プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第147号 ポジティブな雇用統計も、FEDのタカスタンスに影響なし

名実ともに9月入りとなった先週。先日のパウエル発言の影響が冷めやらぬ中、24年前を思い出すような円安ドル高が進行しました。 季節的にもまた、今後の金融政策を見る上でも、9月、10月は特に重要な期間となります。今月9月2…

[ 2022/09/05 06:30 ] コメント(0)

第146号 引き締め楽観論を蹴散らしたジャクソンホール

週末に、注目のジャクソンホール会議が終了しました。皆さまにとって、想定外でしたか?それとも想定内だったでしょうか? 特にパウエル議長の講演を受けてマーケットは動きました。パウエル(FRB)の真意とともに、マーケットで何…

[ 2022/08/29 06:30 ] コメント(0)

第145号 FOMC議事要旨は無難に通過、注目はジャクソンホールへ

今週はいよいよジャクソンホール会議が開催されます。コロナ禍でオンライン開催が続いていましたが、3年ぶりの対面開催です。 8月はFOMCもありませんので、ジャクソンホールや先週のFOMC議事要旨などがマーケットの注目材料…

[ 2022/08/22 06:30 ] コメント(0)

第144号 ようやくインフレ鈍化で株価上昇も、FEDにとっては不都合な理由

夏休みシーズンに入り、市場参加者が少ない中、米国の経済統計発表に呼応するように、日米の株式市場が動いています。しかし、その間に発表されるFED高官らの発言と市況にはギャップもあり、なかなか理解に苦しむ展開でもあります。 …

[ 2022/08/15 06:30 ] コメント(0)

第143号 文句なしに強い雇用統計、注視すべきポイントも

名実共に8月入りした先週のマーケットですが、週末に7月の雇用統計を控える中、企業決算や相次ぐFEDの要人発言等、マーケットも一進一退で、なんとも落ち着かないスタートとなりました。そうした中で、OPEC+や雇用統計の内容は…

[ 2022/08/08 06:30 ] コメント(0)

第142号 FEDはインフレ退治で大幅利上げも、市場はインフレに楽観的!?

先週は、FOMCにGDPの発表、さらには消費者信頼感や雇用に関する重要な発表が目白押しでした。また、それらの発表を受け止めるマーケットと政府や当局とのギャップが大変鮮明で、とても興味深い1週間だったとも言えます。実際のデ…

[ 2022/08/01 06:30 ] コメント(0)

第141号 経済統計に景気減速の足音、市場の底打ちは時期尚早!?

いよいよFOMCが近づいてきました。先週は、マーケットの利上げ見通しも修正される動きも見られました。しかし、果たしてインフレはすんなり収まるのか?そして、反転を見せた米国株式市場の今後はどうなるのか?金融政策に加え、構造…

[ 2022/07/25 06:30 ] コメント(0)

第140号 米国のインフレはピークアウトどころかさらに悪化、FRBは大幅利上げへ

ここにきてにわかに高まっていた、7月FOMCにおける1.00%利上げの可能性。しかし、先週後半から少し風向きが変わりました。今回は、こうした動きの裏側で何が起きていたのか、今後の見通しも含めて解説します。 年後半に進む…

[ 2022/07/18 06:30 ] コメント(0)

第139号 米経済統計は無難に通過も、残るリセッションへの警戒

来週にFOMCを控える中で、利上げ幅や年内の利上げペースなどが引き続き市場の注目を集めています。一方、経済統計ではこれまでとは変わって、弱さや鈍化を示すものも散見されていますが、そうかといってインフレ率が大きく低下する見…

[ 2022/07/11 06:30 ] コメント(0)

第138号 米経済統計に見えるインフレ鎮静化の兆し、それでも懸念される景気後退

7月に突入し、いよいよ2022年も折り返し地点を通過しました。今週は、ここまでの米国マーケットの振り返りをしつつ、雇用・個人消費等の面で見られる変化にも触れていきます。パウエルFRB議長も、「リセッションよりもインフレ抑…

[ 2022/07/04 06:30 ] コメント(3)