今週から大型連休ですね。私は仕事がたまっているので、まずはそれを解決し、旅行や出張は来月以降にする予定です。休暇中に長いものを読みたくないという方も多いかと思うので、今回のメルマガはできるだけ簡潔にしました（といっても長くなりましたが・・苦笑）。

時間を自由に使える仕事だと、昔は混んでいる時期を避けられるので良いと思っていたのですが、最近は世の中が連休モードのときに仕事するのはいかがなものかと思うようになりました。年をとって、さびしがりになったのでしょうか・・（汗）。

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先週の動き
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4/24（月）
・フロリダ州のデサンティス知事が岸田首相と会談（東京）
・FOXニュースがタッカー・カールソンの退任を発表
・ウクライナ・エストニア首脳会談（ウクライナ・ジトーミル）
・ロシアのラブロフ外相と国連のグテーレス事務総長が会談（NY）
・中国の全人代常務委員会（北京、～26日）
・中国外交部の毛寧報道官が中国は旧ソ連諸国の主権を尊重すると発言
・EU外相理事会（ルクセンブルク）
・スーダンから自衛隊の輸送機で邦人45人が退避

4/25（火）
・バイデン大統領が24年大統領選への出馬を表明
・中国共産党系の主要紙「光明日報」の董郁玉・元論説部副主任がスパイ容疑で2月に拘束、3月に起訴されたことが判明
・台湾の蔡英文総統とグアテマラのジャマテイ大統領が会談（台北）
・朝鮮人民軍の創設記念日（建軍節）
・ロシア軍がウクライナのハルキウ州のクピャンスクの歴史博物館を攻撃
・ロシアのプーチン大統領が「非友好的な国」の外国企業のロシア国内の資産に対する政府の一時的な管理を認める大統領令に署名（エネルギー大手のドイツ・ユニパーとフィンランド・フォータムの資産が管理下に）

4/26（水）
・米韓首脳会談（ワシントンDC）
・米下院が債務上限引き上げ法案を可決
・ディズニーがフロリダ州のデサンティス知事の同社への運営介入の執行不能を求める訴訟を同州北部地区の連邦地方裁判所に提起
・中・ウクライナ首脳電話会談
・中国で改正「反スパイ法」が成立（7月1日から施行）
・中国当局が米国のベイン・アンド・カンパニーの上海事務所を家宅捜索したとの報道
・中国国務院台湾事務弁公室が台湾の出版社「八旗文化」の李延賀編集長を拘束していると表明

4/27（木）
・韓国の尹錫悦大統領が米上下両院合同会議で演説
・バージニア州のヤンキン知事が岸田首相と会談（東京）
・米国の23年1～3月期の実質GDP成長率の発表（前期比年率換算＋1.1％）
・ロシア・トルコ首脳電話会談
・中印国防相会談（デリー）
・ロシア軍がミコライウの住宅や歴史的建造物をミサイルで攻撃
・イランの革命防衛隊の海上部隊がオマーン沖でマーシャル諸島船籍の石油タンカーを拿捕したと米海軍第5艦隊が発表

4/28（金）
・中国共産党の中央政治局会議（北京）
・台湾の国防部が台湾周辺で中国軍機38機の活動（新型の偵察・攻撃型ドローン「TB001」1機がADIZに侵入）を確認したと発表
・北朝鮮の金与正・朝鮮労働党副部長が米韓の「ワシントン宣言」を非難する声明を発出
・ロシア軍がウクライナ各地をミサイルで攻撃
・ロシアのプーチン大統領が国家反逆罪の刑罰を最高で終身刑に引き上げる大統領令に署名
・上海協力機構（SCO）国防相会合（デリー）
・印ロ国防相会談（デリー）
・ユーロ圏財務相会合（ストックホルム、～29日）
・ユーロ圏の23年1～3月期の実質GDP成長率の発表（前期比＋0.1％）

4/29（土）
・クリミア半島のセバストポリで燃料タンクが炎上
・G7デジタル・技術相会合（高崎市、～30日）
・岸田首相がエジプト、ガーナ、ケニア、モザンビーク、シンガポールを訪問 （～5/5）

●習近平とゼレンスキーの電話会談

中国の習近平国家主席とウクライナのゼレンスキー大統領が電話会談を行いました。ロシアのウクライナ侵攻後初めての会談です。

中国外交部は、習近平はできるだけ早い停戦や平和の回復のために努力すると伝え、仲介役として建設的な役割を果たす姿勢を強調したと発表しました。ゼレンスキーは、主にどのようにして平和を回復するかについて意見を交換した、「長く、合理的な会談だった」と述べ、ツイッターでは中国語で「習主席と長く、充実した電話会談を行った」「両国関係の発展に強い勢いを与えるものと信じている」と投稿しました。

また習近平は近いうちにウクライナに特使を派遣すると述べ、中国外交部は李輝・ユーラシア担当特別代表（元駐ロシア大使）を派遣すると発表しました。今回の会談の意義と今後の展望について解説します（※メルマガで解説）。

●米韓首脳会談

韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が米韓同盟70周年を記念する国賓として訪米し、バイデン大統領と会談しました。

両首脳は北朝鮮に対する核抑止力の強化を謳った「ワシントン宣言」を発表。「米韓核協議グループ（NCG）」を創設し、韓国が米国の核計画に関与すること、米国の戦略原潜が韓国に寄港することなどが合意されました。

また、経済安全保障に関する連携やロシア制裁での協力も確認されました。経済についても、尹錫悦はサムスン、SK、現代、LGの4大財閥を含む122人の経済使節団を同行。米韓の主要企業トップとの会合が開催され、ネットフリックスなど8社が59億ドルの対韓投資を約束したと発表されました。

尹錫悦は上下両院合同会議で演説も行いました。韓国大統領による演説は13年の朴槿恵以来です。今回の尹錫悦の訪米のポイントについて解説します（※メルマガで解説）。

●バイデンの出馬宣言

バイデン大統領が24年大統領選への出馬を表明しました。

バイデンはツイッターに動画を投稿し、「4年前に大統領選に出馬した時、米国の魂のための戦いの中にいると言った。今もそうだ」「仕事をやり遂げよう（Let’s finish the job）」と述べました。

バイデンの出馬は、本メルマガもこれまで何度も取り上げてきたとおり、すでに想定されていたことですが、その意義と今後の展望について、最新の情報に基づき、あらためて解説します。大統領選にはウクライナ情勢も関わってくるので、この点もあわせて述べます（※メルマガで解説）。

※債務上限の引き上げ法案の下院可決についても解説する予定でしたが、長くなってしまったので、とりあえず今回は・・（※ここから先はメルマガをご覧下さい）。

※Foxのタッカー・カールソン追放も書くつもりだったのですが、これもとりあえず外しました。大統領選などに影響してくるので、機会をとらえて取り上げたいと思います。

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今週の動き
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（※メルマガで解説。）

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あとがき
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■ 動画：韓国大統領に喝采 ホワイトハウスで「アメリカン・パイ」歌う（4月28日付AFP）

尹錫悦大統領、意外な隠し芸（？）でバイデン大統領と連邦議員たちの心をつかみました。メディアもそのパフォーマンスを称えています（※ここから先はメルマガをご覧下さい）。