2016/09/12 00:00 | 今週の動き | コメント(11)
今週の動き(9/12~18)
先週の動きです。
9/4(日)
・G20首脳会議(杭州、~5日)
・米・トルコ首脳会談(同)
・米英首脳会談(同)
・中ロ首脳会談(同)
・ドイツ・メクレンブルク・フォアポンメルン州の州議会選挙
→新興右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の得票率を上回り、第2党に躍進
9/5(月)
・日中首脳会談(杭州)
・中韓首脳会談(同)
・北朝鮮が日本海に向けてミサイルを3発発射
9/6(火)
・ASEAN首脳会議(ビエンチャン、~7日)
・米韓首脳会談(同)
→米・フィリピン首脳会談が中止、代わりに開催
・日・ラオス首脳会談(同)
9/7(水)
・日韓首脳会談、日越首脳会談、日印首脳会談、日豪首相会談(ビエンチャン)
・安倍首相がミャンマーのアウンサン・スーチー国家顧問と会談(同)
・ASEAN+3首脳会議(同)
・日・ASEAN首脳会議(同)
・日・メコン首脳会議(同)
・中・ASEAN首脳会議(同)
・メキシコのビデガライ財務相が辞任
9/8(木)
・東アジア首脳会議(EAS)(ビエンチャン)
9/9(金)
・北朝鮮が核実験
●アジアの首脳外交
杭州でのG20、ビエンチャンでのASEAN首脳会議に絡めて、首脳外交が活発に展開されました。
オバマ大統領にとっては最後のアジア歴訪。アジア外交最大のレガシーとしたいTPPをアピールしましたが、自らの議会の批准が危ぶまれる苦しい状況。
ドゥテルテ大統領との会談は、ドゥテルテの暴言を受けてまさかの直前キャンセル。これにはさすがのドゥテルテも焦り、謝罪の声明を出した上で、30年ぶり(!)というスーツを着て反省のポーズを示しました。
(出所:Presidential Communications)
スーツ姿のドゥテルテを初めて見た!・・・というフィリピン人も多いそうです。地方の市長が一国の大統領になることの意味をまさに学んでいるところでしょう。米比関係に大きな影響を与えることはないとみられます。
●米国大統領選
メキシコにとっては目も当てられない結果になったトランプのメキシコ電撃訪問。ペニャニエト大統領との会談をアレンジしたビデガライ財務相の責任問題に波及し、同財務相が辞任する事態に発展しました。
ビデガライ財務相は優秀な改革派として高い期待が寄せられていた人物であり、その辞任は政権にとっても経済にとっても大きな打撃です。しかもペニャニエト政権の支持率も急落。
他国の政権すら揺るがすトランプの破壊力。本当に大迷惑な男です。
●広島カープの優勝
ぐっちーさんが大興奮されていますが、25年ぶりですか。前回は1991年ですね。
エース佐々岡、川口、北別府の3本柱に絶対の守護神大野豊。打線も野村、正田、山崎ら俊足強打に前田が台頭。多彩なタレントがそろい、バランスが良くて非常に魅力的なチームでした。当時、常勝の西武との日本シリーズも、すべて熱心に観戦しましたが、最後まで手に汗握る好勝負でした。
今週の動きです。
9/13(火)
・国連総会開幕
9/14(水)
・日中高級事務レベル海洋協議(広島、〜15日)
9/18(日)
・ドイツ・ベルリン州議会選
・ロシア議会選
今週はフィリピン、タイ、シンガポールに出張します。その後、続いてメキシコに行きますので、更新が少しスローになるかもしれません。現地の様子はマメにお伝えしたいと思っていますので、よろしくお願いします。
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11 comments on “今週の動き(9/12~18)”
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ジカ熱だけ気を付けましょう。
裸にならない。
長袖・長ズボンで武装・・・(笑
反省のポーズで手足に鎖、逆効果だな…(苦笑)
いよいよ(東大卒・お笑い女芸人・英検1級・TOEICスコア990)石井てる美の代打登場ですかな…そのまま就任したりして…(笑)
ヒラリーには疲労の色が濃い、倒れるかもというぺルドンさんの神託がまた実現しつつある?。ヒラリーよりトランプの方がましという神託も怖い。当たるから怖いんですよねぺルドンさんは。ドゥテルテ、トランプの組み合わせでは、安倍首相も困るだろう。いや逆に嬉しくなっって一気に右傾化して普通の国家を目指し、トランプの勧めという口実で核武装まで行くのか。今の日本なら・・。
これからの世界はG2で行くと宣言し、安倍首相を門前払いし、世界の警察官を辞めたと言い放つオバマはイランの核開発も認めてしまった。そのくせウクライナでは稚拙な介入、逆にシリアでは介入せず難民創出に貢献。世界はこれについていけなかったが、中国は待ってましたばかりの速攻。これに対し米国は結局実質何もできないことが明らかになってしまった。そのうち米軍艦に体当りしてくるのでは(笑)。しかもわざわざ核攻撃先制不使用宣言。ここまで引きの姿勢をみせている米国奥の院の思惑は? 中韓の反日といい、核武装の誘いといい、嫌な予感。日独は相変わらず国連の敵のはずだが。
って、日本の政党でしたかな…(笑)
ふと思ったのは、不満層のはけ口で活路を見出すなら、共産党寄りで左に反れていくしかないが、有権者はそうではないらしい、あくまで政権交代出来る政党を求めている、ならば、日本の有権者はなかなかのものである。
が、それを代弁出来る政党になりそうもないのではないかという出口無き見通し…?
自民党が割れるために、民進党から右派が離脱し、というシナリオが安倍後、あるか…?
残りの民進党は、いつまでも万年野党で満足するのか…?
東アジアサミットでは、人権侵害問題を取り上げたオバマ大統領に続いて、ドゥテルテ大統領がスピーチしたのですが、20世紀初頭に米軍がフィリピンのミンダナオ島でイスラム教徒を殺害した写真を見せたそうです。「アメリカがわが国でやった人権侵害も忘れるな」という意味でしょうね。
東南アジアの中には、それをフィリピン以上に体験している国もあるわけで、オバマさんにとっては気まずい雰囲気になったことでしょう。
彼は、30年近くミンダナオ島のダバオ市の市長をしていて、長年、犯罪者やイスラム過激派とも戦ってきたわけですが、アメリカがこれらの過激派を利用して様々な工作をしてきたことも熟知していて、「アメリカがテロリストを創り出し中東に送り出しているのだ。逆ではない。」などとも言っていますね。
本日、南シナ海で中露海軍の共同演習が8日間の予定で始まりました。ロシアはハーグ国際裁定が出た後、中国の主張を支持した31カ国の中に入ってますが、
南シナ海では中国に味方し、ウクライナでは、中国がロシアに味方するという
持ちつ持たれつの関係で、両国共闘でアメリカに対抗してますね。
日本が大歓迎したサウジアラビアのサルマン副皇太子も、南シナ海問題では、中国の立場を支持していて、米国のやり方を批判しています。
先週末、米国議会は、9.11の被害者家族がテロにかかわった外国の政府を訴えることができるという法案を通しましたが、今まで、「サウジは中東を治める為の必要悪」(ペトレイアスCIA長官)と利用し続けたのに、いまになって、仲間だったサウジを訴えることはできないでしょう。
昨日が、9.11から15年目ということですが、アメリカはその後の道を誤ったのではないですか。
大英帝国は反対航路で中国には麻薬、米国には奴隷を輸出してのしあがった。HSBCは麻薬決済銀行だったんでしょうね。CIAも世界最大の麻薬生産販売業者で世界のテロ組織の指導育成機関だ。ISはその最たるものでしょう。テロは戦争するより安上がりですし大国間の直接戦の代りをしたりしていますが、渡す兵器の限定は慎重にやっているのだろう。なぜかこういう国の大統領をやっているオバマは本来は日本の民進党の党首が似合っていますね。来年は国籍とってもらってスカウトしたらどうでしょう。
サウジ、イスラエルとの関係を悪化させてもでイランを取り込むことは、オバマだからやったとも言いやすいが、奥の院が認めなければできない変更だ。シェールガスの威力で、中東、中露との関係をここまで変えるほどのシナリオ、読めてる人いるのか。目の前で繰り広げられながら解らないというのは、日々少しずつ変わり仕込まれ、ある日突然暴落するという株式先物市場と同じだな。変えられた方は唖然とし、そこから恨みはじめますが、シナリオについて行けないだけか。日本もターゲットにされないよう穏便に穏便にしているが、徐々に真綿で首を締められていく。取り巻く情勢が複雑すぎて解らないが、どうも日露交渉は鬼門のような気がする。今しかない気もするが。
JDさん、お母さんのお腹の中で試合観てたんと違いますやろな。(笑)
半世紀ぶりの記録とか報道されて、へ~言うて感心した後で。その時、俺、もう産まれてたやん、と気付く。
なんという時差ボケ。(笑)
>「南部から米軍出て行け」=比大統領、また批判
対テロ活動にまでケチつけるのは行きすぎなのでは・・・。