2016/07/11 00:00 | 今週の動き | コメント(9)
今週の動き(7/11~17)
先週の動きです。
7/5(火)
・FBI長官がヒラリー・クリントンの不起訴を決定
・オバマ大統領がヒラリー・クリントンの応援遊説を開始
・英国保守当選の第1回投票の結果発表
→テリーザ・メイ内相が1位、アンドレア・レッドソム・エネルギー担当閣外相が2位
・ルイジアナ州バトンルージュで警察官が黒人男性を射殺
7/6(水)
・ミネソタ州ファルコンハイツで警察官が黒人男性を射殺
・英国のイラク参戦問題を検証する独立調査委が報告書発表(ロンドン)
・ケリー国務長官がジョージア、ウクライナ、ポーランド訪問(~8日)
7/7(木)
・テキサス州ダラスで黒人射殺の抗議集会の場で警察官5人が射殺される
・オバマ大統領がポーランド、スペイン訪問(~11日)
7/8(金)
・NATO首脳会議(ワルシャワ)
7/9(土)
・G20貿易相会合(上海、~10日)
7/10(日)
・参院選
●ヒラリーの不起訴決定
これで民主党もいよいよ勢いづく・・・というものではなく、機密情報をメールで送ったことがないといったヒラリーの数々の弁明が嘘だったことがはっきりと示されました。
最悪の事態は免れたものの、ヒラリーの「信用できない」というイメージはこれからも大きな弱点となります。
とはいえ、トランプも相変わらず凋落の一途をたどっており、ヒラリーもひどいが、トランプはもっとひどい・・・という状況に変わりはありません。
共和党全国大会は7月18日と一週間後に迫っていますが、とても結束を示せる状態にはありません。いったいどんな党大会になるのか・・・混迷の一途をたどる共和党にとっては悪夢のような大会になるかもしれません。
●黒人と警察官の射殺事件
一方、米国内で大きな衝撃だったのは、ルイジアナ、ミネソタで立て続けに起きた警察官による黒人男性射殺事件とその後の警察官射殺事件。
ミネソタの事件については、射殺された黒人男性の婚約者がその瞬間をビデオにおさめてFacebook Liveに公開。こちらがその衝撃的な映像です。
ヒラリーは銃規制やマイノリティ保護を訴えるでしょうが、トランプは自らが得意とするアジェンダと関係がないため、有効な対応を打ち出せるのか不明です。
今週の動きです。
7/12(火)
・南シナ海に関する仲裁裁判判決
7/14(木)
・北朝鮮、南シナ海領有権問題をめぐる日米韓外務次官協議(ホノルル)
7/15(金)
・ASEM首脳会議(ウランバートル、~16日)
●南シナ海仲裁裁判
いよいよ常設仲裁裁判所(PCA)の判決が下されます。PCAが判決を下すことの画期的な意義は「南シナ海の領有権問題:常設仲裁裁判所によるフィリピンの訴え受理」で説明したとおりです。
おそらくフィリピンに有利な判決が下されると予想されていますが、果たしてどうなるか。最近は、ASEANの盟主でありこれまで中立的な方針をとってきたインドネシアが、ナトゥナ諸島の海域での衝突を契機に、中国に対してかつてないほどの強硬姿勢を示しています。
これからの南シナ海をめぐる中国と東南アジアの攻防は、面白い展開が期待できそうです。
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9 comments on “今週の動き(7/11~17)”
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副大統領・!!
トランプ・・キングリッジ・!か・?
ヒラリー・?
FBI決定以後・・
マスメディア・・少しずつ・・ヒラリーに厳しく・・冷たくなり始めた・・
首振り人形・・と揶揄され始めた・・ムチウチになりかねない・・
トランプ・・やっと金が集まり始めた・・
余りにも・・センスの無さが・・
フィリッピン・・どっちにでも・・転びますよ・・
常設仲裁裁判所(PCA)の判決・・すぐ換金します・・
お隣のお偉い方・・毛沢東に変身したい・・
毛沢東は・・思想があった・・あったが・・模倣の方には無い・・
ひょっとしたら・・ひょっとする・・
どちら診ても・・危ないではありませんか・・・(笑
これがフィリピンですよ。東南アジアはさすが近代以前の土人国家。それに華僑が経済を牛耳っていて、周期的に襲撃されて追い出されるがすぐ元に戻る。AIIBもまともな融資をする気もなければできもしない。破綻しても中国の言うことを聞けばそれでよし。フィリピンは火山噴火を機会にスービック海軍基地をいらないと言って米海軍を撤退させ、中国が南シナ海の島々を占拠し始めた。日米も中国相手に土人国家に肩入れするするのは力がはいらない。
どこの国でも軍隊が駐留すれば沖縄のような問題が起きるのは当たり前だが、報道されるかされないかの問題にすぎない。日本本土も同じだったが、尖閣・沖縄は中共の地図では日本領だったが、毛沢東が中国のものだと言っていたこともあり、米軍も撤退しないだろう。今までの沖縄の戦禍を考えれば、とても土人と同一視はできないが、いったん西側の世界に属した沖縄が中国支配を望むのか、正念場なのかもしれない。今以上の軍事要塞化が予想されるが(笑)。そう言えばペリー提督が一年かけて精巧な沖縄地図を作製していったという本があった。
共和党・・
偽証で・・FBIに告発とか・・
毒を食わば皿まで・・コ―ニ―長官なるでしょうか・?・・・(笑
自民党ファン。
二番じゃ駄目なんです。
ではなく。
二番じゃ駄目なんです、か???(笑)
有言実行!!
「機密」表示の有無は重要ではない。
クリントン氏を含め、
政府部内の機密情報取扱許可保持者すべてが署名する標準様式312号は、
表示の有無にかかわらず・・機密指定された資料に秘密保護法が適用される・・と明記している。
遡及的な機密指定の合法性については最高裁判所で争われたが、合法とする下級審の判決が支持されている。
コミー長官は、クリントン氏に法律違反の意図はなく、重大な過失にも相当しないと主張しているが、
クリントン氏の行動とコミー長官の声明が整合しているとは考えにくい。
筆者・Peter Van Buren、米国務省に24年間勤務。
著書・イラク再建の失策・・「We Meant Well: How I Helped Lose the Battle for the Hearts and Minds of the Iraqi People」
最新刊「Ghosts of Tom Joad: A Story of the #99 Percent」。
北の金融制裁を、日本が拉致問題で苦しんでいる中を解除しちゃって
核開発を実質的に支援したことになったけど、 今度は
「核の先制不使用」検討、米大統領が構想
使ってもらっては困るけど、だからといって細菌兵器か 核廃棄物爆弾のような
安くてやっかいなのを使おうとする国があらわれた時に、
どう警告する気なのか?
必ず同じ道具で戦わなければいけないのは、いくらアメリカでもまずいでしょう
アメリカ軍最高指揮官としては??だったけど、国連事務総長としてなら
この甘さは、強さになるから、日本が推薦したらどうですか?
アメリカの不払い分を考えると、日本は国連の貢献度、世界1でなかったですか? それくらいの権限があってもしかるべき
鳥瞰的に・・
説明を・・
めったにない・・
我が国にも・・関与する国際問題・・・(笑
アメリカのマスコミと共和党の言うことをまるのみにすると、事実関係まちがえます。3万以上のMailのうち、極秘とあとでされたのは3通のみ、しかもこれは最初は極秘あつかいされておらず、まちがいの可能性もある。其のてんHillaryはうそを言ってません。それと、IT関係者によると、国のITのSecurityは民間に比べてひどく遅れており、現実問題としてHillaryのPrivateServerのほうがよほど安全だそうです。数字として出てくるトランプの人気凋落振りはひどく、選挙があまりいっぽうてきだと盛り上がらないので、マスコミはHillaryのことを悪く言うけいこうがあります。おもしろいことにBillが最初に当選したときも、同じことが起こりました。その一方でアメリカのトレンドは本格的に女性の躍進方向に動いています。もうすこし細かい情報を拾ったほうがいいですよ。この間違いはひどい。
FBI長官の記者会見と・・
上院法務委員会での公聴会・・四時間半・・
途中で投げ出しましたが・・
そのコメントには・・???
長官は・・ヒラリーが・・ビルの大統領時代のSecurityを使用したとの弁明を・・明確に否定してましたね。
>>HillaryのPrivateServerのほうがよほど安全だそうです
それは・・驚きの???ですね。
ヒラリー陣営のプロパガンダではありませんか・??
まぁ・・
JDさんが本職だから・・任せておいていいのではありませんか・・・(笑