2024/01/06 12:00 | ご挨拶 | コメント(1)
年始におもうこと
犠牲になられた方々に哀悼の意をささげるとともに、今なお、不便で苦しい生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞い申し上げます。また、災害直後に羽田空港から被災地に赴くはずだったにも関わらず直前で命を落とされた海上保安庁隊員の方々にも、お悔やみ申し上げます。災害さえなければ、どなたも平穏なお正月を過ごしていたはずでした。しかし、そんな日常が突如断たれる、その悲しみはいかばかりでしょうか。
この1週間は、現地の悲惨な状況が伝えられ、日に日に実態が明らかになり、復旧にも大変困難を極めていることが分かります。しかし、その中でも、自衛隊をはじめ、全国から消防や熟練した災害ボランティア(災害救助犬も)、病院や役場の職員の方々、そして、民間のメーカーのトラックなどが食料を運ぶ姿を見るたびに、感謝と感動をおぼえます。
これは、JAL機の乗客が全員助かったニュースの裏で、大変迅速かつ的確な判断をされた乗務員の方々にも通じる話です。復興に携わっている方も、乗務員の方も、常に訓練され、プロとしての矜持をもち職務にあたられ、これ以上の尊敬はありません。自分の命も危ういのに、人のために、お客様のために、ここまで一生懸命に動けるのかと、自分に問いかけながら報道を目にしています。
そうした中、自分にできないことは何かないか、と考えている方も多いと思います。私なども、東日本大震災の後、現地で微力ながら復興の手伝いに参加したことがありましたが、すでに報道されていることからもわかるように今回は全く状況が異なります。そもそも、能登半島の付け根が隆起しており、被災地に入っていくこと自体が困難であったり、県内に主な幹線道路が1本しかないため、渋滞もひどく、半島を縦断するのに1日近くかかるという現状もあり、素人が行っても足手まといでしかない。
というわけで、Salt的には、義捐金や寄付をしながら、復興の進捗を応援したいと思います。いろいろな方法があると思いますが、例えば、石川県のHPには「令和6年能登半島地震に係る災害義援金の受付」のページが開設されており、間に第三者を挟むことなくお金を送ることができます。あるいは、ふるさと納税ポータルサイトからも寄付ができます。
そして、なにより、私たちにできるのは、仕事や消費をして、経済を止めないということでしょう。
3連休という方も、お正月休みの後半戦という方も、よい週末をお過ごしください。また月曜日のメルマガでお会いしましょう!
Salt
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One comment on “年始におもうこと”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
311の時などはTwitterなども使っておらずTVだけをみていましたが、今のようにSNSなどから情報を入手していると、いかに復旧が大変なのか、よりリアルにわかります。
また、中抜きされる募金より、こうした↑直接できる義捐金はいいですよね。さっそく第一弾やってみました。
年始から色々考えさせられる2024、引き続きよろしくお願いします。