2024/11/04 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(11/3~9)米大統領選直前の動き
奥山真司さんの戦略論の講義を時事問題をケーススタディとしながら聞けるという、何とも贅沢なメルマガです。本格的な配信は2週目からの予定とのこと。ぜひご覧いただければと思います。私も楽しみにしています。
さて、今週はいよいよ米大統領選です。本メルマガも今週はこのテーマ一本に絞り、結果の予想やその後の展望はもちろん、投票日当日の見どころ、速報など、どこよりも詳しく、他では見られない独自の考察をお届けしたいと思っています。ご期待下さい。
【目次】
1.先週の動き
● 米大統領選直前の動き
2.今週の動き
● 米大統領選挙
3.今週の映画
4.近況報告
5.あとがき
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先週の動き
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10/27(日)
・トランプ前大統領がNY市のマディソン・スクエア・ガーデンで選挙集会
・リトアニア議会選挙・決選投票(野党・社会民主党が第1党)
・ウズベキスタン議会選挙(与党・自由民主党が勝利)
・ウルグアイ大統領選挙(1位ヤマンドゥ・オルシ前カネロネス県知事、2位アルバロ・デルガド前大統領府長官、11/24に決選投票)
・衆議院議員選挙(与党が過半数割れ)
10/28(月)
・ハリス副大統領がミシガン州サギノーとマコームで選挙集会
・トランプ前大統領がジョージア州アトランタで選挙集会
・米国防総省がロシアに派遣された北朝鮮の兵士は計1万人に達したとの分析を表明
・NATO大使級理事会(ブリュッセル)
・イスラエルで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の自国内での活動を禁止する法律が成立
・ジョージアで議会選の結果に対する大規模な抗議デモが発生
・日中韓外務次官級協議(東京)
10/29(火)
・ハリス副大統領がワシントンDCで選挙集会
・中国が韓国人を反スパイ法違反で拘束していると発表
・ヒズボラがナイム・カセムを最高指導者に選出
・サウジの国際投資会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ(FII)」(リヤド、~31日)
10/30(水)
・ハリス副大統領がウィスコンシン州マディソンで選挙集会
・トランプ前大統領がペンシルバニア州アレンタウン、ウィスコンシン州グリーンベイで選挙集会
・24年7~9月期の米国の実質GDP成長率(速報値)の発表(前期比年率+2.8%)
・EUが中国製EV追加関税の適用を実施
・国連安保理がロシアへの北朝鮮の派兵に関する緊急会合(NY)
・英国のスターマー政権が初の予算案を議会に提出
・24年7~9月期のユーロ圏の実質GDP成長率(速報値)の発表
・ボツワナ総選挙(与党・ボツワナ民主党が敗北)
10/31(木)
・ハリス副大統領がアリゾナ州フェニックス、ネバダ州ラスベガスで選挙集会
・トランプ前大統領がニューメキシコ州アルバカーキ、ネバダ州ヘンダーソンで選挙集会
・北朝鮮が平壌一帯から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射したと韓国軍合同参謀本部が発表(北朝鮮は新型ICBM「火星19型」を発射したと発表)
・G20財務相・保健相合同会議(リオデジャネイロ)
11/1(金)
・ハリス副大統領がウィスコンシン州ミルウォーキーで選挙集会
・トランプ前大統領がウィスコンシン州ミルウォーキー、ミシガン州ウォーレンで選挙集会、ミシガン州ディアボーンを訪問
・ロ朝外相会談(モスクワ)
11/2(土)
・ハリス副大統領がジョージア州アトランタ、ノースカロライナ州シャーロットで選挙集会
・トランプ前大統領がノースカロライナ州ガストニアとグリーンズボロ、バージニア州セーラムで選挙集会
・イランのハメネイ最高指導者がイスラエルへの報復を行うと表明
・英保守党がベーデノック前ビジネス貿易相を新党首に選出
●米大統領選直前の動き
先週は米大統領選前の最後の1週間ということで、ハリス副大統領とトランプ前大統領の両陣営は文字どおり最後の追い込みをかけました。
両候補は連日、激戦7州で選挙集会を開催し、ハリスはホワイトハウス前の広場(エリプス)でも演説を行いました。議事堂襲撃事件が起こる直前にトランプが支持者の前で演説を行ったところです。ワシントン・モニュメントもあり、DCに住んでいた私にとっても思い出深い場所です。
一方、トランプは以下の記事で述べていたとおり、NY市のマディソン・スクエア・ガーデンで選挙集会を行いましたが、思わぬハプニングが発生しました。ゲストのコメディアンが「プエルトリコはゴミの島」「ラテン系は子どもを作るのが大好きで中出しするだけだ」などとんでもないジョークを連発したのです。
・「米大統領選まで1週間」(10/28)
この発言はもちろん、トランプも激しく批判されました。プエルトリコ系のジェニファー・ロペス、リッキー・マーティン、マーク・アンソニー、バッド・バニーらが相次いでハリス支持を表明しました。
ところがこの後、バイデン大統領が事態をさらに複雑にしました。コメディアンの「ゴミ」発言を受け、ラテン系有権者に向けたビデオ動画で、「私が目にする唯一のゴミは彼(トランプ)の支持者だ」と聞こえる発言をしてしまったのです。
ホワイトハウスは「ゴミ」とは「supporters」ではなく「supporter’s」、つまり「トランプの支持者の発言(=コメディアンのジョークなど)」を指したものだと釈明しましたが、多くもメディアはバイデンの「失言」として取り上げました。しかも速記者による記録では「supporters」とされていたが、ホワイトハウスの指示で「supporter’s」に修正されたとも報じられました。
トランプは早速このバイデンの発言に食いつき、ゴミ収集車に乗り込むパフォーマンスを見せ、「この車はカマラとバイデンのために用意した」「私はプエルトリコを愛している。コメディアンの発言は知らん」と述べました。支持者には「貴方たちはゴミじゃない!貴方たちは国の宝だ!愛している!」というメールを配信し、選挙集会にもゴミ収集のときの格好そのままで登場しました。
これらを含めた選挙直前の動きについてコメントします(※メルマガで解説)。
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今週の動き
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※米大統領選挙など。メルマガで解説。
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今週の映画
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します。
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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます。
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あとがき
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■ バイデン氏の「ごみ」失言、トランプ氏にとって大きな後押しか(10月31日付CNN)
メルマガ本文でもお伝えした話ですが、Xの投稿で取り上げたところ、「バイデンはそんなことを言っていない」「英語が分かればそういう解釈はあり得ない」といったコメントをいただきました。この件について思ったことを書きます(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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