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2024/10/14 00:00  | 今週の動き |  コメント(0)

今週の動き(10/13~19)米大統領選まで3週間、頼清徳の双十節演説、ノーベル平和賞


LAドジャーズが地区決勝シリーズ進出。ダルビッシュ山本由伸の日本人投手の対決で盛り上がりましたが、次の対戦相手であるNYメッツからは千賀滉大選手が第1戦に先発とのこと。大谷翔平選手以外の日本人選手も主役級の活躍で、すっかりメジャーも身近なスポーツになりました。

石破首相はラオスから帰国してすぐに党首討論会に参加。今週選挙の公示、2週間後にもう投票ですが、グッチーポストが誇る政界メルマガ「永田町ディープスロート」も特別キャンペーンを予定しています。近く編集部から発表がありますので、ご期待下さい。

さて今週は、いよいよあと3週間に迫ってきた米大統領選について詳しく解説します。また台湾の頼清徳総統の画期的な演説についてもその真意を読み解きます。

【目次】

1.先週の動き
(1)米大統領選まで3週間
(2)頼清徳の双十節での演説
2.今週の動き
3.今週のドラマ
4.近況報告
5.あとがき

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先週の動き
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10/6(日)
・チュニジア大統領選挙(サイード大統領が再選)

10/7(月)
・ハリス副大統領がハマスのイスラエル攻撃1年に関する演説(ワシントンDC)
・中国共産党の中央規律検査委員会が唐一軍前司法相の党籍剝奪を発表
・北朝鮮の最高人民会議(平壌)
・韓比首脳会談(マニラ)
・ロシア・トルコ首脳電話会談
・印・モルディブ首脳会談(デリー)
・ノーベル生理学・医学賞発表(ビクター・アンブロスとゲイリー・ラブカン)

10/8(火)
・バイデン大統領がドイツとアンゴラ訪問を延期
・イスラエルのガラント国防相が訪米を延期
・イスラエルのネタニヤフ首相がヒズボラの後継候補2人を排除したと発表
・独立国家共同体(CIS)首脳会議(モスクワ)
・インドのハリヤナ州とジャンムー・カシミールの議会選挙の開票(ハリヤナ州ではBJPが勝利、ジャンムー・カシミールでは野党連合が勝利)
・ノーベル物理学賞発表(ジョン・ホップフィールドとジェフリー・ヒントン)

10/9(水)
・米・イスラエル首脳電話会談
・トランプ前大統領がペンシルバニア州スクラントンで選挙集会
・アリゾナ州で期日前投票が開始
・大型ハリケーン「ミルトン」がフロリダ州に上陸
・ASEAN首脳会議(ビエンチャン)
・タタ・グループのラタン・タタ元会長が死去
・モザンビーク総選挙
・衆議院解散(27日に総選挙)
・ノーベル化学賞発表(デミス・ハサビス、ジョン・ジャンパー、デービッド・ベーカー)

10/10(木)
・ハリス副大統領がスペイン語放送ユニビジョンのタウンホールに参加(ラスベガス)
・オバマ元大統領がペンシルバニア州ピッツバーグで選挙集会
・トランプ前統領がミシガン州デトロイト経済クラブで演説
・双十節(中華民国の建国記念日)(頼清徳総統が演説)
・ASEAN+3首脳会議(ビエンチャン)
・中・ASEAN首脳会議(同)
・韓・ASEAN首脳会議(同)
・日・ASEAN首脳会議(同)
・中豪首脳会談(同)
・日中、日韓、日印首脳会談(同)
・朝鮮労働党創立記念日
・ノーベル文学賞発表(ハン・ガン)

10/11(金)
・ハリス副大統領がアリゾナ州スコッツデールで選挙集会
・東アジアサミット(ビエンチャン)
・AZEC首脳会合(同)
・米・ASEAN首脳会議(同)
・中・EU首脳会談(同)
・日越、日・ラオス、日豪首脳会談(同)
・ロシア・イラン首脳会談(アシガバート)
・ノーベル平和賞発表(日本被団協)

10/12(土)
・トランプ前大統領がカリフォルニア州コーチェラで選挙集会
・中国の李強首相がベトナムを訪問(~14日)
・中国の藍仏安財政相が財政政策に関する記者会見(北京)

●米大統領選まで3週間

米大統領選の投開票日の11月5日まであと3週間となりました。選挙戦はいよいよ最終局面に入っています。

ハリス副大統領とトランプ前大統領は激戦州で連日のように選挙イベントを開催し、メディアのインタビューに応じています。特にハリスはCBSの60ミニッツ、ABCの「ザ・ビュー」、「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」、ラジオ番組「ハワード・スターン・ショー」、ポッドキャストの「コール・ハー・ダディ」といった番組に立て続けに出演しました。

ハリスはメディケアを拡大して在宅高齢者介護をカバーすることを提案しました。トランプは自動車ローンの利子を税控除の対象とする新たな減税案を提案しました。

また、大型ハリケーン「ミルトン」がフロリダ州に上陸し、フロリダ州のロン・デサンティス知事とジョージア州のブライアン・ケンプ知事が非常事態を宣言しました。ミルトンは広範囲で被害を与え、少なくとも26人が死亡、暫定的な被害総額は300億ドルに上ると推定されています。

これらの動きと世論調査の最新の状況を踏まえ、今後の大統領選の展望を解説します(※メルマガで解説)。

●頼清徳の双十節での演説

台湾の頼清徳総統が就任後初めて双十節(中華民国の建国記念日)での演説を行い、中国本土との関係について述べました。

頼清徳は、「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属する関係にはない」「中華人民共和国には台湾を代表する権利はない」「国家の主権を堅持し、侵犯や併合を許さない」と述べました。双十節での演説に先立ち10月5日に行った国慶晩会での演説では、「中華人民共和国は中華民国の人々にとっての祖国にはなり得ない」「75歳以上の中華人民共和国の人々にとって中華民国は祖国かもしれない」とも述べました。

中国は「台湾は中国領土の不可分の一部であり、中華人民共和国は全中国を代表する唯一の合法的な政府である」「中国は最終的に統一される」「台湾に主権はない」と述べ、強く反発しました。

頼清徳の発言にはこれまでになかった表現が盛り込まれており、注目に値します。その意義と今後の展望について解説します(※メルマガで解説)。

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今週の動き
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※メルマガで解説。

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今週のドラマ
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します。

※メルマガをご覧下さい。

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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます。

※メルマガをご覧下さい。

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あとがき
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ノーベル平和賞、日本被団協に 被爆者証言が「核のタブー」成立に貢献と評価(10月11日付BBC)

ロシアの核兵器使用の脅しが懸念される中での「Nihon Hidankyo」の受賞。核使用をタブーとする規範を確固たるものにすることに貢献する、意義のある委員会の決定だったと思います。被団協の方々の長年にわたる真摯な努力が評価されたことも素晴らしいことです・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。

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