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2021/07/06 06:30  | 中国 |  コメント(0)

中国共産党100周年式典


中国共産党が100周年式典 「抑圧」は許さないと他国をけん制(7月1日付BBC)

中国共産党創立100周年記念式典が北京の天安門広場で開催され、習近平国家主席が7万人以上の観衆を前に演説を行いました。

習近平は、21年までに「小康社会」を実現するという100年目の第1目標を達成したと宣言。これから49年の中華人民共和国建国100周年までに「社会主義現代化強国」を実現するという第2目標に向けて邁進すると強調しました。

記念式典では軍用機の編隊飛行や国旗護衛隊の行進、愛国的な歌曲の演奏などのセレモニーも行われました。6月28日には北京の国家スタジアムで「偉大征程(偉大な旅)」と題されたパフォーマンスイベントも開催されています。

今回の記念式典と習近平の演説のポイントについて解説します。

※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。

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中国共産党100周年式典
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●習近平の権威強化
●経済政策の党主導
●「戦狼外交」の行方

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あとがき
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中国共産党100年祝うラップ曲、不評だったYO!(7月2日付ウォール・ストリート・ジャーナル)

記事の日本語訳のタイトルも「ウォール・ストリート・ジャーナル、どうしたんだYO!」と言いたくなるものでしたが・・(笑)それはともかく、ラップというと「反体制」のイメージが強いかもしれませんが、愛国心を強調するラッパーは米国などにもいます。保守派に多いとは思いますが、「国を愛すること」は、国家という制度や党派性から離れた社会文化的な感情でもあるので、過激なアナーキストや共産主義者を除けば、それを肯定することに疑いや抵抗がないといえます。

しかし中国の場合、「中国」を称えること=「中国共産党」を称えることですから、どうしても政治的なプロパガンダになります。このためラップで共産党を賛美するのはダサい・・ということになるのでしょう。とはいえ、それでも人気を博しているアーチストはいるようですが(上記記事に出てくる「天府事変」(「東京事変」みたいな名前ですね)も人気があるようです)。

一方、最近、中国の若者の間で「タンピン」(寝そべる)というブームが起きていることがよく取り上げられます。頑張らなくても良い、横になったままでもいいじゃないか、という脱力や自然体を肯定する文化のようです。

NYタイムズは、中国のミレニアル世代のカウンターカルチャーの始まり、中国社会の転換点になるとの分析を述べていました。中国共産党は警戒を強め、タンピンを歌った動画などのSNS投稿が削除されているとのことです。

やはりこういう若者文化と共産党の相性は悪いと思うのですが、ラッパーも、いくらプロパガンダを歌っても、「彼らのファッションはけしからん」と当局が評価すれば否定されてしまうでしょう。まあ、そういう人たちは、人民服などを使って、当局が気に入るようなファッションやスタイルを生み出すのかな・・とも思いますが(そういえばかつてYMOが人民服を着ていたことを思い出しました)。

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