プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第140号 米国のインフレはピークアウトどころかさらに悪化、FRBは大幅利上げへ

ここにきてにわかに高まっていた、7月FOMCにおける1.00%利上げの可能性。しかし、先週後半から少し風向きが変わりました。今回は、こうした動きの裏側で何が起きていたのか、今後の見通しも含めて解説します。 年後半に進む…

[ 2022/07/18 06:30 ] コメント(0)

第135号 CPIにピークアウトの兆しなし、一段と高まるインフレ警戒

週末の米国の消費者物価指数(CPI)は発表直後から、マーケットに大きな影響を与えました。今週のFOMCを控え、市場の注目は「米国経済が景気後退に入ってしまうのか?」「FEDはスタグフレーションとどう戦うのか?」ということ…

[ 2022/06/13 06:30 ] コメント(0)

第134号 米国経済に所々見られる陰、正体はインフレと金融引き締め

今月開催(14日~15日)のFOMCを控え、6月4日からブラックアウト期間に突入しました。いよいよ、先週からはFEDのバランスシート縮小であるQT(Quantitative Tightening)も開始され、利上げと量的…

[ 2022/06/06 06:30 ] コメント(1)

第130号 5月FOMC、0.75%利上げ否定もインフレ対策は強化

話題盛りだくさんの1週間が終わりました。何と言っても、FOMCに注目が集まりましたが、通過後のマーケットの動きは楽観と悲観が入り混じりボラティリティが大きくなりました。 今後のFEDの利上げ、QTに対するスタンス、また…

[ 2022/05/09 06:30 ] コメント(0)

第129号 FOMCプレビュー、注目は引き締めペース

先週は、17年ぶりに「ダウ平均4月は高い」というアノマリーが覆りました。ダウは前月末比-4.9%、ナスダックに至っては-13.2%と2008年の金融危機以来最大の下げとなりました。また、S&P500が年初来で-1…

[ 2022/05/02 06:30 ] コメント(0)

第126号 加速した引き締め計画が示されたFOMC議事要旨

先週は統計関連で動きが比較的少ない予定でしたが、ブレイナード発言があり、債券市場が大きく動き、ロシア制裁に絡んだ原油の協調放出に進展があり・・・と、落ち着くわけもなく、1週間が過ぎました。 今週には、3月のCPIが発表…

[ 2022/04/11 06:30 ] コメント(1)

第124号 米国で相次ぐタカ派発言、日米金融政策の違いがもたらすものとは?

先週は、パウエルFRB議長を始め、多くの連銀関係者からコメントが発表されました。もちろん話題の中心は「今後の利上げ速度」について。大手米国金融機関も今後の見通しについて様々予測しています。いずれのコメントからもインフレ懸…

[ 2022/03/28 06:30 ] コメント(2)

第118号 インフレ、紛争、押し寄せるリスクに金融市場は怒涛の展開

引き続きインフレ懸念がマーケットの重しとなるような統計結果が相次ぎましたが、加えて先週はロシア・ウクライナ情勢が緊迫の度合いを増しマーケットのリスク要因となっています。 週の後半には、主要国のウクライナ大使館が職員に対…

[ 2022/02/14 06:30 ] コメント(0)

第116号 1月FOMC通過、インフレ退治まっしぐらも、ロードマップには含みも

今回はFOMCの中で触れられた、今後の利上げやFRBのバランスシートの縮小、いわゆるQT(quantitative tightening)の見通しについて、力点を置いています。また、最近よく聞かれる「利上げは本当にインフ…

[ 2022/01/31 06:30 ] コメント(0)

第115号 インフレ退治に荒れる市場、迫る1月FOMC

先週は、S&P500やNasdaqの週間の下げ率が、2020年3月以来最大となるなど、マーケットのボラティリティの大きさに右往左往している個人投資家が散見された1週間でした。売りが売りを誘っている部分もあり、正直…

[ 2022/01/24 06:30 ] コメント(0)