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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/07/11 05:00  | 経済・通商・金融 |  コメント(6)

RCEP閣僚会合

RCEP中間閣僚会合(7月1日付首相官邸)
世耕経済産業大臣がRCEP閣僚会合を開催しました(7月2日付経済産業省)

RCEP(東アジア地域包括的経済連携)は、ASEAN10か国と日中韓豪NZ印(ASEANと二国間の自由貿易協定を締結している6か国)を加盟国とする多国間自由貿易協定(FTA)です。2005年に中国が提案したASEAN+3の自由貿易圏構想、07年に日本が提案したASEAN+6の自由貿易圏構想を出発点とし、10年から関係国による議論が開始され、13年から正式な交渉が始まっています。

アジアの多国間FTAとしてはTPPと並ぶ大規模なものですが、米国が入っておらず(トランプ政権はTPPから脱退したが、それ以前は米国が中心だった)代わりに中国が入っているのが最大の特徴です。また、インド、それにミャンマーやカンボジアといったASEANの後発国も含まれています。

前述のとおり、元々の構想を提案したのは中国と日本ですが、いずれもASEANを軸にしている点がポイントです。ASEANとそのパートナー国が連携するという構図であれば、域内国・域外国も受け入れやすいからです。ASEANという地域機構をうまく活用した枠組みといえます。

「ASEAN50年の光と影(1)/(2)」(17/12/5・6)

交渉は前述のとおり13年から始まっていますが、何度も「年内で合意を目指す」と言いながら、さっぱり進展しない・・という状況が続いてきました。先週、東京で閣僚会合が開催され、安倍首相も冒頭で演説を行い、あらためて「年内で合意を目指す」という目標を打ち出しました。首相がここまで言ったということで、日本もいよいよ本気になった・・という見方もあるようですが、さてどうなのか。

TPPに比べると地味で、あまり耳にしたことがないかもしれませんが、トランプ政権のTPP脱退と「貿易戦争」を受けて、期待と注目度が高まっているようです。読者の方からも取り上げて欲しいとのリクエストがありました。

また、そもそもWTOや自由貿易協定といった世界の経済統合は、専門的・技術的で分かりにくい・・という声も耳にします。

ということで、本日は、まず世界の経済統合の基本を解説した上で、RCEPの意義と今後の展望について考察します。

※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。

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RCEP閣僚会合
***********

●世界の経済統合
●RCEP交渉の停滞
●RCEP交渉の活性化?

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あとがき
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ケンドーコバヤシ氏への「夏休み『たびレジ』登録推進書記官」委嘱状の交付(7月3日付外務省)
「たびレジ」に登録して #ケンコバを大使に しよう!サイン入りグッズも当たる!(外務省)

ゴルゴに続いて、まさかのコラボ・・河野大臣のセンスでしょうか。

私もこれからは出張に行くたびに「たびレジ」に登録して、ケンコバ大使誕生の力になろうと思います。

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6 comments on “RCEP閣僚会合
  1. ペルドン より:
    RCEP閣僚会合

    会議は踊る・されど進まず・・の典型的な外交・・・
    参加国の外交官や担当者にとっては・・楽しい休暇・お喋りの時間・・含む日本の外交官にも。

    ケンド・コバヤシ・・WHO・?
    外務省・広報に飛んで・・やっとわかった・!判ったが一度も見たことがない。

    ここはやはりJDが・・上半身裸を披露して・知性と肉体を看板に次回から登場すべきだな・・・女性ファンが増えるぞ・メルマガの女性も増えるぞ・!!
    ( ^ω^)
    ( ^ω^)

  2. KB より:
    今さら聞けない、通商の世界

    WTOからFTAへ世界の流れが変わるときに起きた「考え方」の変化。全く考えたことなかったのですが、「そうだったのか!」、と思いました。
    貿易自由化の根本を整理できた感じですが、「世界の経済統合のそもそも」がおさらいできて、得した気分です。
    もちろん、ASEANを中心にした、RCEPの動き、トランプ後のTPPも、これを踏まえるとより面白くなりますね。

    日本の縦割り行政の弊害(?)が垣間見れましたが、この点では、今後誰がどのように指揮を執るのかも、注目してみたいと思いました。

  3. ペルドン より:
    Wサッカー

    我等JAPANの作戦が・・
    フランスに憑依し・・
    ベルギーに勝ったと誇大解釈すれば・・
    日本の監督も・・我々も・・
    幾分・・慰められるのでは・・・?!
    ( ^ω^)

  4. 下北のねこ より:
    学習能力

    今回のワールドカップの特徴は、相手の戦い方や、相手チームが戦った相手の戦法も分析して、どんどん吸収して、自分たちの戦い方を修正していってるとこだと思います。
    フランスがベルギーに勝ったのはベルドンさんがおっしゃられるように、日本戦が分析されて守備に生かされたことが大きいんでしょうね。
    あと予選リーグの対ペルー戦で徹底したカウンター狙いの相手に当たったのも大きかったと思います。ちなみに個人的にですがフランス対ペルー戦は今大会予選のベストマッチです。1対0のロースコアですが、私にとって一番面白い試合でした。

  5. 下北のねこ より:
    いいことばっかりって・・・反動が大きいんでしょうね。

    今大会のベルギーです。やりたいプレーを全力でやって、それが期待以上にアメージングな結果に結びついて毎試合興奮と幸せに満ちた大会だったんだろうと思います。フランス戦までは。
    多分、それ以上を夢見て、フランス戦ではやりたいことがすっかり抑え込まれて、不完全燃焼というか、やりきれない思いで八つ当たり状態になってる感じです。だけど、それくらい幸せな試合を何試合もできたってことだと思うんだけどなあ。
    今回の大会は、勝ち方負け方がやたらクローズアップされますね。それは健全なようで健全じゃない変な感じです。

  6. KB より:
    気にした方がいいのか?気にしなくていいのか?

    EPAなどの署名が終わり、「日EU共同記者会見」
    https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2018/0717eu_kaiken.html
    を見ました。

    この最後に「この協定を道しるべに、自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を共有するパートナーとして、自由貿易の旗を高く掲げ、ドナルド、そしてジャン=クロードとともに手を携え・・・」という一文がありました。

    クロドー欧州委員会委員長よりも、”ドナルド”の方が大事なのかな?

    とか、

    ”ドナルド”をここに持ってきたら、「米国の保護主義に対抗すべく、自由貿易、次はRCEP・・」という流れになりつつある中で、RCEP加盟国からの不満が出ないのだろうか・・?

    などと思ったのですが。そこまで、神経質に考える必要はないんでしょうか?

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