2017/01/31 00:00 | 米国 | コメント(5)
トランプ新政権の最初の1週間
嵐のような一週間でした。
先週金曜の就任演説の衝撃から、就任式の聴衆の数をめぐる騒動と「オルタナティブ・ファクト」(ケリーアン・コンウェイ顧問)問題、メディアとの激しい対立(ショーン・スパイサー報道官)、矢継ぎ早の大統領措置、メキシコや日本への挑発、水責め拷問の主張と撤回、首脳外交・・・。
オバマケア、NAFTA、TPPへの対応は想定の範囲内でしたが、「壁」の建設とそれに伴うメキシコとの対立の深刻化、移民禁止、日本を含む貿易相手国へのけん制は・・・衝撃的でした。
わずか一週間でこれだけのニュースをつくり、米国内外の多くの人々を驚かせ、消耗させる・・・前代未聞です。私も消耗しました(笑)。これがトランプ流だ、ということを見せつけた一週間といえるでしょう。
このペースがどこまで続くのかと思いますが、まずは100日計画に沿った措置を次々に実施していくのでしょう。その動きの一つ一つに注視せざるを得ません。
ということで、今週もトランプ新政権の動向を中心に論じます。
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5 comments on “トランプ新政権の最初の1週間”
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トランプは確かめたかったのでしょう・・
メディアは敵対勢力になって・・トランプの前に立ちふさがっている・・政策を履行することよりも・・この敵対勢力との戦いが主戦になってしまった・・
トランプがねじ伏せるか・・双方クリンチで妥協するか・・
中国は・・ホットしているでしょう・・
米国は・・日本と組んで中国の経済優遇をはぎ取っていく・・
米国にその気がないのなら・・中国が世界経済を回していく・・と勇ましい中国・・
これからでしょう・・JDさん・・息つく暇はありませんぞ・・
ぐっちーがトランプを罵倒しているけれど・・止せばいいのに・・
明らかに・・トランプ・トラウマ・・それに気が付いていない・・
溜池さんは・・ちゃんと自己反省して清算しているのに・・全く反省・後悔なしのぐっちー・・脛の傷が深くなるな( ^ω^)・・・(笑
習近平とどう戦うか。
プーチンとどう巧く手打ちにもっていくか。
ここが米国にとっての最重要ポイントですよね。
我が国の立場からすると、トランプが暴走列車であれなんであれ、
その勢いは中国に向かっていただかないといけないところ。
そういう構図から見ると、自動車交渉は小さな問題。
とはいえ無茶な要求はのめないので・・・
トランプからの要望である「米国の雇用に貢献して欲しい」という話には、
もったいぶらずに前向きの返事を出すしかないのではないでしょうか。
「それがあなたの公約だったということはよく知っている。何ができるか考えましょう」と。
米国債は引き受ける。米国の武器を買う。米国に投資すべく経済代表団を送る。
とにかくどこかで「日本はダチだ」という方向に話をもっていかないと
「誤解があるようなので説明する」という姿勢では
「なんだ、要するに日本は何もしてくれないんだな!」となってしまう危険性があるのではないでしょうか。
どうもです。風邪がやたらと流行っていて仕事場で働いてる人がさらにこじらせて肺炎にかかってしまってえらい事になってましたね。疲れがたまると予想もしない病気に罹りやすくなりますので、特に今の時期は注意ですね。それはそうとメリケンのトランプ親父ですがまあ何と言うかやりたい放題と言うか、怒涛の勢いで色々仕掛けてますね。それこそ悪い病気でもかかってるんじゃないかと見られてもおかしくないですが、この親父はこういう混乱が生じるのを覚悟のうえで動いている模様ですね。明らかに確信犯ではないかと思います。まあそうやってみると案外どう対処すべきかはそれとなく見られるんじゃないですかねえ…。それにしても70を超えてもまたえらい事元気なようで何と言うかパワフルですなあ。
まず子分をカツアゲしてパワーアップしてから中国と対決するのかな。これだと確かに中国はうれしい。アメリカが自分で丸裸になりトランプ得意の一対一のdealでも中国有利だ。中国での人件費があがりすぎたので対中貿易で強硬に出てもダメージは少ないと見たか。しかしアップルもGMもボーイングも輸入企業も困るだろう。グーグルは撤退したが。米国民もインフレに耐えられるか。今は為替操作どころではない中国が困るほどの人民元安にはなっているが。日欧企業に恵みがあるかもしれない。
ロシア優遇でEU軽視も鮮明になってきたが、EUは中国に接近するか。G7も用なしでお休みかもしれないな(笑)。まだG8というわけにもいかないか。北朝鮮も念願の一対一dealが実現するかもしれないと思ったとたん、6か国協議を飛び越えてトランプ恫喝が始まる。今までのトランプは戦争が一番ばからしいと思っていたはずだがどうなるか。
トランプは1980年代を再現したいのだろうが、ドルを普及させる基軸通貨としては双子の赤字状態が正常だ。あの時もプラザ合意で日本が行き過ぎた円安を修正し、行き過ぎた円高まで貢献し、中国にドルをばらまくのに協力した。今はシェールガスもあるし、ばらまくところもない。ロシアじゃたいしたことないはずだが。余計に子分にしわ寄せがくる。ルーズベルトの時代ならここで大戦の選択だった。
今朝の読売に「政府、米国内での雇用増検討…首脳会談で提示も」という記事。
関白殿クビにならずに済む方向に軌道修正しつつあるようで、一安心。
TPP!TPP!でトランプとの正面衝突コースに固執していたら日本危なかった・・・。