2019/07/05 05:00 | 米国 | コメント(3)
民主党の大統領選候補者の第1回TV討論会
■ 米大統領選、民主党テレビ討論スタート 健康保険と軍事で党内の溝くっきり(6月27日付BBC)
■ Watch Highlights From Round 1 Of The First Democratic Debate(6月26日付NBC News)
■ Watch Closing Statements Of The Democratic Debate’s First Night(6月26日付同)
■ バイデン氏に攻撃が集中 米大統領選・民主党テレビ討論2日目(6月28日付BBC)
■ Watch Highlights From The First Democratic Debate, Day Two(6月27日付NBC News)
■ Watch Closing Statements Of The Democratic Debate’s Second Night(6月27日付同)
■ Moderators gave everyone a chance to share their 1st priority as president(6月27日付Politico)
民主党がフロリダ州マイアミで第1回大統領候補討論会を開催しました。出席者は以下のとおりです。
・1日目(6月26日)
ウォーレン上院議員、オルーク前下院議員、ブッカー上院議員(2.3%)、クロブシャー上院議員、カストロ元住宅都市開発長官、ライアン下院議員、ガバード下院議員、インスリー・ワシントン州知事、デブラジオNY市長、ディレイニー前下院議員
・2日目(6月27日)
バイデン前副大統領、サンダース上院議員、ハリス上院議員、ブティジェッジ・サウスベンド市長、ヤン(実業家)、ジルブランド上院議員、ヒッケンルーパー前コロラド州知事、ベネット上院議員、ウィリアムソン(作家)、スウォルウェル下院議員
いずれも見ごたえのある論戦になりましたが、候補者の明暗は分かれました。上位8人の討論会前後の支持率(CNNの調査結果)は以下のとおりです。
1 バイデン 32→22%(▲10)
2 ハリス 8→17%(+9)
3 ウォーレン 7→15%(+8)
4 サンダース 18→14%(▲4)
5 ブティジェッジ 5→4%(▲1)
6 ブッカー 3%(変化なし)
7 オルーク 5→2%(▲3)
8 クロブシャー 2%(変化なし)
今回の討論会の講評と今後の展望、そして現時点での大統領選のポイントについて解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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民主党の大統領選候補者の第1回TV討論会
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●TV討論会の講評
・バイデン
・ハリス
・ウォーレン
・サンダース
・ブティジェッジ
・オルーク
・ブッカー、カストロ、クロブシャー
・ガバード
●民主党候補者の今後
●トランプ再選の可能性
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あとがき
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四方山話を書いていますが、メルマガのみ掲載します。
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3 comments on “民主党の大統領選候補者の第1回TV討論会”
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討論会そのものも、候補者同士がぶつかるので、エキサイティングですが、JDさんの講評もキレキレで面白かったです!
解説を聞くのと聞かないのとでは、やはり”楽しみ度”が違います。20年近くこうした世界をご覧になっているわけで、やっぱりどうせ見るなら、「見どころ」は絶対にプロに聞いておいた方がいいと思いました。
確かに、オルークは勢いがなく、転校生の初登校みたいでしたが、みんなこれだけ経験があり、慣れているはずなのに、こうして一堂に会して横並びで見ると、学ぶところ、反面教師になるところ・・・米国政治以外にも沢山見どころがありました(反面教師にして何をするというわけではないですが(苦笑))。ブティジェッジはブレずにカッコいいですね。あの潔さは、ついて行きたくなります。
それに、ガバードが話すところは初めてみましたが、JDさんが何度もメルマガで推しているように、”美人”、キャリアもすごいんですね。
でも最後、例の方が、「安泰ではない・・・」となりますと、不規則発言が増えることを覚悟した方が良いでしょうか・・・(笑)まだまだドラマは序の口ですね。
夜の帝王も仰っておられますが、人間は学び続けなきゃダメ。私にとっては、メルマガも大切なその1つです。
百聞は一見に如かず、ですね。
リンク先の動画はハイライトと最後のコメントでしたが非常に面白かったです。特に「Closing Statements」は各候補者の個性が現れていて面白いなと思いました。タイムオーバーを気にせず話し続ける人、原稿を読んでいるように優等生なコメントをしてしまう人、役者顔負けの気持ちの乗ったコメントをする人など。こういった討論会をまともに見るのは初めてですが、独特の雰囲気がありますね。これはこの空気に乗ってアドレナリン全開で楽しんだもの勝ちな気がします。勿論ハイテンションで楽しむだけではなく、緻密な計算も必要となってくるとは思いますが。
ジョー・バイデン、百戦錬磨のベテランでもしくじる事があるのですねぇ。やる気が空回りしてしまったのでしょうか・・。ハイライトは恐ろしいまでにバイデンのしょんぼりカットが詰め込まれていて、この動画だけで討論会の流れが手に取るように分かりますね。しかしながら支持率10%の急落は衝撃ですね。支持者の期待値が高かったための反動なのかなと思います。そっくりそのままカマラ・ハリスに移動した感じですね。
カマラ・ハリスは大躍進でしたね。大舞台で物怖じせず実力を発揮できるというあたりもリーダーには不可欠な要素だと思いますので、そういう部分でも有権者に響くものがあったのかなと思います。でも今回結構マイノリティネタで聴衆を惹きつけていたと思うのですが、検察官時代はマイノリティの容疑者に厳しい姿勢をとっていたのですね。おっしゃるとおり格好の反論・攻撃材料にされそうな気がして、自分の事でもないのに怖くなってきます。
ベト・オルークはどうしたのでしょう。中間選挙では善戦していたので、今回も間違いなく活躍してくれるだろうと期待していただけに残念です。彼も討論慣れしていない訳ではないと思うのですが、大統領選となるとやはり勝手が違ったのでしょうか。でもまだまだ先は長いので挽回を期待します。
豊田社長のスピーチ素晴らしいですね。
『GOT』ネタの所だけチェックしようかなと思っていたのですが、随所にちりばめられたネタに心を掴まれ、結局最後まで見てしまいました。本当に理想的なスピーチだと思います。つかみのネタでがっつり笑わせ大きく開いた聴衆の心へ、最後には素晴らしいメッセージが染みわたるという・・・。卒業時にこのようなスピーチを聞くことが出来た卒業生たちは本当に幸せだなと思います。羨ましいです。
我が国も予備選挙のようなものを導入して、候補予定者同士の討論をさせて、選ぶことにすれば、それだけで、良くなると思う。その昔は立ち合い演説会があった。これだけでも復活させて、その時いろいろ訪ねれば、一目瞭然となると思う。要するに選挙に金をかけよにすぎない。
日本人はケチだからなあ。