第135号 CPIにピークアウトの兆しなし、一段と高まるインフレ警戒
週末の米国の消費者物価指数(CPI)は発表直後から、マーケットに大きな影響を与えました。 今週のFOMCを控え、市場の注目は「米国経済が景気後退に入ってしまうのか?」「FEDはスタグフレーションとどう戦うのか?」というこ … 続きを読む
先週は、米国のインフレが高進する中、週初からFOMCでの利上げ幅が当初の0.5%から0.75%へと拡大する可能性が取沙汰されました。さらに、実際の大幅利上げとそれに伴うマーケットの受け止め・・・、かなり動きのある1週間でした。
足元の状況は統計で抑えつつ、FEDや日銀、さらにマーケットの反応もしっかりと分析・把握しておきましょう。それでは、今週のアウトラインです。
●先週のマーケット
・注目は日銀の政策修正
●先週の米国経済統計(結果)
皆さま、改めまして、「グッチーポストの経済ZAP!!」を執筆しているSaltです。
これまで国内や欧米の金融機関を経て、独立後も金融マーケットに向き合ってきました。
同じく欧米の金融機関にいらっしゃった、ぐっちーさんとはすぐに意気投合、様々な仕事をご一緒するだけでなく、ワインや様々な美味しいものを食べたり飲んだりと、有意義なお付き合いをさせていただきました。
しかし、ぐっちーさんが逝去されたことで「週刊ぐっちーさんの経済ZAP!!」は休止いたしましたが、こうしたご縁から、執筆を引き継ぐことになりました。メルマガでは、主に米国経済の動向について、ぐっちーさんが続けてきたノウハウを活かし
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今月開催(14日~15日)のFOMCを控え、6月4日からブラックアウト期間に突入しました。いよいよ、先週からはFEDのバランスシート縮小であるQT(Quantitative Tightening)も開始され、利上げと量的 … 続きを読む
5月のバックナンバーです。 過去の記事も読んでみたい、と思われた方はぜひご覧ください。 記事の構成は以下の通りです。 ●今週のマーケット ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 ●今週の米国経済統計(予想) ●あと … 続きを読む
今週から6月が始まります。6月といえば、FRBのQTがいよいよ開始されるということで、前回から本メルマガでは、「Federal Reserve Balance Sheet」と題してFRBの主要資産残高の定点観測を始めまし … 続きを読む
週足では、NYダウが8週連続で下落し、1932年の世界大恐慌以来、最長記録を更新したとのこと。S&P500とナスダックも7週連続での下落となり、ドットコム・バブルがはじけた2001年以来最長です。こうした中、リセ … 続きを読む
先週の米国株式市場では、インフレやFRBによる金融引き締め姿勢から景気減速が懸念される中、NYダウは年初から11%強、ハイテク企業が多いナスダック総合株価指数は約25%、それぞれ低下しました。 経済統計や指標が発表される … 続きを読む
話題盛りだくさんの1週間が終わりました。何と言っても、FOMCに注目が集まりましたが、通過後のマーケットの動きは楽観と悲観が入り混じりボラティリティが大きくなりました。 今後のFEDの利上げ、QTに対するスタンス、また週 … 続きを読む
4月のバックナンバーです。 過去の記事も読んでみたい、と思われた方はぜひご覧ください。 記事の構成は以下の通りです。 ●今週のマーケット ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 ●今週の米国経済統計(予想) ●あと … 続きを読む
先週は、17年ぶりに「ダウ平均4月は高い」というアノマリーが覆りました。ダウは前月末比-4.9%、ナスダックに至っては-13.2%と2008年の金融危機以来最大の下げとなりました。また、S&P500が年初来で-1 … 続きを読む
先週は為替について様々な動きやニュースが飛び交いました。加えて、米国では5月FOMCのブラックアウト期間最後のタイミングということで、IMFでのパウエル発言などにも注目が集まり、結果的にマーケットは神経質な動きを見せまし … 続きを読む