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2024/01/09 00:00  | 今週の動き |  コメント(0)

今週の動き(1/7~13)トランプの予備選出馬禁止判決、トランプ関連企業の外国政府からの金銭受領、イランでの爆弾テロ、バングラ選挙、台湾総統選、映画『ナポレオン』


本年初めての「今週の動き」です。「2024年の展望」ですでに沢山書いたこともあり、今回は簡潔にお伝えします。

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年末年始の動き
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2023年
12/24(日)
・エジプトがイスラエルにハマスとの和平案を提示したとの報道
・ロシアの反政府活動家ナワリヌイがロシア北部のヤマロ・ネネツ自治管区のハルプにある刑務所IK-3に収監されていると同氏の広報担当が発表

12/25(月)
・クリスマス(米市場休場)
・米軍が親イランの武装勢力「カタイブ・ヒズボラ」のイラクの拠点を空爆
・瀾滄江-メコン川協力(LMC)首脳会議(北京)
・ユーラシア経済同盟(EAEU)首脳会議(イランとEAEU加盟国がFTAを締結)(サンクトペテルブルク)
・ロシアのショイグ国防相がウクライナのドネツク州のマリンカを制圧したとプーチン大統領に報告
・ベラルーシのルカシェンコ大統領がロシアから搬入された戦術核兵器の配備が10月に完了したと発表
・イスラエルのネタニヤフ首相がガザを訪問
・イランの革命防衛隊のムサビ上級軍事顧問(コッズ・フォースの上級司令官)がダマスカス近郊でイスラエルによるミサイル攻撃で殺害されたとイラン国営通信が報道

12/26(火)
・米・カタール首脳電話会談
・サリバン大統領補佐官とイスラエルのデルメル戦略問題相が会談(ワシントンDC)
・米軍のミサイル駆逐艦とF-18戦闘機が紅海南方でミサイルやドローンを撃墜(フーシ派は紅海で商船「MSCユナイテッド」にミサイルを発射したと発表)
・中国の習近平国家主席が毛沢東生誕130年記念座談会で演説(北京)
・北朝鮮の朝鮮労働党の中央委員会総会(平壌)
・独立国家共同体(CIS)非公式首脳会議(サンクトペテルブルク)
・ウクライナ軍がクリミア半島のフェオドシヤでロシア軍の大型揚陸艦ノボチェルカスクを巡航ミサイルで破壊したと発表
・イスラエル軍のハレビ参謀総長がハマスとの戦闘は「あと何か月もかかる」と発言
・IAEAがイランは11月末から濃縮度60%のウランの生産ペースを月間約3キロから6キロに加速させているとする報告書を発表
・ボクシングデー(欧州市場休場)
・ドイツのショイブレ元財務相が死去

12/27(水)
・米国防総省がウクライナへの2億5,000万ドルの追加軍事支援を発表
・ブリンケン国務長官とメキシコのロペスオブラドール大統領が会談(メキシコシティ)
・ミシガン州最高裁がトランプ前大統領の24年大統領選出馬資格の剥奪請求を棄却
・中国共産党の中央外事工作会議(北京、~28日)
・インドのジャイシャンカル外相とロシアのプーチン大統領、ラブロフ外相が会談(モスクワ)
・エジプトのシシ大統領とヨルダンのアブドラ国王が会談(カイロ)
・ルーマニアとブルガリアがシェンゲン協定への加盟についてオーストリアと合意
・ドロール元欧州委員長が死去

12/28(木)
・米国がフーシ派への資金援助を理由に1個人と3団体を制裁対象に指定
・メイン州のベローズ州務長官がトランプ前大統領の24年大統領選の共和党予備選への立候補資格を否定
・韓国大法院が日立造船と三菱重工の元徴用工訴訟で賠償を命じる二審判決に対する被告の上告を棄却(判決が確定)
・仏・イスラエル首脳電話会談

12/29(金)
・ロシア軍がウクライナ各地をミサイル110発で攻撃
・バイデン大統領がロシアによるウクライナ攻撃を非難する声明を発表
・米国がイスラエルへの武器の売却を発表
・中国の全人代常務委員会(董軍前海軍司令官の国防相起用、李玉超元ロケット軍司令官ら9人の代表解任を決定)(北京)
・香港の民主活動家・鍾翰林(トニー・チョン)氏が英国で亡命申請を行ったと発表
・アルゼンチンのミレイ大統領がBRICSに加盟しない意向を加盟国に伝達
・国連安保理がアフガンの国際社会復帰に向けた決議を採択

12/30(土)
・ウクライナ軍がロシアのベルゴロド州に砲撃
・台湾総統選の候補者3人によるテレビ討論会

12/31(日)
・中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が新年前の祝電を交換
・ロシアのプーチン大統領が新年前のテレビ演説
・ウクライナのゼレンスキー大統領が新年前のテレビ演説
・イスラエル軍が予備役兵の招集の一部解除を発表
・フーシ派が紅海でコンテナ船を襲撃(米軍はフーシ派のボート3隻を撃沈)

2024年
1/1(月)
・バイデン大統領と中国の習近平国家主席が新年の祝電を交換
・中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が新年の祝電を交換
・中国で愛国主義教育法が施行
・中国の気球が台湾本島の上空を通過
・台湾の蔡英文総統が新年の談話を発表
・韓国の尹錫悦大統領が新年のテレビ演説
・ロシア軍がウクライナ各地をドローンで攻撃
・イスラエル最高裁が司法制度改革関連法を無効とする判決
・BRICSにサウジ、UAE、サウジ、UAE、イラン、エジプト、エチオピアが加盟
・能登半島地震

1/2(火)
・トランプ前大統領がメイン州のベローズ州務長官による共和党予備選への立候補資格の否定に対し州裁判所に異議の申し立て
・ハーバード大学のゲイ学長が辞任
・韓国の野党「共に民主党」の李在明代表が男に首を刺される(釜山)
・北朝鮮の金与正・朝鮮労働党副部長が尹錫悦大統領の新年の辞を非難する談話を発表
・ロシア軍がウクライナ各地をドローンとミサイルで攻撃
・イスラエル軍がガザに展開した一部の部隊の撤退を発表
・イスラエル軍がベイルート南郊をドローンで空爆(ハマスのアロウリ副政治局長らが死亡)
・トルコがモサドのスパイ行為に加担した容疑で33人を拘束

1/3(水)
・米国を含む13か国(日米加英独伊蘭、ベルギー、デンマーク、豪NZ、バーレーン、シンガポール)がフーシ派に紅海での民間船舶攻撃の停止を求める共同声明
・米軍とフィリピン軍の南シナ海での合同パトロール(~4日)
・トランプ前大統領がコロラド州最高裁による共和党予備選出馬への立候補資格の否定に対し連邦最高裁に上訴
・ロシアとウクライナが大規模な捕虜交換を実施(ウクライナは248人、ロシアは230人を解放)
・イランのケルマンの革命防衛隊のコッズ・フォースのソレイマニ司令官の墓の近くで同司令官の追悼式典中に爆発(「イスラム国」が犯行声明)

1/4(木)
・米軍がイラク民兵組織「アル・ヌジャバ」の施設を攻撃しその指導者を殺害
・米下院監視・説明責任委員会の民主党議員らが主導した調査チームが外国政府からのトランプ前大統領の関連企業への780万ドル以上の支払いに関する調査報告書を公表
・中国の気球が台湾本島の上空を通過
・ウクライナ軍がミサイルとドローンでクリミア半島にあるロシア軍の施設を攻撃
・イスラエルのガラント国防相がハマスとの戦闘の新たな段階の概要を説明

1/5(金)
・バイデン大統領が21年1月6日の連邦議事堂襲撃事件3周年を迎えての演説(ペンシルベニア州バレーフォージ)・オースティン国防長官が1月1日に米軍の病院に入院したと米国防総省が発表
・米連邦最高裁がトランプ前大統領のコロラド州での24年大統領選の共和党予備選出馬への立候補資格について審理すると発表
・トランプ前大統領アイオワ州ニュートンとクリントンで演説
・北朝鮮軍が黄海の軍事境界線近くに192発の砲撃
・ウクライナ軍がミサイルとドローンでクリミア半島にあるロシア軍の施設を攻撃
・ハマスのハニーヤ指導者がブリンケン国務長官に対しイスラエルの攻撃の終結を求める声明
・ヒズボラのナスラッラー指導者がテレビ演説

1/6(土)
・ブリンケン国務長官とトルコのエルドアン大統領が会談(イスタンブール)
・北朝鮮軍が韓国西部の延坪島の北西から60発以上の砲撃
・北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党が岸田首相に能登半島地震の被害への見舞い電を送付
・ウクライナ軍がクリミア半島にあるロシア軍のサキ航空基地を攻撃
・イスラエル軍がレバノンのヒズボラの拠点を空爆
・イラクが国内に駐留する米軍主導の有志連合軍の完全撤退に向けた手続きに着手すると発表

●トランプの予備選出馬禁止判決の最高裁審理

連邦最高裁がトランプ前大統領のコロラド州の立候補資格について判断を行うことを決定しました。2月8日に口頭弁論を行うとしています。

年末に配信したメルマガで述べたとおりの展開でした(以下のリンク参照)。あらためてその意義と今後の展望を解説します(※メルマガで解説)。

「トランプの予備選出馬禁止判決」(23/12/25)

●トランプ関連企業の外国政府からの金銭受領

トランプ前大統領の関連企業が同前大統領の在任中に外国政府から780万ドル以上を受け取っていたとする(そのうち中国の支払いが550万ドルと大部分を占める)調査報告書が公表されました。下院監視・説明責任委員会の民主党議員らが主導した調査チームがまとめたものです。

この動きが意味することを解説します(※メルマガで解説)。

●イランでの爆弾テロ

イランの革命防衛隊のクッズ・フォースの司令官だったソレイマニが暗殺されてから1月3日で4周年となり、その墓があるケルマンで追悼式典が開催されましたが、式典の最中に2度の爆発が発生しました。84人が死亡するというイラン国内のテロの中では稀にみる規模の惨事になりました。

ハメネイ最高指導者は邪悪な敵が再び人々を殉教させたとして、テロを強く非難し、敵は報復を受けることになると警告しました。イラン国営メディアは、当初、米国とイスラエルを非難していましたが、翌日、「イスラム国」が犯行声明を発表しました。

今回の事件の意義と今後の展望について解説します(※メルマガで解説)。

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今週の動き
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(※バングラデシュ総選挙、台湾総統選など。メルマガで解説。)

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あとがき
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映画『ナポレオン』オフィシャルサイト(ソニー・ピクチャーズ)

映画『ナポレオン』(リドリー・スコット監督、23年公開)を見ました。まさにリドリー・スコットの作品、最初から最後まで彼のこだわりが詰まっていたような趣きでした(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。

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