一雨ごとに秋に近づいている感じの今日この頃。思えばあと3カ月もすればマーケットでは「クリスマス商戦」という言葉が飛び交うのですが、今年はどんな景色がみられるのでしょう。

先週は今後の金融政策のカギを握る「雇用統計」の発表がありました。ネガティブサプライズと受け止める関係者も多かったようですが、その内容はいかに？さらに、先週末には時限的に取られていた「失業給付の特例措置」が全米で終了しました。9月、11月に行われるFOMC、およびそこで発表される金融政策を占ううえでも、大変重要なポイントが目白押しです。

それでは、今週のアウトラインです。

●先週のマーケット
　・相場雑感
●先週の米国経済統計（結果）
●経済統計分析
　１. ISM製造業景況指数 8月
　２. ISMサービス業景況指数 8月
　３. 新規失業保険申請者数
　　・ついに全州で特例措置失効
　４. 雇用統計 8月
　５. 雇用統計総論
　　・想定外の賃金の伸び
　　・金融政策への影響は？
　６. 今週のひとこと
●今週の米国経済統計（予想）
●あとがき

それでは、さっそくまいりましょう。

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