2017/09/12 05:00 | 米国 | コメント(5)
ペローシ・シューマー・トランプ合意(トランプと共和党の亀裂)
■ トランプ氏、連邦債務上限3カ月引き上げで議会指導部と合意(9月6日付ロイター)
■ トランプ米大統領、債務上限撤廃を支持 民主党と連携へ(9月7日付ロイター)
■ 米上院、債務上限引き上げ法案を可決 被災者支援とセット(9月8日付ウォールストリートジャーナル)
債務上限の引き上げと政府閉鎖の回避は、先週、「ハリケーン・ハービーのインパクト」(9/7)でハービーのおかげでクリアできると解説しましたが、それと入れ違いになるタイミングで、トランプは電撃的に共和・民主両党と合意しました。
驚いたのは、トランプが民主党のナンシー・ペローシ下院院内総務とチャック・シューマー上院院内総務と話をつけていて、共和党のポール・ライアン下院議長とミッチ・マコーネル上院院内総務はあとからこの「ディール」を聞かされたという経緯です。このため、今回の合意は、皮肉の意味を込めて「ペローシ・シューマー・トランプ合意」と呼ばれます。
さすがトランプ、こんな行動に出るとは誰も予測できませんでした(笑)。ドラマ『ハウス・オブ・カード』の主人公フランク・アンダーウッド大統領は何度も自分の政党(民主党)の指導部を出し抜きますが、まさにフランク並みの権謀術数です。フランクと違うのは、トランプにどこまでの深謀遠慮があるのか分からないところですが(笑)。
いずれにしても、ハリケーン・ハービーは、トランプと共和党が団結するための絶好の機会を提供したはずが、かえってその溝は深まる結果となりました。亀裂が走ったといっても過言ではありません。本日は、この意味について詳しく解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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ペローシ・シューマー・トランプ合意(トランプと共和党の亀裂)
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●民主党案を丸呑み
●トランプと共和党の亀裂
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あとがき
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週末にドラマ『ブレイキング・バッド』の最後のエピソードを見ました。
ジムで走りながらiPadで見たのですが、走りながら涙が出ました。そのぐらいすごいドラマでした。『ハウス・オブ・カード』もそうですが、米国のドラマ、エンタメの底力は本当にすごい。というかNetflix制作やばいですね。
あまりにも衝撃が大きかったので、今度、記事に書いてみたいと思います。
それにしても、しばらく『ブレイキング・バッド』ロスになりそうです(笑)。次は何のドラマを見ればいいのだろうか・・お勧めがあれば教えて下さい。できればNetflixかHuluで見られるものがいいですね。
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5 comments on “ペローシ・シューマー・トランプ合意(トランプと共和党の亀裂)”
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まるで、コントか新喜劇(笑)展開が凄すぎですね。
しかし、この時、ムニューシンはどう思ったんでしょうね。相当頭にくるのでは?
知らなかったので・・粗筋呼んだ処・・
現代の米社会を如実に表すドラマなのでしょう・・
シナリオライターが良いのでしょう・・このような骨太の台本を書ける作家が何人日本にいるのでしょうね・・
トランプは現役の頃・・乱交パーティの王様・・と呼ばれてませんでしたか・?
二期目には・・第三政党創るのでは・??・・・( ^ω^)・・・(笑
「国連安全保障理事会が11日に採択した対北朝鮮制裁決議」
この内容ではどの程度・・北に効くのでしょうか・?
石油は原油も含め・・相当量備蓄がある・・
これで北はどの程度期間持ちこたえるのでしょうかね・?
五十六さんのように・・いよいよ追い詰められて真珠湾・・東京湾・・
おぉ神様・・JD予言してくれ・・・!!
( ^ω^)・・・(笑
ぺルドンさん盛り上げすぎですよ。米中露に囲まれた北は演技で生きていくしかありません。プーチンがG8追放以後、久しぶりに半島にも係ってきて、トランプも相手にしてくれるというので、中国につれなくしているだけでは。ミサイル発射と、贈られた原子力施設で言われた通リ核開発しているだけでは。笑 中国にプレッシャーをかけているとしか思えない。
兵頭二十八氏によれば、通常兵器でソウルはとても火の海にはならないとのこと。米軍もやる気になれば空爆、巡航ミサイルで簡単に攻撃できるし、中露も中東で供与したような兵器は与えていない。北もやるなら自爆戦争しかないわけで、トランプとプロレスしているようにしか見えない。米軍もイージス艦2隻衝突とか、本気がないのを露呈している。
だがおかげで日韓に迎撃ミサイル等、兵器が売れる。しかし役にたたない。攻撃能力がなければ。トランプは日韓に核武装もささやいてくれる。これは中露にキキメがある。まず米国から核のレンタルミサイルとは良案ですね。おいおい自主開発。しかし韓国には要注意だろう。
日本の核武装カードを中露に使えるなら、トランプは選挙前から言っているように有利になる。しかしトランプのことだから、極東から本当に撤退したいのか、あくまで経済的に相手に条件を呑ませるためのカードとして使われてしまうのか解らない。日本としては実際の安全保障としてでなくては困るが。
今のところ、プーチンの登場によって、ますます米中露の緩衝地帯として、なくてはならない北朝鮮ということなのでは。
ちなみに、その「会談」でなのかは定かでないのですが、、、
トランプは税制改正について「富裕層への増税」の可能性をちらつかせて、富裕層減税反対の民主党に媚を売ったとか・・・?債務上限に続き、こちらの話題でも、トランプは度肝を抜くのでしょうか?是非、冷静な見解をお伺いしたいです。