2024/03/18 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(3/17~23)トランプとバイデン再対決、TikTok禁止法案、バイデン・民主党とネタニヤフ、ロシア大統領選
【目次】
1.先週の動き
(1)トランプとバイデンの再対決
(2)TikTok禁止法案の下院可決
(3)バイデン政権・民主党とネタニヤフ
2.今週の動き
● ロシア大統領選
3.今週の一冊
4.近況報告
5.あとがき
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先週の動き
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3/10(日)
・中国の第14期人民政治協商会議(政協)第2回会議の閉幕(北京)
・ハンガリーのオルバン首相が公営放送のインタビューで3月8日のトランプ前大統領との会談を説明
・ポルトガル総選挙(1位社会民主党、2位社会党、3位シェーガ)
・ラマダン(~4/14)
・アカデミー賞授賞式(ハリウッド)
3/11(月)
・バイデン大統領が25会計年度(24年10月~25年9月)の予算教書を公表
・米国家情報長官室(ODNI)が世界的な脅威に関する年次報告書を公表(上院情報委員会が公聴会を開催、ヘインズ国家情報長官、バーンズCIA長官らが証言)
・トランプ前大統領がCNBCのインタビューで再選後の政策を説明
・中国の第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の閉幕(北京)
・中国 ロシア、イランの海上合同軍事演習(オマーン湾、~15日)
・北朝鮮の朴明浩外務次官とモンゴルのフレルスフ大統領が会談(ウランバートル)
・ロシアのニジニーノブゴロド州でドローンによる製油所への攻撃
・スウェーデンのNATO加盟式典(ブリュッセル)
・ハイチのアンリ首相が辞意を表明
3/12(火)
・米・ポーランド首脳会談(ワシントンDC)
・バイデン大統領と全米トラック運転手組合(チームスターズ)執行部が会談(ワシントンDC)
・サリバン大統領補佐官がウクライナへの3億ドルの軍事支援を発表
・米下院司法委員会でハー元特別検察官がバイデン大統領の機密文書持ち出し問題について証言
・米大統領選挙予備選(ジョージア州、ミシシッピ州、ワシントン州、ハワイ州、北マリアナ諸島)(民主党はバイデン大統領、共和党はトランプ前大統領が過半数の代議員を獲得)
・台湾の蕭美琴・次期副総統が訪米中とWSJが報道
・ロシア軍がウクライナのドネツク州のアウディーイウカの南西にある集落を制圧したと発表
・ロシアのベルゴロド州とクルスク州でウクライナ側から攻撃があったとロシア国防省が発表(ロシア人の武装勢力「ロシア義勇軍団」が攻撃を発表)
・ロシアのベルゴロド州、リャザン州、レニングラード州でドローンによる製油所等への攻撃
3/13(水)
・米下院がTikTok禁止法案を可決
・オランダの自由党のウィルダース党首が首相就任を断念する意向を表明
3/14(木)
・バイデン大統領が日本製鉄によるUSスチールの買収に関する声明
・ハリス副大統領がミネソタ州セントポールの人工妊娠中絶施設を視察
・米国務省がヨルダン川西岸でパレスチナ人住民への暴力に関与したユダヤ人入植者3人と2団体を制裁対象に追加
・米民主党のシューマー上院院内総務が議会演説でイスラエルのネタニヤフ首相に早期に総選挙の実施を要求
・NY州の検察がトランプ前大統領の不倫の口止め料支払いに関する業務記録の改竄容疑の事件の3月25日に予定される初公判の最長30日間の延期を受け入れると表明
・NATOが23年の年次報告書を公表
・IPEF閣僚会合(オンライン)
・スペースXがテキサス州の宇宙基地から史上最大のロケット「スターシップ」を打ち上げ
・中国漁船が金門島付近の海域で転覆
・中国四川省の西昌衛星発射センターが3月13日のロケット「長征2号丙」と「遠征1号S」による衛星打ち上げの失敗を発表
・パレスチナ自治政府のアッバス議長がパレスチナ投資基金のムハンマド・ムスタファ総裁を首相に指名
3/15(金)
・米・アイルランド首脳会談(ワシントンDC)
・バイデン大統領がシューマー上院院内総務の演説を支持
・NY州地裁が3月25日に予定していたトランプ前大統領の不倫の口止め料支払いに関する業務記録の改竄容疑の事件の公判を30日間延期
・中国海警局が金門島付近の海域でパトロールを行ったと発表
・ロシア大統領選挙(~17日)
・独仏ポーランド首脳会談(ベルリン)
・イスラエルのネタニヤフ首相がガザ最南部ラファへの攻撃計画を承認
3/16(土)
・中国海警局が金門島付近の海域でパトロールを行ったと発表
・ロシアのベルゴロド州とサマラ州でウクライナ側から攻撃があったとロシア国防省が発表
●トランプとバイデンの再対決
ジョージア、ミシシッピ、ワシントンの3州で予備選が開催され、トランプ前大統領とバイデン大統領がそれぞれ共和党と民主党の大統領候補指名争いにおいて過半数の代議員を獲得しました。
これにより大統領選は再びトランプとバイデンの対決になることが確定しました。直近の動きを踏まえて、今後の展望についてあらためてコメントします(※メルマガで解説)。
●TikTok禁止法案の下院可決
米連邦下院がTikTokの米国内での利用を禁止できる法案を可決しました(賛成352、反対65)。中国の親会社バイトダンスに対し、6か月以内にTikTokの議決権株式を売却しなければ、米国でのアプリ配信を禁止するとしています。
バイデン大統領は、この法案が上院で可決されればすぐに署名すると述べました。一方、トランプ前大統領は、大統領だったときにはバイトダンスの排除に動いていましたが、下院での可決の直前には「TikTokがなければフェイスブックをより強くしてしまう」と述べ、かつての強硬姿勢から一転してTikTokを擁護するかのような姿勢を見せました。
今回の法案可決の意義と今後の展望について解説します(※メルマガで解説)。
●バイデン政権・民主党とネタニヤフ
民主党のチャック・シューマー上院院内総務がガザ戦争に対するイスラエルのアプローチを批判する演説の中で、ネタニヤフ首相を公然と批判しました。ハマス、パレスチナ自治政府のアッバス議長、極右のイスラエル人と並べて、ネタニヤフを和平に対する「4つの障害」の一つと呼び、早期に総選挙を実施することでイスラエルの民意を問うべきだと主張しました。
バイデン大統領は、シューマーの演説は多くの米国民が共有する深刻な懸念を表明したものであり、良い演説だったとして、支持する意向を表明しました。演説内容は事前に知らされていたとも述べました。
シューマーの発言は、驚くべき内容を含んでおり、米国のイスラエル・ネタニヤフに対する現在の考え方を読む上で重要なヒントを提供するものでした。その意味について解説します。イスラエルのガザでの軍事作戦と停戦の展望についてもあわせてコメントします(※メルマガで解説)。
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今週の動き
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(※ロシア大統領選挙など。メルマガで解説。)
※ロシア・ウクライナ戦争の展望についても書く予定だったのですが、長くなってしまったので次回以降に取り上げます。
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今週の一冊
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します(※メルマガをご覧下さい)。
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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます(※メルマガをご覧下さい)。
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あとがき
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■ 「オッペンハイマー」が7冠、米アカデミー賞 平和へのメッセージ伝えるスピーチも(3月11日付BBC)
日本の2作品の受賞、ウクライナ映画の初受賞、ロバート・ダウニー・ジュニアとエマ・ストーンの人種差別を疑われる行動(おそらく誤解のようですが)、ジミー・キンメルのトランプ前大統領の批判など、見どころが多かった今年のアカデミー賞ですが、最もインパクトがあったのは・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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