2024/04/15 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(4/14~20)日米首脳会談、日米比首脳会談、韓国選挙、イランのイスラエル攻撃、インド選挙
それにしても、最も頼りにしていた仲間から信じられないような裏切りにあい、(少なくとも見かけ上は)動じることもなく溌剌と活躍を続けるという・・こう言っては不謹慎かもしれませんが、やはり何もかも漫画のようにドラマチック、スケールの大きさに唸らされてしまいました。
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【目次】
1.先週の動き
(1)日米首脳会談
(2)日米比首脳会談
(3)韓国総選挙
(4)イランのイスラエル攻撃
2.今週の動き
● インド総選挙
3.近況報告
4.あとがき
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先週の動き
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4/7(日)
・日米豪比の海上共同訓練(南シナ海)
・イエレン財務長官と中国の李強首相が会談(北京)
・中国軍の南部戦区の合同軍事演習(南シナ海、~8日)
・イスラエル軍の地上部隊の大部分がガザ南部のハンユニスから撤収
4/8(月)
・バイデン政権が3,000万人の連邦学生ローンの免除計画を発表
・米英豪の国防相がAUKUSの第2の柱である先端技術協力で日本との協力を検討すると発表
・イエレン財務長官と中国人民銀行の潘功勝総裁が会談(北京)
・米商務省がTSMCのアリゾナ州に建設する半導体の新工場への66億ドルの補助金支給を発表
・トランプ前大統領が人工妊娠中絶の規制は各州が決めるべきとの見解を表明
・中国の習近平国家主席とベトナムのフエ国会議長が会談(北京)
・イラン・シリア外相会談(ダマスカス)
4/9(火)
・バイデン大統領が米スペイン語放送のインタビューでイスラエルのネタニヤフ首相のガザ政策を批判
・アリゾナ州最高裁が人工妊娠中絶をほぼ全面禁止した1864年成立の州法の効力を認める判断
・トランプ前大統領と英国のキャメロン外相がマール・アラーゴで会談(フロリダ州パームビーチ)
・中国の習近平国家主席とロシアのラブロフ外相が会談(北京)
・アイルランド下院がハリス高等教育相を首相に選出
・ラマダン最終日
4/10(水)
・日米首脳会談(ワシントンDC)
・日米英が25年からインド太平洋地域で定期的に合同演習を行うと英国防省が発表
・中国の習近平国家主席と台湾の馬英九前総統が会談(北京)
・韓国総選挙(野党「共に民主党」が過半数の議席を獲得する勝利)
・イランのハメネイ最高指導者がシリアのイラン大使館空爆についてイスラエルへの報復を宣言(テヘラン)
・ハマスのハニーヤ最高指導者の息子3人がガザでイスラエル軍の空爆によって殺害されたと中東メディアが報道
4/11(木)
・日米比、米比首脳会談(ワシントンDC)
・岸田首相が米連邦議会の上下両院合同会議で演説(同)
・米比外務・防衛担当閣僚・国家安全保障担当補佐官級協議(3+3)(同)
・中国外交部が米国の防衛2社(ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズとジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ)に台湾への武器売却を理由に制裁を科すと発表
・ロシア・ベラルーシ首脳会談(モスクワ)
・ウクライナ最高会議が軍の動員の規則の改正に関する法案を可決
・ECB定例理事会(フランクフルト)
・金杉在中国日本大使と天津市の陳敏爾・共産党委書記が会談(天津)
4/12(金)
・バイデン政権が28万人の連邦学生ローン(74億ドル)の免除を発表
・日米韓の海軍の共同訓練(東シナ海)
・トランプ前大統領とジョンソン下院議長がマール・アラーゴで共同記者会見(フロリダ州パームビーチ)
・USスティールの株主総会が日本製鉄による買収案を承認
・岸田首相がノースカロライナ州の日本企業の生産拠点を視察
4/13(土)
・イランの革命防衛隊がイスラエルの実業家が経営に関与するポルトガル船籍のコンテナ船を拿捕
・イランの革命防衛隊がイスラエルに向けてドローンや巡航ミサイルを発射したと発表
・米・イスラエル首脳電話会談
・中国の趙楽際全人代常務委員長と北朝鮮の朝鮮労働党の金正恩総書記が会談(平壌)
●日米首脳会談
岸田首相が15年の安倍首相(当時)以来、日本の首相としては9年ぶりの国賓待遇での訪米を終えました。
バイデン大統領との首脳会談では、「未来のためのグローバル・パートナー」と題する共同声明が発出されました。防衛・安保、宇宙、イノベーション・経済安保・気候変動、グローバルな外交・開発、人的交流の各分野での協力強化が謳われ、別添のファクトシートでは具体的な連携の取り組みが列挙されました。
岸田首相は米議会の上下両院の合同会議で「未来に向けて-我々のグローバル・パートナーシップ-」と題する演説も行いました。これも15年の安倍首相(当時)以来で、日本の首相としては2人目。ホワイトハウス主催の公式晩餐会にも招かれました。
ノースカロライナ州にも訪問し、トヨタやホンダの米航空機事業子会社を視察しました。またフィリピンのマルコス大統領も加わり、日米比3か国の初の首脳会談も行われました。
今回の岸田首相の訪米の意義について、演説に対する個人的な感想を含めて解説します(※メルマガで解説)。
●日米比首脳会談
岸田首相とフィリピンのマルコス大統領が訪米した機会に、日米比3か国の初の首脳会談が行われました。前回の記事(以下のリンク参照)でポイントを述べましたが、あらためて解説します(※メルマガで解説)。
・「日米首脳会談」(4/8)
●韓国総選挙
韓国で総選挙(国会、定数300)が行われました。各党の獲得議席数は以下のとおりでした(括弧内の数字は議席の増減)。
1 共に民主党(+共に民主連合) 李在明 175(+19)
2 国民の力(+国民の未来) 韓東勲 108(▲6)
3 祖国革新党 曹国 12(+11)
4 改革新党 李俊錫 3(▲1)
5 新しい未来 李洛淵 1(▲4)
6 進歩党 尹凞淑 1(変化なし)
最大野党の「共に民主党」は単独過半数を獲得する大勝をおさめました。同党が勝つことは前回の記事(以下のリンク参照)で予想したとおりでしたが、その大勝ぶりは予想を超えるものでした。
・「韓国総選挙」(4/8)
今回の選挙の結果の意義と今後の展望について解説します(※メルマガで解説)。
●イランのイスラエル攻撃
イランの革命防衛隊がイスラエル各地やイスラエルが占領するゴラン高原に向けて複数のドローンや巡航ミサイルを発射したと発表しました。イラン国連代表部は、イスラエルがシリアのイラン大使館を攻撃したことへの報復であり、自衛権の発動である、この問題は終結したものとみなせるが、イスラエルが報復すればさらに厳しい対応をとる、米国は手を出すなと警告しました。
イスラエル軍は、イランが200以上のドローンとミサイルをイスラエルに向けて発射したが、大半は迎撃した、少女1人が負傷し、軍事施設1か所が小規模な損傷を受けたと発表しています。
バイデン政権は、イスラエル周辺にミサイル防衛システムを搭載した米軍の駆逐艦等を事前に派遣し、イスラエルがドローンやミサイルのほぼすべてを迎撃するのを支援したとの声明を発表しました。バイデン大統領はネタニヤフ首相と電話で会談し、イスラエルの安全保障への強固な関与を伝えました。
情勢はまだ流動的であり、情報も錯綜していますが、今回の攻撃が意味するものについて、現時点でのコメントを述べます(※メルマガで解説)。
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今週の動き
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(※インド総選挙など。メルマガで解説。)
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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます(※メルマガをご覧下さい)。
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あとがき
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■ 元横綱の曙太郎さん死去、54歳 初の外国出身横綱として相撲ブーム起こす(4月12日付BBC)
■ O.J.シンプソンさん死去 「世紀の」殺人事件裁判で無罪の元アメフト選手(4月12日付BBC)
■ 万物に質量「ヒッグス粒子」予想のヒッグス教授死去 94歳(4月10日付BBC)
訃報が相次いだ一週間でした。曙さんは54歳の若さ。若貴曙時代は私が学生の頃で、松井秀喜らとともにまさに同世代の英雄でした。国技館で観戦したこともあり、あの長い腕を伸ばした突っ張りは今でも鮮明に記憶に残っています(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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