によってのみ維持が可能な国家。

    日本は民主主義といっても肌に合わないが、天皇家が長く続いたおかげなのか、何やかや言っても統合されている。笑

    南北戦争はリンカーンが奴隷解放が目的ではないと言っていたらしい。(株式日記と経済展望、より)。

  4. ConCon より
    リー将軍の評価?

    白人至上主義の一言で単純化してしまう報道、論評が大勢を占める中で非常に参考になります。

    日本における本件の報道で気になるのは、衝突の契機となった「リー将軍の銅像撤去」について、「奴隷制度維持を主張した」との表現が多くののマスコミ報道で見かける点です。
    (“http://www.asahi.com/articles/ASK8F2C88K8FUHBI002.html”や”https://mainichi.jp/articles/20170813/ddm/007/030/132000c”など。後者は表現をぼかしていますが)

    この事件が発生するまで、リー将軍については「内戦には反対」「奴隷制度についても反対」「北軍の司令官要請を受けたが故郷バージニアが南軍であるためこれを拒否」といった点の説明を目にすることが多く、彼が奴隷制度を擁護していたとの話はあまり目にしたことがありませんでした。(幼少時に読んだ中央公論社のマンガ版世界史などは正にそのように描かれていましたし、ポール・ジョンソンの『アメリカ人の歴史』においても、リーはアメリカ史において「その誠実、高潔な人柄で(南部の主張に清らかさを与える点で)特別な地位を与えられている」との表現があります)
    これらの点を無視することで、結果として日本では事件の背景が単純化、矮小化されているようにも感じます。
    ABCやCNNの報道でもそのような言説は聞かれないのですが、現在のアメリカにおいてリー将軍はどのように評価されているのでしょうか?

    日本における報道各社の調査レベルはそれほどあてにならないとは思いますが、あまりにこれまでの認識と異なる報道が続いたため質問しました。ご回答いただけると幸いです。
    個人的には『町山智浩 バージニア州白人至上主義者集会の衝突事件を語る』(http://miyearnzzlabo.com/archives/44675)にて氏が語る衝突事件の背景が最も納得感があるのですけど。

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