JDさんやSaltさん、そして密かにファンになった奥山さんなど豪華な執筆陣が多角的に解説してくれますが、毎日マーケットの動きを見ていて、逆説的にトランプ不感症になり始めた印象を受けています。

トランプ大統領の政策のうち、とくに関税、移民、税制はマーケットに大きな影響を与えます。そして当初は、例えばカナダやメキシコへの関税賦課とその一時凍結のようなニュースにマーケットは敏感に反応しました。

しかし、余りにも追うものが多く、全容が見えず、しかもコロコロ変わるので、一々織り込んでいても仕方ないとの諦めが出てきたように感じます。

これは、短期的にはボラティリティの低下につながる良い面を持ちます。ただ、トランプショックが価格に反映されていないとも言え、今後何か大きなことが起きると、市場がとても大きく動いてしまうリスクを抱えているとも言えます。とくに為替相場と株価ですね。

どうでしょうか？