2024/10/28 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(10/27~11/2)米大統領選まで1週間、BRICS首脳会議、中印首脳会談、イスラエルのイラン攻撃
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さて、米大統領選もいよいよあと1週間余りとなりました。直前の戦況と今後のポイントについて詳しくお伝えします。また、BRICS首脳会議、ロシア・中国・インドの外交、イスラエルのイラン攻撃についても解説します。
【目次】
1.先週の動き
(1)米大統領選まで1週間
(2)BRICS首脳会議
(3)中印首脳会談
(4)イスラエルのイラン攻撃
2.今週の動き
3.近況報告
4.あとがき
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先週の動き
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10/20(日)
・ロシア・UAE首脳会談(モスクワ)
・イスラエル軍がレバノン国内のヒズボラと関連のある金融機関を空爆
・インドネシアのプラボウォ大統領の就任式(ジャカルタ)
・モルドバ大統領選挙(1位サンドゥ大統領、2位アレクサンドル・ストヤノグロ元検事総長、11/3に決選投票)、EU加盟の是非を問う国民投票(賛成が僅差で反対を上回る)
・トルコのイスラム教指導者ギュレンが米国で死去
10/21(月)
・ハリス副大統領がペンシルベニア州マルバーン、ミシガン州ロイヤルオーク、ウィスコンシン州ミルウォーキーで選挙集会(共和党のリズ・チェイニー元下院議員が参加)
・トランプ前大統領がノースカロライナ州アッシュビルで選挙集会
・中国人民銀行がLPR(1年、5年超)を0.25%引き下げ(3.1%、3.6%)
・英連邦首脳会議(サモア・アピア、~26日)
・IMF・世銀年次総会(ワシントンDC、~26日)
10/22(火)
・ハリス副大統領が「ラテン系男性のための機会のアジェンダ」を発表
・オバマ元大統領がミシガン州デトロイトで選挙集会
・トランプ前大統領がノースカロライナ州グリーンズボロで選挙集会
・ブリンケン国務長官とイスラエルのネタニヤフ首相が会談(エルサレム)
・BRICS首脳会議(ロシア・カザン、~24日)
・中ロ、印ロ、印・イラン首脳会談(同)
・イスラエルがヒズボラの次期最高指導者候補とされていたハシェム・サフィエディンの殺害を確認したと発表(ヒズボラも確認)
・ポーランドのドゥダ大統領が訪韓(~26日)
10/23(水)
・ハリス副大統領がペンシルバニア州アストンでCNN主催のタウンホール集会に参加
・トランプ前大統領がジョージア州ゼブロンで福音派主催のタウンホール集会に参加、同州ダルースで選挙集会(ロバート・F・ケネディ・ジュニアが参加)
・ブリンケン国務長官とサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が会談(リヤド)
・中印、中・イラン、ロシア・イラン首脳会談(カザン)
・トルコ航空宇宙産業(TAI)のアンカラの拠点へのテロ攻撃が発生
・G20財務相・中銀総裁会議(ワシントンDC、~24日)
10/24(木)
・ハリス副大統領がアトランタ州クラークストンで選挙集会(オバマ元大統領が参加)
・トランプ前大統領がアリゾナ州テンピとネバダ州ラスベガスで選挙集会
・ブリンケン国務長官とカタールのムハンマド首相兼外相が会談(ドーハ)
・レバノン支援国際会議(パリ)
10/25(金)
・ハリス副大統領がテキサス州ヒューストンで選挙集会
・トランプ前大統領がミシガン州トラバースシティで選挙集会、テキサス州オースティンでジョー・ローガンのポッドキャストに参加
・台湾の金門島で「古寧頭戦役」75年の慰霊式典(頼清徳総統が演説)
・ロシア中銀が政策金利を引き上げ(19→21%)
・印独首脳会談(デリー)
・キリバス大統領選挙(マーマウ大統領の3選の見込み)
10/26(土)
・ハリス副大統領がミシガン州カラマズーで選挙集会(ミシェル・オバマが参加)
・トランプ前大統領がミシガン州ノバイで選挙集会
・イスラエル軍がイランの軍事施設に精密攻撃を行ったと発表
・ジョージア議会選挙(与党「ジョージアの夢」が優勢)
●米大統領選まで1週間
米大統領選の投開票日である11月5日まであと1週間余りとなりました。ハリス副大統領とトランプ前大統領の両陣営は、残りわずかになっていると思われる、まだ投票行動を決めていない有権者を取り込むべく、最後の追い込みをかけています。
両候補は連日選挙集会を開催し、ハリスの集会では、オバマ元大統領はもとより、共和党のリズ・チェイニー元下院議員、それにエミネム、ビヨンセ、ウィリー・ネルソン(91歳!)といったスターたちが次々に登場しました。トランプはエヴァンジェリカル(福音派)のイベントに参加し、マクドナルドで一日(15分)店員を行う姿も見せました。
両候補の選挙活動は当然ながら激戦州に集中していますが、ハリスはテキサスでも選挙集会を行い、トランプは今週、NYのマディソン・スクエア・ガーデンで選挙集会を行う予定です。これにはそれぞれの思惑があります。
これらの動きと世論調査の最新の状況を踏まえ、選挙直前の展望を解説します。具体的な選挙結果のシナリオについてもポイントをお伝えします(さらに具体的な票読みについては来週、選挙前日のタイミングで述べます)(※メルマガで解説)。
●BRICS首脳会議
BRICS首脳会議がロシアのカザンで開催されました。中国、ロシア、インド、ブラジル、南アに加え、イラン、エジプト、UAE、エチオピアの4か国が加わり、加盟国が9か国に拡大してから初めての首脳会議となりました。
「カザン宣言」が採択され、新興・途上国との連携拡大により多国間主義を強化する方針を示し、さらなる拡大に向け、パートナー国制度の新設が打ち出されました。パートナー国として、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、アルジェリア、ベラルーシ、ボリビア、キューバ、カザフスタン、ナイジェリア、トルコ、ウガンダ、ウズベキスタンの13か国が指定されました。また、一方的な経済制裁や二次的な制裁措置を批判し、撤廃を求めるとも書かれました。
今回のBRICS首脳会議の意義と今後の展望を解説します(※メルマガで解説)。
●中印首脳会談
BRICS首脳会議に出席するためカザンを訪問した習近平国家主席とモディ首相が会談を行いました。
両首脳の正式な会談は19年以来5年ぶりで、20年のガルワン渓谷での衝突以降初めてでした。会談に先立ち、国境の緊張を緩和するという合意が発表され、今回の会談後の発表でも双方は協議の進展を評価すると述べていました。
今回の会談のポイントについて解説します(※メルマガで解説)。
●イスラエルのイラン攻撃
イスラエル軍がイランのテヘラン、フゼスタン、イラムの各州の軍事施設に精密攻撃を行ったと発表しました。「過去数か月にわたりイランがイスラエルに行ってきた攻撃への対抗措置」であると説明しつつ、「任務を達成した」とも述べています。
イラン軍は、イスラエル軍はテヘラン、フゼスタン、イラムの各州の軍事施設に攻撃を行った、兵士2人(あとで4人に増加)が死亡したが、被害は限定的であり、防空システムが機能したことを強調しました。
今回のイスラエルによるイラン攻撃は以下の記事で述べた見通しに沿った展開でした。その意義と今後の展望について解説します(※メルマガで解説)。
・「イランのイスラエル攻撃」(10/7)
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今週の動き
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※メルマガで解説。
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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます。
※メルマガをご覧下さい。
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あとがき
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■ 米マクドナルド、トランプ氏にフライドポテト提供の許可出さず フランチャイズの判断(10月22日付CNN)
トランプ前大統領がマクドナルドの店員に扮したパフォーマンス。フライドポテトを作ったり、ドライブスルーのカウンターで商品を手渡す姿が話題を呼びました・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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