2025/01/13 06:45 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(1/12~18)トランプのカナダ・グリーンランド・パナマ運河発言、トルドー辞任
さて今週は、トランプのカナダ、グリーンランド、パナマ運河に関する発言、そしてその余波を受けたカナダの政治を取り上げます。来週(1月20日)からいよいよトランプ政権が始まり、本メルマガもフル回転になるでしょうが、そのプレリュード的なトピックとしてコンパクトにお伝えします。
【目次】
1.先週の動き
(1)トランプのカナダ、グリーンランド、パナマ運河に関する発言
(2)カナダのトルドー首相の辞任
2.今週の動き
3.今週の一冊
4.近況報告
5.あとがき
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先週の動き
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1/5(日)
・ハイテク見本市「CES」(ラスベガス、~12日)
・中国の王毅外相がナミビア、コンゴ共和国、チャド、ナイジェリアを訪問(~9日)
・シリア暫定政権のシェイバニ外相がカタールを訪問
1/6(月)
・米連邦議会両院合同会議(トランプ次期大統領が選挙人投票で過半数を獲得したことを確認)(ワシントンDC)
・バイデン大統領がメキシコ湾など幅広い海洋で石油と天然ガスの掘削を禁止する覚書を公表
・米国防総省が騰訊控股(テンセント)と寧徳時代新能源科技(CATL)を「中国軍事企業」に指定すると発表
・米連邦準備理事会(FRB)のバー金融監督担当副議長が2月末に辞任すると発表
・日本製鉄とUSスチールがバイデン大統領の買収阻止命令の違法を主張しバイデン大統領、対米外国投資委員会(CFIUS)、イエレン財務長官、ガーランド司法長官を相手方として米連邦控訴裁に提訴、クリーブランド・クリフスと全米鉄鋼労働組合(USW)の買収妨害を主張しクリフス、同社のゴンカルベスCEO、USWのマッコール会長を相手方としてペンシルベニア州西部地区連邦地方裁判所に提訴
・中国共産党の中央規律検査委員会の全体会議(北京、~8日)
・韓国の高官犯罪捜査庁が尹錫悦大統領の逮捕状をソウル西部地裁に再請求
・北朝鮮が内陸部から北東に向けて弾道ミサイル1発を発射したと韓国軍合同参謀本部が発表
・カナダのトルドー首相が辞意を表明
・インドネシアがBRICSに加盟したとブラジルが発表
・オーストリアのファンデアベレン大統領が自由党のキクル党首に連立協議を指示
・シリア暫定政権のシェイバニ外相がUAEを訪問
1/7(火)
・トランプ次期大統領の記者会見(フロリダ州パームビーチ)
・フロリダ州連邦地裁がトランプ前大統領の連邦議会襲撃事件への関与に関する事件と機密文書の持ち出しに関する事件に関する捜査報告書の公表の一時差止命令
・LA近郊のパシフィック・パリセーズで大規模な山火事が発生
・ソウル西部地裁が尹錫悦大統領の逮捕状を再発行
・シリア暫定政権のシェイバニ外相がヨルダンを訪問
・国民戦線のジャン=マリー・ルペン初代党首が死去
・日米外相会談(東京)
1/8(水)
・バイデン大統領がイタリア訪問中止を発表
・トランプ次期大統領と共和党の上院議員が会談(ワシントンDC)
・国際港湾労働者協会(ILA)と米国海事同盟(USMX)が労使契約の暫定合意を発表
1/9(木)
・カーター元大統領の国喪式(米市場休場)
・米主催のウクライナへの軍事支援に関する多国間会議(ドイツ・ラムシュタイン空軍基地)
・米下院が国際刑事裁判所(ICC)への制裁法案を可決
・レバノン議会がジョセフ・アウン国軍司令官を大統領に選出
・石破首相がマレーシアとインドネシアを訪問(~12日)
1/10(金)
・NY州地裁がトランプ前大統領に不倫の口止め料支払いに関する業務記録の改竄に関する犯罪について無条件放免とする判決
・米連邦最高裁がTikTok規制法の合憲性に関する訴訟の口頭弁論
・米・ウクライナ首脳電話会談
・ベネズエラのマドゥロ大統領の3期目の就任式(カラカス)
1/11(土)
・日本製鉄とUSスチールが買収計画を破棄する期限が2月2日から6月18日まで延長されたと発表
・中英経済・財政金融対話(北京)
・ウクライナのゼレンスキー大統領がクルスク州で北朝鮮兵2人を捕虜にしたと表明
・日・インドネシア首脳会談(ジャカルタ)
●トランプのカナダ、グリーンランド、パナマ運河に関する発言
トランプ次期大統領がカナダ、グリーンランド、パナマ運河の併合を示唆する言動を続けています。先週も記者会見でその意思をあらためて強調し、長男のドナルド・トランプ・ジュニアがグリーンランドを訪問しました。
カナダについてはトルドー首相が辞意を表明しましたが、その直後にトランプは「カナダの多くの人は51番目の州であることを望んでいる」「カナダが米国と統合すれば、関税もなく、税金はずっと下がる」とトゥルース・ソーシャルに投稿しました。
大統領に就任する前からすでにトランプの外交が始まっている観がありますが、これをどう見るべきかについて解説します。またカナダの今後については次項で述べます(※メルマガで解説)。
●カナダのトルドー首相の辞任
トルドーの辞任の意義と今後のカナダ政治の展望について、米国との関係を含めて解説します(※メルマガで解説)。
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今週の動き
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今週の一冊
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します。
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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます。
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あとがき
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■ 歴代大統領ら参列し、カーター氏に別れ ワシントンで国葬(1月10日付CNN)
カーター元大統領の国葬には現職の正副大統領であるバイデンとハリスに加え、クリントン、ブッシュ、オバマ、トランプと歴代の4人の大統領も出席していました。40年間のホワイトハウスのドラマがよみがえるようで、壮観でした・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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